更新日:2015年2月2日
後遺障害診断書の記載漏れを指摘。1900万円超の賠償額に。

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Aさん / 59歳 公務員(警察官)
症状固定前の段階で、適正な「等級」の認定と「賠償」を受けたいとのご依頼。
後遺障害の等級認定に必要な「診断書」のチェックを行い、必要な記載の追記を医師に依頼するなどし、1900万円を超える賠償額を獲得した事例。
事故はこうして起こった
Iさんは、奈良県天理市でバイクに乗って交差点を直進中、対向方向から右折してきた四輪車と衝突してしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Iさんは、右足の内果と踵骨を骨折され、足関節可動域制限・足指可動域制限・足のかかとの痛みの症状が残ってしまいました。
そして、症状固定が近づき、適正な等級の認定と賠償を受けたいとのことで「みお綜合法律事務所(大阪事務所)」に依頼されました。
当事務所では、後遺障害等級について被害者請求を行い、10級の等級が認定されました。そして、10級を前提として示談交渉をしたところ、最終的に1961万円まで交渉できたことから示談解決に至りました。
当事務所が関わった結果
その結果、10級の後遺障害が認定されました。
また、示談交渉において、休業損害・逸失利益について裁判基準を念頭に置いて交渉を行い、裁判をした場合を遜色ない金額となったことから示談解決となりました。
解決のポイント
後遺障害診断書のチェック (等級認定に必要な記載モレの指摘)
Iさんには、足関節可動域制限・足指可動域制限・足のかかとの痛みの症状が残っていましたが、当初主治医の先生が記載した後遺障害診断書には足指の可動域制限の記載がありませんでした。
そこで、主治医の先生に足指可動域の測定と診断書への追記をしていただきました。
その結果、10級の後遺障害等級が認定されました。
仮に、後遺障害診断書をチェックすることなく後遺障害の申請をしていた場合、11級の認定になったと思われますので、弁護士のチェックにより適正な後遺障害等級が認定された事例ということができます。
休業損害の算定 (追加で支払いを受けられた)
Iさんは、事故により休業し、保険会社から既に休業損害の支払いを受けていました。
しかし、通常は事故前3か月の収入を基礎として休業損害を算定すべきところ、算定方法が異なっており、そのため、十分な休業損害が支払われていませんでした。
当事務所では、事故前3か月の収入を基礎として休業損害の算定をして、追加で休業損害の支払いを受けることができました。
また、Iさんは、事故により警察官としての仕事ができなくなり、事故からしばらくして退職されていました。
これについて、保険会社は退職後の休業損害の支払をしていませんでしたが、事故により退職されたことが明らかでしたので、退職後の休業損害の請求をし、この点についても追加で休業損害の支払いを受けることができました。
担当弁護士のまとめ

この天理市の事例では、弁護士が後遺障害診断書の内容のチェックを行い、記載漏れがある部分の追記を行うことで、適正な後遺障害等級が認定されました。
これにより、後遺障害等級が11級から10級となり、最終賠償額としても数百万円ほどの差がついたということができます。
また、Iさんは休業損害の支払をすでに受けていましたが、算定方法等に問題があったことから追加の請求を行いました。これにより、追加で150万円ほどの休業損害を受けることができました。
本件は、弁護士が後遺障害診断書や、損害項目についてそれぞれチェックし、交渉することで、賠償額について大きな差がついた事例ということができます。
この記事を見た後にみている記事は?
むち打ち非該当事案で、示談金を15万円増額して解決。詳しく見る
取得金額
82万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
治療終了後に保険会社から提示された金額について増額できるのではないかと考えられ、 ご依頼いただきました。 弁護士による交渉で約15万円示談金が増額になり示談が成立しました。
詳しくはこちら >
更新日:2018年9月26日
鎖骨変形と痛みが残り、交渉により374万円で解決。詳しく見る
取得金額
374万円
受傷部位
背骨・体幹骨
後遺障害等級
12級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
交通事故で鎖骨を骨折し、変形と痛みが残った方から後遺障害申請と示談交渉の依頼を受けました。後遺障害は12級認定、示談交渉では過失割合30%ながら374万円で解決ができました。
詳しくはこちら >
更新日:2021年12月2日
日常生活事故で胸椎圧迫骨折の怪我をした事案の示談交渉詳しく見る
取得金額
1119万円
受傷部位
背骨・体幹骨
後遺障害等級
11級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
日常生活上の事故で胸椎圧迫骨折をした方から、後遺障害申請と保険会社との示談交渉をお受けしました。後遺障害手続きで11級認定後、示談交渉により1119万円の示談金で解決ができました。
詳しくはこちら >
更新日:2023年12月20日
咀嚼障害で12級認定。20%過失がありつつも570万円で解決。詳しく見る
取得金額
570万円
受傷部位
顔面,目,耳,鼻,口
後遺障害等級
12級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
Nさんは、顎を強打され、物を噛みにくいという症状が残ってしまいました。 後遺障害は12級認定、 示談交渉では、基礎収入の問題点と20%の過失相殺で減額を受けましたが、 570万円で解決に至りました。
詳しくはこちら >
更新日:2019年1月8日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (11)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (6)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (21)
- 11級 (44)
- 12級 (66)
- 13級 (3)
- 14級 (98)
- 非該当 (154)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (11)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (36)
- 関節可動域制限・機能障害 (95)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (73)
- むちうち (87)
- 完治 (107)
- その他 (11)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (102)
- 損害保険ジャパン (95)
- 三井住友海上 (56)
- あいおいニッセイ (52)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (2)
- セゾン自動車火災 (4)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (18)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (16)
- トラック共済 (16)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (25)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合