更新日:2014年3月11日
受傷部以外の障害を医学的に立証して、後遺障害の等級をアップ。

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Aさん(60代)主婦
見落とされがちな受傷部以外の障害を面接調査で確認し、医学的に立証。裁判により、後遺障害等級の繰り上げと、過失相殺0の主張が合わせて認められました。
事故はこうして起こった
平成22年の某月、Aさん(60代・女性)が、大阪市鶴見区の信号のある横断歩道を渡っていたところ、信号無視の自転車が横断歩道に進入し、Aさんと衝突してしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故によってAさんは、左大腿骨頸部骨折の怪我を負い、左股関節を人工関節に置換しました。通常、自転車には賠償保険が付帯されていないことが多いのですが、本件の場合は付帯されており、保険会社から示談案の提示がない段階で当事務所が受任しました。その後、任意保険会社による等級認定、後遺障害等級は10級とされましたが、等級に納得できず訴訟を提起。1審での和解により、24,500,000円の損害賠償金を取得することができました。
なお、この事件が解決したのは、平成25年です。
当事務所が関わった結果
解決のポイント
受傷部以外の障害と事故の因果関係を立証

この鶴見区の事故でAさんは左大腿骨頸部を骨折しましたが、日常生活の支障について面接調査を実施した結果、受傷部以外の足関節等にも、自動値による可動域制限が残っていることがわかりました。そこで、より上位の等級の認定を求めて裁判を提起することにしました。
カルテの記載等も踏まえながら、足関節等の障害と今回の交通事故の因果関係を医学的に主張・立証した結果、後遺障害等級9級を前提とする裁判所からの和解案が提示されました。
事故状況の再検証で過失割合を0に。
Aさんが「青色点滅で横断歩道を渡り始めた」とする保険会社の主張通りだとすれば、過失割合は一般的な過失相殺の10%になります。これに対し当方は、警察の実況見分調書をもとに、加害者の運転態様等も勘案して、Aさんの過失は0%と主張・立証しました。
その結果、裁判所に当方の主張が認められ、Aさんの過失0%を前提とする和解案が提示されました。
担当弁護士のまとめ

自転車に保険が付いていた稀な例で、事故後の早い段階で受任しました。その後、保険会社から事前認定での後遺障害等級を通知された際、すぐに診断書に不備があると判断し、上位の等級認定を求めて裁判に移行しました。その結果、裁判所から当方の主張を反映した和解案を提示いただき、交渉を有利に進めることができました。
この記事を見た後にみている記事は?
肩関節可動域制限・鎖骨変形11級認定。示談交渉で980万円で解決。詳しく見る
取得金額
980万円
受傷部位
上肢
後遺障害等級
11級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
鎖骨を骨折され肩可動域制限と鎖骨変形が残ってしまいました。 後遺障害11級が認定されたところでご依頼いただき、示談交渉で980万円で解決に至りました。
詳しくはこちら >
更新日:2018年11月29日
追突事故に遭ったものの、治療を続けて完治。示談金120万円で解決。詳しく見る
取得金額
120万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
追突事故で、頚椎捻挫・頭部打撲血種の怪我をして4か月ほどの治療で完治しました。治療終了後の保険会社との交渉では、休業損害と慰謝料の合計120万円で示談解決ができました。
詳しくはこちら >
更新日:2023年6月12日
弁護士による示談交渉で、示談金額が5倍近くに増額。詳しく見る
取得金額
53.8万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
追突事故でむち打ちの怪我をしたものの、2か月の治療で完治。保険会社から10.8万円の示談提示があり、弁護士に示談交渉を依頼したところ、5倍近くの53.8万円に増額になりました。
詳しくはこちら >
更新日:2023年1月13日
肩関節可動域制限10級の示談交渉事例詳しく見る
取得金額
1898万円
受傷部位
上肢
後遺障害等級
10級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
Iさんは、交通事故に遭い、左上腕骨近位端骨折の怪我をされました。大きな怪我をして手続きに不安を感じたため、手続きをご依頼いただきました。最終的に、後遺障害10級、示談金1898万円で解決できました。
詳しくはこちら >
更新日:2020年7月22日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (11)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (6)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (21)
- 11級 (44)
- 12級 (66)
- 13級 (3)
- 14級 (98)
- 非該当 (157)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (11)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (36)
- 関節可動域制限・機能障害 (95)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (73)
- むちうち (87)
- 完治 (110)
- その他 (11)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (102)
- 損害保険ジャパン (96)
- 三井住友海上 (57)
- あいおいニッセイ (53)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (2)
- セゾン自動車火災 (4)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (18)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (16)
- トラック共済 (16)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (25)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合