更新日:2020年3月14日
自転車事故に遭い、第12胸椎圧迫骨折の怪我をされた方の示談交渉

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Tさん 70代 主婦
被害者の方は歩行中に自転車に追突され、胸椎圧迫骨折の怪我をされました。
当事務所で後遺障害の手続き、保険会社との示談交渉を行い、
800万円の示談金を得ることができました。
事故はこうして起こった
Tさんは、大阪市大正区の横断歩道を渡り終えてそのまま歩道を歩行していたところ、
高校生の運転する自転車に追突されてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故でTさんは、第12胸椎圧迫骨折の怪我をされ、治療終了時にも、
脊柱の変形と変形した胸椎部分の痛みが残存してしまいました。
Tさんは、治療を続けても完治しないことから、
今後の手続きに不安があるとして「みお綜合法律事務所(大阪事務所)」へ相談に来られました。
当事務所では、Tさんから依頼を受けて後遺障害認定と示談交渉を行いました。
その結果、後遺障害は11級7号となり、
示談交渉により800万円の賠償金を得ることができました。
当事務所が関わった結果
そのやり方が分かりませんでした。
そのため、ご家族とともにご来所いただき手続きを当事務所で受任しました。
受任後は、後遺障害診断書をTさんの主治医の先生に記載いただき、
示談交渉の前に相手方代理人との間で
後遺障害等級が11級7号で間違いないことを確認しました。
また、示談交渉では、主婦としての休業損害、
後遺障害逸失利益、入通院慰謝料、後遺障害慰謝料を請求し、
交渉の結果800万円で和解が成立しました。
解決のポイント
自転車事故における後遺障害の申請

自転車事故では自賠責保険がないため、後遺障害申請の方法が自動車事故とは異なります。
また、加害者に賠償責任保険がついていても、
自動車事故と比較して全体的に保険会社があまり関与しないことが多いようで、
手続きの進め方に迷われる方が多いようです。
例えば、症状固定前は、怪我をされた方が病院の窓口で治療費を負担し、
負担した治療費を加害者の保険会社に請求する形をとっていることがよくあります。
Tさんも後遺障害の申請方法が分からないということで、
当事務所に後遺障害の申請手続きを依頼されました。
当事務所では、後遺障害診断書を主治医の先生に作成していただき、
内容に問題ないかを確認して後遺障害の申請を行いました。
その結果、脊柱の変形が残存しているとして適切な後遺障害等級(11級7号)が認定されました。
賠償金交渉
加害者が自転車の場合でも、
自動車事故の場合と同じように最終的に賠償金の交渉が必要になります。
基本的な交渉の進め方や問題となりうる内容も自動車事故と特に変わりません。
本件では、休業損害、入通院慰謝料、後遺障害逸失利益、
後遺障害慰謝料が争いとなりましたが、
いずれも問題のない金額まで交渉でき、合計800万円の賠償金で和解が成立しました。
担当弁護士のまとめ

自転車事故では、加害者が賠償責任保険を契約していても、
自動車事故と異なり、
怪我をされた方が病院の窓口で治療費を負担することがよくあります。
また、後遺障害申請の場面でも、
自動車事故程保険会社が関与しないことが多いように思われます。
このように、自転車事故では自動車事故と比較して保険会社の関与が少ないため、
手続きの進め方に迷われる方が多くいらっしゃいます。
そのため、
手続きを弁護士に依頼して進めていく必要性は自動車事故以上に高いですが、
賠償金の回収の可能性(費用対効果)の問題がありますので、
加害者に賠償責任保険があるかを確認していただき、
当事務所にご相談いただければと思います。
加害者自身が賠償責任保険を契約している場合、
加害者の通学する学校やPTAが賠償責任保険を契約している場合等がありますので、
加害者が自転車の場合も、
弁護士に依頼すれば十分な示談金を得られる可能性はかなりの程度あるように思います。
この記事を見た後にみている記事は?
むち打ち14級認定後に示談交渉、255万円で解決した事案詳しく見る
取得金額
255万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
14級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
追突事故、むち打ちの怪我で、当事務所で後遺障害申請をして14級が認められました。その後の示談交渉では、後遺障害逸失利益について、基礎収入の争点がありましたが、総額255万円で解決ができました。
詳しくはこちら >
更新日:2021年4月16日
高次脳機能障害等で後遺障害6級の事案の示談交渉詳しく見る
取得金額
4740万円
受傷部位
頭部(脳)
後遺障害等級
6級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
事故直後にご家族からご相談いただき、その後ご本人からご依頼いただきました。治療中の手続き、後遺障害申請、示談交渉と手続きを進め、最終的に4740万円で示談解決した事例です。
詳しくはこちら >
更新日:2022年2月24日
むち打ちで14級の後遺障害認定後、335万円の示談金で解決。詳しく見る
取得金額
335万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
14級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
交通事故で頚椎捻挫の怪我をして、半年ほど治療したものの痛みが残り、後遺障害申請が必要になったためご相談に来られました。後遺障害等級は14級認定、その後の示談交渉では335万円で解決しました。
詳しくはこちら >
更新日:2024年2月9日
第1事故の怪我で治療中に第2事故に遭遇。第1事故の示談交渉事例。詳しく見る
取得金額
51万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
Hさんは、追突事故により頚椎腰椎捻挫の怪我をして治療中に、再度追突事故に遭遇しました。 2つ目の事故も頚椎腰椎捻挫の怪我であったため、第1事故の手続きは示談交渉に入り、無事解決しました。
詳しくはこちら >
更新日:2019年3月1日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (11)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (6)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (21)
- 11級 (44)
- 12級 (66)
- 13級 (3)
- 14級 (98)
- 非該当 (158)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (11)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (36)
- 関節可動域制限・機能障害 (95)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (73)
- むちうち (87)
- 完治 (111)
- その他 (11)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (102)
- 損害保険ジャパン (96)
- 三井住友海上 (58)
- あいおいニッセイ (53)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (2)
- セゾン自動車火災 (4)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (18)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (16)
- トラック共済 (16)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (25)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合