更新日:2022年8月5日
肋骨骨折が完治した方の示談金を2.3倍に増額。
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Mさん/60代/主婦/大阪市旭区在住
自転車に乗っているときに事故に遭い、肋骨骨折・頚椎捻挫の怪我をされた方の事例です。幸い怪我は完治。治療終了後、保険会社から64万円の示談提示があり、弁護士に依頼すると149万円に増額になりました。
事故はこうして起こった
Mさんは、自転車に乗っており、大阪市都島区の交差点で、交差する道路の左側から右折しようとしてきた自動車をやり過ごそうとして道路の左側に止まっていました。ところが、自動車が小回りで右折をしてきたため、正面からMさんに衝突する形になりました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Mさんは、肋骨骨折と頚椎捻挫の怪我をしてしまいました。骨折や捻挫のため痛みがあったものの、当初はすぐ治るだろうと思っていたMさん。ところが、思ったよりも治療は長引き、最終的に痛み等の症状はなくなったものの、治療は半年ほど必要になりました。
治療終了後しばらくして、保険会社から示談金額の書面が届きました。ただ、中を見ても、休業損害や慰謝料の金額が妥当であるかどうかよく分かりません。そこで、インターネットを調べてみると、交通事故の示談金は弁護士に交渉を依頼すると増額する場合があると書いてあります。自分で交渉する自信はなく、弁護士に交渉を任せられる上に増額になるのであればと考えたMさんは、みお綜合法律事務所に相談に来られました。
弁護士が保険会社からの示談金額の書面を確認すると、休業損害と傷害慰謝料について増額の可能性があると思われました。そこで、交渉手続きをお受けし、保険会社と交渉。その結果、64万円の提示額が、149万円と大幅に増額し、示談に至りました。
当事務所が関わった結果
休業損害は、もともとパート勤務分として約22万円の提示でしたが、主婦としての休業損害も考慮すべきとして交渉し、約47万円になりました。
傷害慰謝料は約63万円の提示でしたが、交渉の結果、124万円に増額になりました。
解決のポイント
休業損害の交渉
Mさんは、家では家族のために家事をしつつ、パート勤務もされていました。このような場合、交通事故の手続きでは、女性平均賃金か実際の収入のいずれか高い方を基礎にして、休業損害が認められます。ところが、被害者の方が弁護士に依頼しない場合、保険会社は、パート勤務分の休業損害のみを算定し、主婦としての休業損害を算定してくれないことがあります。
本件でも、ご依頼前は、保険会社は、休業損害についてパート勤務分の22万円だけを算定していました。そのため、弁護士から、主婦休業損害が認められるべきとして交渉し、休業損害は47万円に増額になりました。
傷害慰謝料の交渉
ご依頼前、保険会社は、傷害慰謝料について63万円を提示していました。この金額について、Mさんの怪我の状況、通院期間、通院回数を考えると、2倍近くに増額になる可能性があると判断。実際に交渉すると、見込み通り2倍近い124万円に増額になりました。
なお、骨折がある場合、むち打ちのみの怪我の場合より慰謝料が高く算定されますが、肋骨骨折とむち打ちの怪我をした場合で、肋骨骨折の治療は早期に終了している場合、保険会社から慰謝料を若干減額すべきと主張され、一定の減額をして解決せざるを得ないケースもありますので、注意が必要です。
担当弁護士のまとめ
治療が終了し、示談金の交渉が必要になった段階でご依頼いただいた事案です。示談金額は約2.3倍に増額。弁護士費用を考えても、手元に残る金額が大幅に増額になりました。
交通事故の示談金は、弁護士に交渉を任せると、大幅に増額になる可能性があります。特に主婦の方は、弁護士が交渉すると、慰謝料だけでなく休業損害も増額になることが多く、増額幅が大きくなるケースが多いと言えます。交通事故に遭い、保険会社から示談金額の提示があったという方は、一度みお綜合法律事務所(0120-7867-30)にご連絡いただければと思います。
この記事を見た後にみている記事は?
バスのステップを降りているときの事故で、345万円で示談。詳しく見る
取得金額
345万円
受傷部位
上肢
後遺障害等級
14級
担当弁護士:羽賀 倫樹
事故による骨折の治療が終了し、保険会社から示談金38万円の提示がありました。後遺障害認定の可能性・金額増額の可能性があるとして手続きを進め、後遺障害等級14級、示談金345万円で解決しました。
詳しくはこちら >
更新日:2023年2月17日
醜状障害に神経症状を併合することで逸失利益を獲得詳しく見る
取得金額
490万円
受傷部位
下肢
後遺障害等級
12級
担当弁護士:羽賀 倫樹
体に傷跡が残ったという後遺障害の場合、 労働能力には直接影響しないとして 労働能力喪失が否定されることが多くあります。 本件では、醜状障害以外に神経症状が認められ、 一定の逸失利益が認められました。 &nb […]
詳しくはこちら >
更新日:2017年10月10日
後遺障害等級9級認定後、2378万円で示談が成立した事案。詳しく見る
取得金額
2378万円
受傷部位
上肢
後遺障害等級
9級
担当弁護士:羽賀 倫樹
橈骨頭骨折と第1CM関節脱臼骨折により、肘関節と手関節に可動域制限が残りました。 9級の後遺障害認定を受け、示談交渉では、2378万円で解決に至りました。
詳しくはこちら >
更新日:2018年5月11日
異議申立で後遺障害等級が繰り上がり、十分な示談金を確保。詳しく見る
取得金額
1081万円
受傷部位
上肢
後遺障害等級
11級
担当弁護士:羽賀 倫樹
相談に来られた時は、鎖骨変形で12級が認定されていました。 肩の可動域制限は後遺障害非該当との判断でしたが、 異議申立で12級が認定、最終等級は11級になりました。 示談では1081万円で解決しました。
詳しくはこちら >
更新日:2020年3月13日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (10)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (5)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (20)
- 11級 (43)
- 12級 (64)
- 13級 (3)
- 14級 (89)
- 非該当 (133)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (10)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (35)
- 関節可動域制限・機能障害 (92)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (70)
- むちうち (78)
- 完治 (90)
- その他 (10)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (94)
- 損害保険ジャパン (84)
- 三井住友海上 (52)
- あいおいニッセイ (49)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (1)
- セゾン自動車火災 (3)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (16)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (13)
- トラック共済 (14)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (23)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合