更新日:2019年9月13日
後部座席に乗っていた小学生の示談交渉事例

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:大阪府守口市のOさん/小学生
Oさんは、ご両親とともに四輪車に同乗していたところ、
突然対向車線からはみ出してきた車両に正面衝突されてしまいました。
Oさんは首が痛いと感じ、1か月ほど治療して完治、その後の示談交渉をお受けしました。
事故はこうして起こった
Oさんはご両親が乗っている車の後部座席に同乗していたところ、正面衝突の事故に遭遇してしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
Oさんが首が痛いというので、ご両親が整形外科に連れて行ったところ、
頚椎捻挫と診断されました。
痛みはしばらく続き、ご両親が毎回付き添って1か月ほど治療したところ、
Oさんは首が痛くなくなったというので、ご両親もこれ以上通院は必要ないと判断できました。
Oさんのご両親も頚椎捻挫の怪我をしており、
子供のことも含めて全部手続きを任せたいとして「みお綜合法律事務所(大阪事務所)」へ相談に来られました。
当事務所が関わった結果
それでも保険会社は慰謝料等の金額を低くしようとしてきます。
弁護士特約を利用して、保険会社との交渉を行い、適切な補償額となるよう手続きを進めました。
解決のポイント
示談金額

Oさんの通院期間は約1か月、通院回数も10回ない程度で、通院は短期で終了していました。
このように短期間で治療が終了した場合、
保険会社は自賠責保険の最低限の基準で金額提示することが多いと言えます。
仮に自賠責の基準であれば、Oさんへの補償額は10万円いかない程度と予想されました。
これに対し、弁護士が保険会社と交渉したところ、慰謝料と通院の付添費用で合計約21万円で話がまとまりました。
弁護士に依頼しない場合に予想される額の2倍以上の金額となり、十分な補償を受けられた事案と言えます。
担当弁護士のまとめ

正面衝突の事故に遭遇しましたが、幸い怪我は軽く済んだ事案です。
通院は約1か月で終了して完治しました。
その分、保険会社からの補償額はどうしても低くなりますが、
適切な補償を受けたいと考えたOさんのご両親からご依頼いただきました。
通院期間が短いため、増額幅も限られてしまいますが、
弁護士費用特約があったことから費用倒れを気にすることなくご依頼いただくことができました。
弁護士特約は、今回のようにご家族全員で同乗中に事故に遭った場合、人数分使うことができます。
上限が300万円の弁護士特約であれば、全員で300万円までしか弁護士費用が出ないのではなく、
一人当たり300万円が上限となるのが一般的です。
弁護士費用特約の有無、
特約の適用範囲について保険会社にご確認いただき、
当事務所にご相談いただければと思います。
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