更新日:2024年10月11日
後遺障害等級14級認定後の示談交渉で、示談金が約120万円増額。

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Mさん/40才代/会社員/大阪市平野区在住
後遺障害等級14級が認定され、保険会社から161万円の提示があった後、金額が妥当であるか知りたいとして相談に来られました。増額の見込みがあると判断し、交渉の結果、280万円で解決しました。
事故はこうして起こった
Mさんは、大阪府松原市で自動車を運転して赤信号待ちで停車していたところ、前方不注視の後方車に追突されてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故でMさんは怪我をしてしまい、首や腰の痛みやしびれがあるとして病院を受診したところ、頚椎捻挫・腰椎捻挫と診断されました。半年ほど整形外科で治療したものの、完全には痛みやしびれが取れず、治療は終了。その後後遺障害申請をしたところ、14級が認定されました。14級が認定されたことを受けて、保険会社からは161万円の示談提示がありましたが、妥当なものであるか判断が難しいため、みお綜合法律事務所に相談のためにご来所。弁護士が内容を確認すると、傷害慰謝料・逸失利益・後遺障害慰謝料について増額の可能性が高いと判断できたため、交渉を受任しました。
保険会社との交渉では、傷害慰謝料・逸失利益・後遺障害慰謝料それぞれについて増額になり、総額280万円で解決ができました。
当事務所が関わった結果
解決のポイント
保険会社との示談交渉
保険会社からMさんに提示されていた示談金額の内訳は以下の通りでした。
傷害慰謝料 731,000円
逸失利益 430,000円
後遺障害慰謝料 320,000円
休業損害等 約130,000円
以上のうち、傷害慰謝料は日額4,300円×通院回数85日×2という計算式で、自賠責基準で算定されていました。また、逸失利益と後遺障害慰謝料も自賠責基準通りの金額になっていました。以上の提示額について弁護士が保険会社と交渉したところ、以下の通り増額になりました。
傷害慰謝料 800,000円
逸失利益 約740,000円
後遺障害慰謝料 1,100,000円
休業損害等 約160,000円
以上のうち、傷害慰謝料は通院期間6か月の場合の弁護士基準通りの金額であり、後遺障害慰謝料も弁護士基準通りの金額です。また、逸失利益も弁護士基準に基づいて算定されており、問題ない金額となりました。
合計額は2,800,000円であり、総額としても十分な金額になったことから、示談解決に至りました。
解説弁護士のまとめ

後遺障害等級が認定され、保険会社から示談金額の提示があった時点で示談交渉のご依頼がありました。相談時点でも100万円ほどは増額の可能性があると判断し、弁護士費用を考えても十分にメリットがあると思われたことから、示談交渉を受任して交渉を進めました。最終的にも、約120万円の増額になり、弁護士費用を考慮してもMさんに十分なメリットがあったと言えます。
本件では弁護士による交渉で示談金が増額になっていますが、交通事故の示談金は、弁護士が交渉すると多くの場合増額になります。特に後遺障害等級が認定されていると、増額幅が大きく依頼のメリットが大きくなります。
保険会社から示談金が提示され、妥当な金額であるか知りたい・増額交渉を依頼したいという方は、みお綜合法律事務所にご相談ください。
この記事を見た後にみている記事は?
鎖骨骨折後の肩関節可動域制限が残った事案の示談交渉詳しく見る
取得金額
800万円
受傷部位
背骨・体幹骨
後遺障害等級
12級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
鎖骨を骨折し、肩が動かしづらくなったため12級6号の後遺障害が認定されました。 保険会社から296万円で示談提案がありましたが、 交渉は弁護士に任せたいとしてご依頼、800万円で解決になりました。
詳しくはこちら >
更新日:2020年3月6日
トラックとの衝突により両足を骨折し,後遺障害併合6級となった事例詳しく見る
取得金額
2996万円
受傷部位
下肢
後遺障害等級
6級

担当弁護士 :吉山 晋市
被害者は両足を骨折し,足関節の機能障害を負いました。 後遺障害申請前に,後遺障害診断書の記載漏れを確認し, 追記してもらうことで,併合6級との正当な判定を受けることができました。 また,症状の実体を踏まえ,一定の将来介護 […]
詳しくはこちら >
更新日:2018年6月6日
肩の打撲等の怪我が完治した後の示談交渉詳しく見る
取得金額
57万円
受傷部位
上肢
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
バイク乗車中の事故で肩を打撲されましたが、治療により完治しました。保険会社から約39万円の提示があり、適切な金額か知りたいとして相談に来られ、弁護士による交渉で57万円に増額しました。
詳しくはこちら >
更新日:2021年9月24日
むち打ち非該当、示談交渉で77万円で解決。詳しく見る
取得金額
77万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
追突事故に遭遇し、頚椎捻挫(むち打ち)の怪我をしてしまいました。 5か月ほどの治療で完治し、その後の示談交渉に不安があったため、依頼を受けました。 最終的に77万円で解決に至りました。
詳しくはこちら >
更新日:2019年8月9日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (11)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (6)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (21)
- 11級 (44)
- 12級 (65)
- 13級 (3)
- 14級 (97)
- 非該当 (150)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (11)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (36)
- 関節可動域制限・機能障害 (94)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (72)
- むちうち (87)
- 完治 (104)
- その他 (11)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (101)
- 損害保険ジャパン (92)
- 三井住友海上 (56)
- あいおいニッセイ (51)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (2)
- セゾン自動車火災 (4)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (18)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (16)
- トラック共済 (16)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (24)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合