更新日:2020年4月8日
スポーツジムの椅子が壊れ怪我をした事案の示談交渉

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Yさん 50代 会社員
スポーツジムで転倒事故に遭い、尾骨と仙骨を骨折してしまった事案です。
ご依頼の際は、治療を続けても骨折部の痛みが残る状況でした。
当事務所で慰謝料等の示談交渉を行い、600万円で解決しました。
事故はこうして起こった
Yさんは、通っていたスポーツジムの椅子に座ろうとしたところ、
椅子の脚が壊れていたために転倒してしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
治療を続けても痛みが残るため、適切な示談金を得る必要があると考えられ、
「みお綜合法律事務所(大阪事務所)」に相談に来られました。
ご相談時点で既に14級9号の後遺障害が認定されており、
ジム側が賠償責任保険を契約していたことから、
弁護士による示談交渉を行うメリットがあると判断し、手続きを受任しました。
示談交渉では、
休業損害・後遺障害逸失利益・入通院慰謝料・後遺障害慰謝料
について交渉を行い、総額600万円で解決に至りました。
当事務所が関わった結果
交通事故の示談交渉と同様の視点で示談交渉を行いました。
休業損害・後遺障害逸失利益・入通院慰謝料・後遺障害慰謝料それぞれについて、
弁護士の目から見て適切な金額まで交渉できたことから、示談解決に至りました。
解決のポイント
日常生活上の事故の示談交渉
日常生活上の事故で怪我をした場合の示談交渉では、
自動車事故の場合の示談交渉と同様の論点が問題になります。
例えば、怪我をして入院・通院を余儀なくされたことに対する慰謝料(傷害慰謝料・入通院慰謝料)、
後遺障害が残ったことに対する慰謝料(後遺障害慰謝料)を
どのような基準で算定すべきかが問題となります。
これについては、自動車事故について弁護士が保険会社と交渉するときは、
保険会社が用いる基準(任意保険基準)とは異なる基準(弁護士基準)で交渉しますが、
日常生活上の事故の場合も弁護士基準になるように交渉をします。
本件でも、弁護士基準で交渉することで、
入通院慰謝料と後遺障害慰謝料を合わせて約285万円と十分な金額で和解ができました。
後遺障害逸失利益

怪我をした後に痛みが残り、14級9号の後遺障害等級が認定された場合、
労働能力に影響があるものとして後遺障害逸失利益が認められます。
ただ、何年分の逸失利益が認められるかという点では、2年~5年に制限されることがよくあります。
本件も痛みで14級9号が認定された事案ですので、
労働能力喪失期間が制限される可能性がありました。
ただ、骨折後の痛みが残った事案であることを強調し、
5年を超える労働能力喪失期間で解決ができました。
担当弁護士のまとめ

本件は、交通事故ではなく、日常生活上発生した事故に関する事案ですが、
相手方が賠償責任保険を契約していたため
弁護士が交渉することで十分な示談金を得ることができました。
日常生活上の事故でも、相手方が企業であれば、
多くの場合賠償責任保険を利用できると思われます。
相手方に賠償責任保険があれば、
相手方に財産がないために示談金を回収できないというリスクがなくなりますので、
示談交渉を弁護士に依頼しやすくなると言えます。
日常生活において事故に遭遇し怪我をしたという場合は、
相手方に賠償責任保険があるかを確認していただき、
保険があれば当事務所にご相談いただければと思います。
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顔面の傷とむち打ち後の症状で12級が認定された事案の示談交渉詳しく見る
取得金額
611万円
受傷部位
顔面,目,耳,鼻,口
後遺障害等級
12級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
交通事故から7か月ほど治療して症状固定と言われ、むち打ちで後遺障害が認定されるか知りたいと相談に来られました。後遺障害は顔の傷についても認定され12級、総額611万円で示談に至りました。
詳しくはこちら >
更新日:2023年5月10日
むち打ち等が完治した事案で、100万円で示談解決。詳しく見る
取得金額
100万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
交通事故によるむち打ちの治療が終了し、保険会社との示談金交渉が必要になるため、ご相談・ご依頼いただきました。保険会社との示談交渉の結果、示談金100万円で解決しました。
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更新日:2023年2月24日
むち打ち完治後の示談交渉で、2名合計で200万円で解決。詳しく見る
取得金額
200万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
Nさんらは、大阪府東大阪市で四輪車に同乗中、追突事故に遭遇。 9か月間の治療により完治しましたが、交渉は苦手と感じていたこと、 保険会社と直接話をしたくないと考えたことから、示談交渉をご依頼いただきました。
詳しくはこちら >
更新日:2018年4月13日
むち打ちで完治した事案の示談交渉詳しく見る
取得金額
78万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
追突事故で頚椎捻挫の怪我をされた方から、交通事故の手続き全般を任せたいとしてご依頼いただきました。治療によりむち打ちの症状は完治し、示談交渉では、総額78万円で解決ができました。
詳しくはこちら >
更新日:2020年11月27日
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