更新日:2024年7月18日
むち打ち完治後の示談交渉で、示談金が4倍以上に増額
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Mさん/20歳未満/学生/大阪市在住
追突事故によるむち打ちの症状が完治した後、保険会社から示談金の提示があったとして相談に来られました。8.5万円の提示額について、交渉で36.8万円に増額し解決しました。
事故はこうして起こった
Mさんは、親の運転する車に同乗していたところ、追突事故に遭ってしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Mさんは頚椎捻挫・腰椎捻挫の怪我をしました。そのため、整形外科での治療が必要になりましたが、小学生ということもあって怪我の回復は早く、2か月ほどの治療で完治。
治療終了後保険会社から示談金額の提案があり、ご両親が金額を確認しましたが、妥当なものか分からないということで当事務所に相談に来られました。
保険会社からの示談提案書面を確認すると、提示金額は約8.5万円でした。治療期間が約2か月とは言え、8.5万円では慰謝料として低く、弁護士が交渉すれば増額になると見込まれました。そのため、示談交渉をご依頼いただき、保険会社との交渉を進めました。そして、ご依頼後の交渉の結果、最終的な金額は36.8万円に。大幅に増額したことと、弁護士基準からみて問題な金額になったことから示談解決に至りました。
当事務所が関わった結果
金額にして28.3万円増額、率にして4.33倍と大幅に増額となり、解決ができました。
解決のポイント
慰謝料の交渉
交通事故で怪我をして治療が必要になったことに対する慰謝料の算定基準は、被害者の方が弁護士に依頼するかしないかで異なってきます。弁護士にしない状態の場合、最低限の補償をするための自賠責基準かそれプラスアルファの金額になりがちですが、弁護士に依頼すると、より高い基準の弁護士基準での算定になります。
本件では、当事務所への依頼前の慰謝料提示額は、68,800円。通院1日あたり4,300円×2×通院回数8回という算定式であり、自賠責基準通りの金額になっていました。これに対し、弁護士が保険会社と交渉したところ、慰謝料は342,000円に増額。通院期間が63日で、弁護士基準で算定した場合の慰謝料は342,000円であり、その通りの金額となりました。
担当弁護士のまとめ
怪我が完治後、保険会社から提示された慰謝料等の金額を交渉で増額した事案です。弁護士に慰謝料の交渉を依頼すると以下のようなメリットがあります。
・慰謝料の基準が変わり増額の可能性が高い
・保険会社と直接交渉しなくていい
・慰謝料の妥当性について判断を任せられる
一方で、弁護士に依頼すると弁護士費用が気になるところと思われますが、Mさんは弁護士費用特約が利用でき、弁護士費用の自己負担がなくなったため、費用面のデメリットは発生しませんでした。
交通事故による怪我の治療が終わり、保険会社から提示された示談金額について妥当であるか、増額の可能性があるか知りたいという方は、みお綜合法律事務所にお問い合わせいただければと思います。
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