更新日:2023年2月8日
むち打ちが4か月弱で完治した事案の示談金を1.81倍に増額。

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Sさん/20代/会社員/京都府精華群在住
交通事故で頚椎捻挫(むち打ち)の怪我をしましたが、4か月弱治療して完治。保険会社から示された示談金額が妥当なものか知りたいとして来所され、弁護士の交渉で1.81倍に増額して解決しました。
事故はこうして起こった
Sさんは、大阪市北区で、駐車場の一角に四輪車を停車させました。直後に、別の車が隣の区画にバックして入ろうとしたものの、ハンドル操作とアクセル操作を誤り、加速した状態でSさんの車に衝突させてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Sさんは頚椎捻挫(むち打ち)の怪我をしてしまいました。首に痛みがあるため、週2回程度、4か月弱に渡り治療を継続し、痛みはほぼ治まりました。その後、保険会社から示談金額が提示され、妥当なものか相談したいとして、当事務所に来所されました。
Sさんに提示された示談金額は、慰謝料と交通費で約36万円でした。この金額について弁護士が検討したところ、総額60万円程度まで交渉できるのではないかと判断。Sさんが弁護士費用特約を契約されており、弁護士費用の心配はなかったこともあり、保険会社との示談交渉をお受けしました。
実際に保険会社と交渉すると、示談金額は65万円に増額。妥当な金額と判断できたことから、示談解決に至りました。
当事務所が関わった結果
保険会社から提示された金額は弁護士の目から見ると低かったため、保険会社と交渉して、総額65万円(慰謝料は58万円)に増額になり、解決ができました。
解決のポイント
慰謝料の算定方法
保険会社がSさんに提示した慰謝料は30万円でした。これは、最低限の補償を目的とする自賠責保険の基準を基にしたもので、弁護士の目から見ると低いものでした。
これに対し、弁護士が保険会社と交渉するときは、裁判をしたときに認められるであろう慰謝料額(弁護士基準)を目指して交渉します。本件も弁護士基準では慰謝料が2倍近くになると見込まれたところ、実際に交渉すると58万円に増額になりました。
弁護士費用特約の利用
本件はむち打ちが完治した事案で、慰謝料が増額したとはいえ、弁護士に依頼するほどの金額なのか疑問に思われた方もいると思います。この点ですが、Sさんが弁護士費用特約を契約されていたため、Sさんには弁護士費用の実質負担なく手続きをすることができました。
弁護士費用特約は、自動車保険等の特約として販売されており、交通事故の被害に遭った時の手続きを弁護士に依頼する際の費用を保険会社が補填してくれるものです。被害者の方にとっては弁護士費用の負担がなくなるか、大幅に軽減されますので、比較的軽傷で示談金額が大きくならない場合でも弁護士に交渉を依頼しやすくなります。
担当弁護士のまとめ

怪我は比較的軽く完治しましたが、弁護士費用特約を利用して弁護士に依頼し、示談金額の増額ができた事案です。弁護士費用特約があれば、むち打ちで完治したといった場合でも、弁護士に示談交渉を依頼することができ、示談金の増額が期待できます。治療が終了し、保険会社から示談金額が提示されたという方は、弁護士費用特約の有無を確認し、ご相談いただければと思います。
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