更新日:2021年9月10日
肋骨骨折完治後の示談交渉で、示談金額を2倍近くに増額。
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Hさん/60代/個人事業主/兵庫県川西市在住
交通事故による怪我が完治し、保険会社から36万円の提示があったものの、低いと感じたため、ご相談・ご依頼いただきました。弁護士による交渉で増額する見通しの下で交渉を進め、70万円で解決しました。
事故はこうして起こった
Hさんは、兵庫県の川西市で、バイクを運転して直進していたところ、前方のやや右側を走行していたバイクが左側に進路変更してきたため、避けようとしてブレーキをかけハンドルを左に切りました。とっさの回避行動により先行バイクとの接触は避けることができましたが、歩道に乗り上げ、壁に激突してしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Hさんは肋骨骨折と肺気胸の怪我をしてしまいました。当初入院し、その後通院して治療を継続したところ、8カ月ほどで完治し、保険会社から示談の提案がありました。ただ、慰謝料の金額がやや低いと感じたことと、休業損害の計上漏れがあったことから、適切な金額にしたいと考え、相談に来られました。
弁護士が保険会社からの提案内容を確認すると、慰謝料は増額の可能性があり、休業損害も加算すれば十分増額になると見込まれました。そこで、示談交渉をお受けし、保険会社との交渉を進めました。その結果、慰謝料はおよそ40万円加算、休業損害は計上漏れのあったおよそ10万円を加算し、解決ができました。
当事務所が関わった結果
解決のポイント
慰謝料の算定
保険会社からHさんに提案があった慰謝料は100万円でした。ここから弁護士による交渉で増額し、140万円になりました。
骨折等の怪我の場合、特に弁護士による交渉で慰謝料が増額しやすいのですが、本件も慰謝料が大きく増額になった一例と言えます。
休業損害の追加計上
保険会社からHさんに対する提案では、一部の休業損害は計上されていたものの、一部は計上されていませんでした。そのことを指摘して交渉したところ、当方の請求通り約10万円の休業損害が追加で認められました。
保険会社による休業損害の計上漏れというのはあまり多くないですが、資料を示して請求することで追加が認められた一事例になります。
担当弁護士のまとめ
慰謝料と休業損害の計上漏れを修正することで、保険会社の提示額から約2倍に増額して解決しました。弁護士費用保険を利用することで、弁護士費用の自己負担はなくなり、70万円の示談額をそのまま手元に残すことができ、よりご満足いただけた事案です。
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取得金額
521万円
受傷部位
上肢
後遺障害等級
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更新日:2022年5月9日
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後遺障害等級
死亡
担当弁護士:羽賀 倫樹
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更新日:2021年7月9日
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