更新日:2022年11月24日
主婦の方で、骨折後の症状は完治、250万円で示談解決。

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Yさん/70代/主婦/大阪市此花区在住
事故直後入院中に、ご家族からご相談いただきました。骨折はあったものの完治し、保険会社との示談交渉では、主婦の休業損害・慰謝料等で250万円で解決ができました。
事故はこうして起こった
Yさんは、大阪市此花区で、自転車に乗って交差点に差し掛かったところ、同時に交差点に進入してきた四輪車に衝突されてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Yさんは、左橈骨遠位端骨折・左足関節外果骨折等の怪我をしてしまいました。Yさんは、事故後治療のために入院され、手続きのことが心配になったご家族の方が相談に来られました。
お話をおうかがいすると、入院は長期化する見込みで慰謝料は大きな金額になると見込まれること、主婦としての休業損害が見込まれること、過失割合は20%程度と思われることから、示談金額に対して弁護士費用が高くつきすぎることはないと見込まれました。また、Yさんとご家族が保険会社とのやり取りを続けるのはしんどいと思われていることもあったため、治療終了を待つことなく、手続きをお受けしました。
治療中は、保険会社とのやり取りを行い、治療終了後に保険会社との示談交渉を行いました。示談交渉では、主婦の休業損害、入通院慰謝料を主に交渉。最終的に約250万円と十分な金額になったことから、示談により解決しました。
当事務所が関わった結果
その結果、休業損害は約100万円、入通院慰謝料は約175万円、その他の入院雑費・交通費等は約25万円、過失割合は15%、示談金額250万円で解決ができました。
解決のポイント
主婦としての休業損害
ご家族と同居され、家事を中心的に担っている方が交通事故でけがをした場合、主婦としての休業損害を請求できます。1日当たりの収入は、女性平均賃金か、条件によってはそれよりやや低い金額で算定しますので、金額としては大きなものになります。具体的には、2021年時点の女性平均賃金が約385万円ですので、女性平均賃金を基にすれば、1日当たり10,000円を超えます。
本件では、Yさんの年齢や、同居されているご家族構成などを踏まえ、1日当たりの収入は約8,100円との認定でしたが、怪我の状況や入通院期間が長期化したことを踏まえ、主婦としての休業損害は約100万円が認められました。
入通院慰謝料
交通事故で怪我をした際の入通院慰謝料は、怪我の状況・入院日数・通院期間・通院回数等を基に算定されます。通院については、通院期間が長くても通院回数が少ない場合、慰謝料が低く算定されることがあります。
Yさんの場合、入通院期間は半年以上に及びましたが、退院後の通院は少なく、慰謝料が低くなる可能性がありました。実際、保険会社は、通院回数が少ないとして、慰謝料を下げるべきと主張してきました。これに対し、骨折をしている以上、通院をしていなくても痛み等の症状が強く残っていることは明らかで、また、通院期間も不必要に長期化していることもないとして、慰謝料を減額すべきでないと交渉しました。その結果、当方が請求した175万円が慰謝料として認められました。
担当弁護士のまとめ

交通事故で骨折をされた主婦の方から、交通事故全般の手続き、示談交渉の手続きをお受けしました。
ご依頼いただくことで、Yさんにとって負担になっていた保険会社とのやり取りから解放されました。また、弁護士が示談交渉することで、250万円と十分な示談金が得られました。
主婦の方が交通事故で怪我をした場合、主婦の休業損害が認められますので、示談金額が大きくなる傾向があります。また、本件は後遺障害は残らなかった事案ですが、後遺障害が残る事案では、後遺障害逸失利益と後遺障害慰謝料が認められ、示談金額はさらに大きくなります。
当事務所では、交通事故に関する保険会社とのやり取りの代理、後遺障害申請、示談交渉の手続きを多くご依頼いただいています。また、主婦の方からのご依頼も多くあります。交通事故の手続きは、みお綜合法律事務所にお任せ下さい。
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