更新日:2021年4月16日
むち打ち14級認定後に示談交渉、255万円で解決した事案

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Hさん/50代/会社員/大阪市住之江区在住
追突事故、むち打ちの怪我で、当事務所で後遺障害申請をして14級が認められました。その後の示談交渉では、後遺障害逸失利益について、基礎収入の争点がありましたが、総額255万円で解決ができました。
事故はこうして起こった
Hさんは、奈良県生駒市で自動車を運転中、赤信号待ちで停止していた時、後方車に追突されてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Hさんはむち打ち(頚椎捻挫)の怪我をしてしまいました。半年ほど治療したものの、首の痛みや手のしびれが治り切らず、また、保険会社が治療費の支払いを終了したいと打診してきたため、今後の手続きを任せたいとして相談に来られました。
当事務所で手続きをお受けした後は、後遺障害申請の手続きと示談交渉を行いました。後遺障害申請手続きでは、必要書類一覧をお渡しして手続きが円滑に進むようにするとともに、後遺障害診断書費記載すべき事項をお伝えしました。また、出来上がった後遺障害診断書の内容も確認することで、万全の状態で後遺障害申請を行いました。その結果、14級の後遺障害が認定されました。
その後の示談交渉では、Hさんが一時的に退職されていたことから、後遺障害逸失利益の基礎収入が争いになりました。この点について保険会社と交渉した結果、十分な金額になったことから、最終的に示談が成立しました。
当事務所が関わった結果
示談交渉では、Hさんが一時的に退職されて、事故の前の年の収入が低くなっていたことが問題となりました。これについては、仕事についていなかったのは一時的なもので、事故の少し前や現在は仕事をしていることなどを主張・立証し、妥当な逸失利益が認定されました。
解決のポイント
後遺障害認定
後遺障害等級認定手続きでは、主治医の先生が作成する後遺障害診断書の内容が重要になります。Hさんから症状をおうかがいし、診断書作成前に記載すべき事項をお伝えするとともに、出来上がった後遺障害診断書について追記や訂正等する点がないかを確認して後遺障害申請を進めました。また、むち打ちでは画像所見の内容・程度も重要ですので、画像からヘルニア等の所見を確認し、その点を強調して申請を行いました。
その結果、14級の後遺障害が認定されました。認定内容を確認し問題がないと判断できたため、14級を前提にその後の示談交渉を進めることになりました。
示談交渉
保険会社との示談交渉では、後遺障害逸失利益の基礎収入の判断が問題となりました。Hさんが事故前に退職され、一時的に無職であったため、Hさんの事故の前の年の収入は100万円ほどでした。そのため、保険会社からは100万円を基礎収入として後遺障害逸失利益を算定すべきと主張されました。
ただ、Hさんは退職されるまでは仕事をされており、また、事故後は別の仕事をして収入を上げていました。そのため、100万円を基礎収入とするのは不合理であり、より高い金額を基礎収入とすべきと主張しました。その結果、約300万円を基礎収入として、後遺障害逸失利益を算定することで示談が成立しました。
担当弁護士のまとめ

追突事故でむち打ちになってしまった方の、後遺障害申請手続きと示談交渉を行った事案です。弁護士にご依頼いただくことで、手続き負担を軽くすることができ、適切な後遺障害等級と示談金を得ることが可能になりました。Hさんは、弁護士費用特約はありませんでしたが、14級の後遺障害等級が認定され、示談金255万円が支払われましたので、その中で十分に弁護士費用を賄うことができました。
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