更新日:2018年1月30日
脊柱変形の事案。示談交渉で妥当な逸失利益を獲得。

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Aさん /60代 会社員
損害保険会社で交通事故の示談交渉を担当していた方が、
交通事故の被害に遭われ怪我をされたという事案です。
脊柱変形で1000万円を超える賠償金を獲得しました。
事故はこうして起こった
Aさんは、
生活道路を歩行中、
駐車場に入ろうとして曲がってきた
自動車に衝突されてしまいました。
加害者が駐車場の方ばかりを見ていて
Aさんが目に入らなかったために起こった事故です。
後遺障害と解決までの道のり
Aさんは、
この事故で腰椎圧迫骨折の怪我をされてしまいました。
1カ月ほど神戸市西区の病院に入院、半年ほど通院して症状固定となりました。
損害保険会社での勤務経験から、
交通事故の被害に遭った時は
弁護士に依頼する必要があると感じていたAさんは、
当事務所に相談に来られました。
Aさんは、
ご相談時点で後遺障害診断書をすでに作成されていました。
損害保険会社での経験が生かされているのか、
弁護士の目から見ても十分な内容が記載されており、
脊柱変形での後遺障害が認定される
見通しを立てることができましたので、受任に至りました。
受任後、後遺障害等級の申請を行い、
11級7号が認定されました。
その後の示談交渉では、
逸失利益をどのように算定するかが争点となりましたが、
最終的に1130万円で和解が成立しました。
当事務所が関わった結果
脊柱変形での後遺障害等級が認定されると相談時点で予想できました。
示談交渉では、
労働能力喪失率が争点になりました。
保険会社からは14%で算定すべきとの主張がありましたが、
骨折の程度や仕事への影響も含めて交渉した結果、
最終的に労働能力喪失率は20%で示談解決ができました。
解決のポイント
逸失利益の計算方法

脊柱変形障害の事案では、
11級が認定されたとしても、仕事への影響は限定的であるとして、
保険会社から
労働能力喪失率が14%にとどまると主張される事案が多くあります。
確かに事案によっては、仕事への影響は大きくない場合もあるため、
14%の労働能力喪失との主張は
必ずしも不当とは言えないこともありますが、
本件では骨折の程度が軽いとは言えないこと、
仕事への影響も多いことを主張立証、
最終的に20%の労働能力喪失が認められました。
喪失率が高くなったことで賠償額は200万円ほど増額になり、
1130万円で和解が成立しました。
担当弁護士のまとめ

損害保険会社で示談交渉を担当されていた方から、
交通事故被害にあったとして示談交渉のご依頼をいただきました。
示談交渉を弁護士に依頼すれば
賠償金を増額できることをご存じであったため、
交通事故被害に遭った時は
弁護士に依頼する必要があると感じておられたとのことです。
後遺障害申請や示談交渉の手続きは、
Aさんが交通事故の手続きの流れをご存じであったことや、
賠償額の相場をご存じであったこともあり順調に進みました。
交通事故の交渉のプロともいえる損害保険会社の方でも、
ご自身が被害にあった場合に交渉を有利に進めるのは難しい
ということでご依頼いただきました。
交通事故被害にあった際は、みお綜合法律事務所にご相談ください。
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肩甲骨骨折後の肩可動域制限で10級認定。1690万円で示談。詳しく見る
取得金額
1690万円
受傷部位
背骨・体幹骨
後遺障害等級
10級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
Tさんは、 後部座席同乗中に事故に遭い、 肩甲骨等を骨折されました。 症状固定頃にご依頼いただき、 後遺障害等級申請・示談交渉の手続きを行いました。 順調に手続きは進み、1690万円で示談が成立しました。
詳しくはこちら >
更新日:2018年3月6日
相手方任意保険会社の提案から1.8倍以上の示談金を交渉で獲得した事…詳しく見る
取得金額
1480万
受傷部位
背骨・体幹骨
後遺障害等級
11級

担当弁護士 :吉山 晋市
脊椎変形の後遺障害11級の認定を受け、保険会社から示談金の提示があったものの、保険会社の提示のまま示談を進めていいかについて疑問を持ち、弁護士に相談。慰謝料が“弁護士基準”に照らして低い、脊椎の変形障害でも労働能力喪失がある認められる点などを主張立証し、示談が成立しました。
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更新日:2017年8月8日
自転車同士の衝突、後遺障害等級14級9号の示談交渉事例詳しく見る
取得金額
600万円
受傷部位
背骨・体幹骨
後遺障害等級
14級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
自転車同士の事故で上腕骨骨折・坐骨骨折の怪我をされた方の事例です。 後遺障害等級は14級、弁護士依頼前は約285万円の提案でしたが、 弁護士による交渉で600万円に増額して解決に至りました。
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更新日:2020年4月1日
高次脳機能障害7級の示談交渉事例。詳しく見る
取得金額
3562万円
受傷部位
頭部(脳)
後遺障害等級
7級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
交通事故で大怪我をしたとして、被害者の方のご家族から事故直後にご相談いただきました。 幸い事故直後の状況からは大幅に回復されましたが、後遺障害が残り、3562万円で示談に至りました。
詳しくはこちら >
更新日:2019年10月3日
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