更新日:2021年10月1日
骨折後14級認定の事案について、示談金を182万円増額

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Kさん/50代/主婦/大阪市東淀川区在住
骨折後の痛みで14級の後遺障害が認定され、保険会社から238万円の示談提示がありました。妥当な金額であるか知りたいとして相談に来られ、弁護士による交渉で420万円に増額して解決しました。
事故はこうして起こった
Kさんは、大阪市東淀川区で、自転車で歩道を走っていたところ、駐車場から出てきた自動車と衝突してしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Kさんは、中足骨基部を骨折してしまいました。2回の手術、通院でのリハビリ等を経て、骨は問題なく癒合しましたが、骨折部に痛みが残ってしまいました。そのため、後遺障害の申請をしたところ、痛みが残存しているということで14級の後遺障害等級が認定。その後、保険会社から238万円の示談提示があり、妥当な金額であるか確認したいとして、相談に来られました。
相談の結果、増額の可能性が高いことが分かり、示談交渉をお受けしました。保険会社との交渉では、最終的に182万円増額し、420万円で示談が成立しました。
当事務所が関わった結果
解決のポイント
傷害慰謝料の増額
保険会社からKさんに提示された傷害慰謝料(入通院慰謝料)は、約90万円でした。Kさんの入通院日数は71日で、自賠責保険での慰謝料の計算式に当てはめると、4,200円×71日×2=596,400円となり、それよりは高い金額でしたが、弁護士が交渉すると増額が見込まれる状況でした。
実際に交渉すると、約150万円となり、約60万円増額になりました。
後遺障害慰謝料の増額
保険会社からKさんに提示された後遺障害慰謝料は、40万円でした。Kさんの後遺障害等級は14級であったため、自賠責保険の基準では32万円となり、それよりは高い金額でしたが、弁護士が交渉すると増額が見込まれる状況でした。
実際に交渉すると、110万円となり、70万円増額になりました。
休業損害の増額
保険会社からKさんに提示された休業損害は、約50万円でした。Kさんの入通院日数は71日で、自賠責保険での休業損害の計算式に当てはめると、5,700円×71日=404,700円となり、それよりは高い金額でしたが、弁護士が交渉すると増額が見込まれる状況でした。
実際に交渉すると、1日当たり約10,600円×112日≒約118万円となり、約68万円増額になりました。
担当弁護士のまとめ

交通事故で骨折され、14級の後遺障害が認定された主婦の方から示談交渉のご依頼を受け、示談金額を増額した事案です。総額で182万円増額になり、弁護士費用を考慮しても十分な増額になりました。
交通事故の示談金は弁護士に交渉を依頼すると増額になるケースが多いですが、特に後遺障害が認定された方や主婦の方の場合、増額になりやすいと言えます。保険会社からの示談提示額が妥当であるか知りたい、増額交渉をしてほしいという方は、みお綜合法律事務所の交通事故相談をご利用いただければと思います。
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取得金額
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受傷部位
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後遺障害等級
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更新日:2018年6月15日
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後遺障害等級
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担当弁護士 :羽賀 倫樹
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下肢
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更新日:2020年1月21日
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更新日:2019年4月19日
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