更新日:2021年2月19日
骨折後の痛みで14級認定、475万円で示談解決

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Aさん/50代/公務員/兵庫県尼崎市在住
左足首付近を骨折し、痛みが残ったということで、症状固定頃ご依頼いただきました。後遺障害は14級認定、示談金は475万円と、骨折後の14級認定の中でも十分な金額で解決ができました。
事故はこうして起こった
Aさんは、尼崎市で原動機付自転車を運転して、青信号で交差点に入ったところ、赤信号を無視して交差点に進入してきた四輪車に衝突されてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Aさんは左脛骨遠位端骨折、左腓骨遠位端骨折の怪我をしてしまいました。入院・通院による治療期間は1年半に及び、骨折自体はきれいに治りましたが、骨折部分に痛みが残る状態になってしまいました。Aさんは完治を目指していましたが、症状が残るため後遺障害の申請が必要になり、後遺障害申請・示談交渉を任せたいとして相談に来られました。
ご相談・ご依頼後の後遺障害申請では、左足部分の痛みで14級が認定されました。後遺障害等級認定後の示談交渉では、475万円で解決に至りました。
当事務所が関わった結果
後遺障害認定手続きでは、Aさんが既に後遺障害診断書を主治医の先生に提出し、作成中であったことから、出来上がった後遺障害診断書の記載内容に問題がないかのチェックを行いました。
示談交渉では、入通院慰謝料・後遺障害逸失利益・後遺障害慰謝料の交渉の他、Aさんの給与の中に実績により変動する部分があったため、変動部分の休業損害についての交渉を行いました。その結果、総額475万円で解決ができました。
解決のポイント
後遺障害の申請
後遺障害の申請では、後遺障害診断書の内容が重要になります。また、時間のかかる手続きでもあるため、必要資料を可能な限り集めておく必要があります。
Aさんの後遺障害診断書については、出来上がったものを弁護士が確認し、修正可能性がある点について指摘をしました。ただ、修正したとしても認定される後遺障害等級に影響しない可能性が高い部分であったことから、Aさんと協議して最終的には修正なしで手続きを進めました。
後遺障害申請の必要資料については、申請前にAさんに一覧をお渡しすることで、まとめて収集ができ、後遺障害申請の手続きを円滑に進めることができました。
示談交渉
Aさんは、交通事故による怪我で仕事を休まざるを得ず、保険会社から休業損害の支払いを受けていました。ただ、支払いを受けていたのは、固定の給与部分に関するもののみで、変動部分や賞与部分は支払いを受けていませんでした。
そこで、減額になった変動部分と賞与部分の請求をしました。一般的に、成果によって変動する報酬がある場合、交通事故がなくても変動する可能性がありますので、どこまでの減額が交通事故と関係するものかの問題が生じます。本件では単純に計算すると、減額になった変動報酬は70万円ほどでしたが、やはりどこまでが交通事故による減額であるかが問題となり、最終的に約40万円で解決ができました。また、それとは別途賞与減額について約10万円が交渉により認められました。
担当弁護士のまとめ

骨折後に骨折部位に痛みが残ってしまった方について、後遺障害申請と示談交渉を行いました。
14級の後遺障害認定、475万円の示談金といずれも問題のない内容となり、示談解決ができました。追加の休業損害が認められたのも本件の特徴と言えます。
この記事を見た後にみている記事は?
腱板損傷後の肩関節可動域制限で10級が認定され、2000万円超で示…詳しく見る
取得金額
2188万円
受傷部位
上肢
後遺障害等級
10級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
事故から近い時期にご依頼いただき、症状固定後の後遺障害申請で10級の認定。その後の示談交渉では、休業損害・逸失利益・慰謝料等を合計して2188万円で解決ができました。
詳しくはこちら >
更新日:2023年11月1日
脊柱変形の事案。示談交渉で妥当な逸失利益を獲得。詳しく見る
取得金額
1130万円
受傷部位
背骨・体幹骨
後遺障害等級
11級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
損害保険会社で交通事故の示談交渉を担当していた方が、 交通事故の被害に遭われ怪我をされたという事案です。 脊柱変形で1000万円を超える賠償金を獲得しました。
詳しくはこちら >
更新日:2018年1月30日
高齢男性の死亡事故の示談交渉詳しく見る
取得金額
3000万円
受傷部位
頭部(脳)
後遺障害等級
死亡

担当弁護士 :羽賀 倫樹
80才目前であったKさんは、自転車搭乗中交通事故に遭い、亡くなられました。 ご遺族から示談交渉のご依頼をいただき、最終的に3000万円の支払いを受けることで解決ができました。
詳しくはこちら >
更新日:2019年7月5日
むち打ちが完治した後の示談交渉で、示談金を2.86倍に増額詳しく見る
取得金額
63.5万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
交通事故でのむち打ちの症状が3か月の治療で完治した後、保険会社から示談金が提示され、金額が妥当か判断してほしいとしてご相談。交渉で22.2万円→63.5万円と2.86倍に増額して解決できました。
詳しくはこちら >
更新日:2024年7月10日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (11)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (6)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (21)
- 11級 (44)
- 12級 (65)
- 13級 (3)
- 14級 (97)
- 非該当 (150)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (11)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (36)
- 関節可動域制限・機能障害 (94)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (72)
- むちうち (87)
- 完治 (104)
- その他 (11)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (101)
- 損害保険ジャパン (92)
- 三井住友海上 (56)
- あいおいニッセイ (51)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (2)
- セゾン自動車火災 (4)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (18)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (16)
- トラック共済 (16)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (24)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合