更新日:2018年4月26日
足関節可動域制限と手の親指の遊離骨片で11級認定。1754万円で示談。

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Tさん /20代 会社員
バイク運転中に交差点で信号無視のトラックにはねられたという事案です。
症状固定直前にご依頼いただき、後遺障害は11級の認定、示談交渉は1754万円で決着しました。
事故はこうして起こった
Tさんは、兵庫県伊丹市でバイクを運転して青信号で交差点に入ったところ、
赤信号無視で交差点に入ってきたトラックにはねられてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Tさんは、
右脛骨腓骨骨折、手の親指骨の骨折の怪我をされました。
伊丹市の病院で1カ月の入院、1年半の通院で治療を続けたものの、
右足関節の可動域が悪くなるとともに痛みが残る状態になってしまいました。
また、手の親指の骨は完全にはくっつかず、遊離骨片の状態になってしまいました。
Tさんは、まだ若く、ご家族から将来のためにも
弁護士に依頼してきっちりとした賠償をしてもらう必要があると言われ、
ご家族と共に「みお綜合法律事務所(大阪事務所)」に相談に来られました。
Tさんからのご依頼を受けて後遺障害の手続きと示談交渉を行いました。
後遺障害申請の結果、
足関節可動域制限で12級、手の親指骨の遊離骨片で13級、併合11級が認定されました。
示談交渉では、Tさんの将来的な収入をどのように考えるか、
後遺障害の実際の影響などが争点となりました。
最終的に1754万円を賠償してもらうこととなり、示談が成立しました。
当事務所が関わった結果
後遺障害申請の場面では、
指の骨の遊離骨片という後遺障害も見逃さないことで、
11級の認定を受けられました。
示談交渉では、特に遊離骨片の労働能力への影響が問題となりましたが、
一定の逸失利益が認められ、総額で1754万円で示談に至りました。
解決のポイント
後遺障害申請

下肢の可動域制限は交通事故でよく問題となりますが、
手指骨の遊離骨片というのはあまり事案として多くないと思われます。
そのような後遺障害も含めて認定を受けることで後遺障害が12級から11級に繰り上がりました。
それにより、示談金が大幅に上昇しました。
示談交渉

Tさんの親指には遊離骨片がある状態でしたが、
それによって痛みが発生したり、何か仕事上の不都合は生じていませんでした。
そのため、交通共済から、足関節の後遺障害は労働能力喪失が認められるが、
骨片については労働能力には影響がないのではないかと主張を受けました。
Tさんが特段の影響を感じていないこともあり、
交通共済の主張に合理性がないとはいえませんでしたが、
手指骨が遊離している状態であり、
今後全く影響がないとは考えられないと主張し、一定の逸失利益が認められました。
担当弁護士のまとめ

交通事故に遭って後遺症が残りそうだという方の多くが悩まれる
後遺障害認定と示談交渉の手続きを行いました。
この2つの手続きは被害者の方がご自身で進めるのは難しいですが、
弁護士に依頼すればスムーズに手続きを進めることができます。
また、ご自身で進めた場合には適正な賠償を得られなくなる可能性も否定できませんが、
弁護士に依頼すれば適正な賠償金を得ることができます。
本件は、弁護士に依頼することで、
適切な後遺障害等級と適切な賠償金を得られた事例と言えると思います。
この記事を見た後にみている記事は?
脊髄損傷1級の示談交渉で、示談金を約2600万円増額詳しく見る
取得金額
6830万円
受傷部位
背骨・体幹骨
後遺障害等級
1級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
Yさんは、交通事故で第4頚髄を損傷し、後遺障害は1級認定、保険会社から約4200万円の提示があった時点で、相談に来られました。弁護士による交渉で、示談金は6830万円と大幅増額して解決できました。
詳しくはこちら >
更新日:2021年1月14日
後部座席に乗っていた小学生の示談交渉事例詳しく見る
取得金額
21万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
Oさんは、ご両親とともに四輪車に同乗していたところ、 突然対向車線からはみ出してきた車両に正面衝突されてしまいました。 Oさんは首が痛いと感じ、1か月ほど治療して完治、その後の示談交渉をお受けしました。
詳しくはこちら >
更新日:2019年9月13日
主婦の方で、追突でむち打ちの解決事例詳しく見る
取得金額
135万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
むち打ちの治療が終了する頃にご依頼いただきました。客観的所見なく、後遺障害は認定されませんでしたが、示談交渉で主婦休損と慰謝料で135万円で解決することができました。
詳しくはこちら >
更新日:2020年10月9日
追突事故で頚椎捻挫・腰椎捻挫、460万円で示談解決。詳しく見る
取得金額
460万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
14級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
症状固定直前に一度ご相談いただき、症状固定後に14級の後遺障害等級認定・保険会社から示談提示があったとして再度相談いただきました。160万円ほどの提示は、弁護士の交渉で460万円になり解決しました。
詳しくはこちら >
更新日:2023年8月22日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (11)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (6)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (21)
- 11級 (44)
- 12級 (65)
- 13級 (3)
- 14級 (97)
- 非該当 (150)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (11)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (36)
- 関節可動域制限・機能障害 (94)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (72)
- むちうち (87)
- 完治 (104)
- その他 (11)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (101)
- 損害保険ジャパン (92)
- 三井住友海上 (56)
- あいおいニッセイ (51)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (2)
- セゾン自動車火災 (4)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (18)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (16)
- トラック共済 (16)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (24)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合