更新日:2022年4月8日
腰椎捻挫の症状が完治した後の示談交渉事例
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Eさん/40代/会社員/大阪市中央区在住
交通事故で腰椎捻挫の怪我をしましたが、5か月弱の治療で完治しました。保険会社から休業損害・慰謝料で73万円の提示がありましたが、弁護士による交渉で90万円に増額して解決しました。
事故はこうして起こった
Eさんは、大阪市中央区で、四輪車を運転して赤信号待ちで止まっていたところ、後方から居眠り運転で走ってきた車に追突されてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Eさんは腰椎捻挫の怪我をしました。治療は5か月に渡りましたが、無事に完治。保険会社から73万円の提案があったところで、少しでも増額しないかと考えて相談に来られました。
保険会社からの提案内容を見ると、慰謝料が増額になると見込まれました。そこで、示談交渉を当事務所で進めることになり、実際に交渉したところ、総額90万円まで増額になり、解決ができました。
当事務所が関わった結果
解決のポイント
慰謝料の算定基準
慰謝料は、交通事故に遭って怪我をしたことに対して支払われるものです。ただ、被害者の方の気持ちで金額決めることになれば、事案ごとに金額がばらばらになってしまいますので、金額算定の一定の基準があります。ご依頼前に、保険会社からEさんに提案があった慰謝料は、最低限の補償をするための自賠責基準での算定。通院期間と通院日数から約56万円となっていました。
これに対し、弁護士が交渉する場合は、自賠責基準より高い弁護士基準を元に算定をします。通院期間・通院日数・怪我の内容を踏まえて交渉し、本件では、約72万円が認められました。
担当弁護士のまとめ
担当弁護士
:羽賀 倫樹
少しでも慰謝料が大きくならないかとの考えから、慰謝料についての示談交渉をご依頼いただきました。ご依頼から解決まで1か月もかからず、約17万円の増額となりました。
腰椎捻挫や頚椎捻挫で完治した場合、過失割合がある程度あると、弁護士が交渉しても示談金が増額になりにくいケースがよくありますが、本件のように追突事故であるなど、被害者の方に過失がない場合は、増額の余地があるケースが多いと言えます。
治療終了後、保険会社から示談金の提示があった時点でご相談いただくケースは多く、交通事故のご依頼のうち3分の1程度あります。弁護士にご依頼いただければ、ほとんどの場合示談金額が増額になっています。治療が終了して保険会社から示談金額の提案があったという方は、慰謝料等の増額の可能性がないか、みお綜合法律事務所にご相談いただければと思います。
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