これまでの交通事故ご相談取り扱い実績 交通事故の相談実績7,000件以上 (~2023年)

運営:弁護士法人 みお綜合法律事務所

更新日:2024年12月27日

肩関節可動域制限10級で、示談金2311万円で解決。

みおでご相談後の取得金額

相談後 2311万円

事例の概要

被害者様:Yさん/50才代/会社員/兵庫県伊丹市在住

バイクと自動車の右直事故で、上腕骨を骨折し、保険会社との手続き・後遺障害申請・示談交渉を任せたいとしてご依頼がありました。後遺障害は10級の認定、示談金2311万円で解決に至りました。

事故はこうして起こった

Yさんは、兵庫県伊丹市で、バイクを運転して青信号の交差点を直進していたところ、対向方向から青信号で右折してきた自動車と衝突してしまいました。

後遺障害と解決までの道のり

この事故でYさんは、左上腕骨頚部骨折の怪我をしました。大きな怪我であったためボルトで固定する手術をし、しばらくして退院できたことから、みお綜合法律事務所に相談に来られました。Yさんからのお話をおうかがいすると、大きな怪我で後遺障害が残って示談金額が大きくなる可能性があることや、事故状況からみてYさんの過失割合は15%程度とそれほど大きくないこと、弁護士費用特約があり、弁護士費用の負担は大きくならないと見込まれること等から、手続きをお受けしました。

Yさんは1年強治療し、その後左肩関節可動域制限等で後遺障害を申請。後遺障害等級は10級が認定され、問題ない認定と判断して保険会社との示談交渉に手続きを進めました。保険会社との交渉では、後遺障害逸失利益や慰謝料等について交渉し、最終的に示談金2311万円で話がまとまりました。

当事務所が関わった結果

 事故からあまり期間を開けずのご依頼であったため、治療中の保険会社とのやり取り、後遺障害申請、示談交渉等の手続きを進めました。
 後遺障害申請の場面では、後遺障害診断書に記載が必要な事項(肩の可動域や痛み、今後の症状の見通し等)を事前に説明し、後遺障害申請に必要になる書類一式も説明。出来上がった後遺障害診断書は内容確認の上で修正を依頼して、後遺障害申請をしました。その結果、後遺障害等級は、左肩関節可動域制限で10級が認定されました。
 その後の保険会社との示談金交渉では、後遺障害逸失利益・慰謝料が主な問題となり、最終的に総額2311万円で示談解決ができました。

 解決のポイント

治療中の保険会社とのやり取り

本件は交通事故発生から1か月ほどのタイミングで相談・依頼になりましたので、治療中の保険会社とのやり取りは弁護士が行いました。Yさんは、保険会社とのやり取りを負担に感じていたこともあり、弁護士に依頼して精神的な負担が大きく軽減されました。

後遺障害申請

交通事故の示談金を定めるにあたって大きな要素になるのが後遺障害等級です。後遺障害等級の認定内容は、後遺障害診断書の内容や画像、治療状況等によって決まりますが、特に後遺障害診断書の内容は重要です。

そこで、後遺障害申請にあたって、後遺障害診断書に記載すべき内容について事前にYさんにお伝えしました。また、出来上がった後遺障害診断書については、修正すべき内容がないか確認。その確認の結果ですが、肩の可動域制限についてYさんから聞いていた内容と異なる内容で、可動域に関して正確な測定がされていない可能性が考えられました。そのため、再測定などを依頼して、後遺障害診断書を修正してもらうことができました。その結果、Yさんから聞いていた通りの可動域の記載となり、後遺障害等級は10級が認定されました。

これにより、十分な示談金が得られる前提が整ったと言えます。

示談金の交渉

保険会社との交渉では、後遺障害逸失利益と慰謝料が主な問題になりました。

後遺障害逸失利益の計算方法は、①基本となる収入×②労働能力喪失率×③労働能力喪失期間というものですが、このうち、労働能力喪失率は10級であれば27%が基本とされています。本件では、Yさんは交通事故による収入の減少がありましたが、減少幅は27%まではいかず10%ほどでした。そのため、労働能力喪失率が問題になりましたが、今後継続的に就労できるか、就労できたとしても減収幅がより大きくなるおそれがあることなどふまえ交渉したところ、27%の労働能力喪失率が認められました。

慰謝料は、保険会社からは弁護士基準からの減額を求められましたが、減額する根拠がないと主張し、弁護士基準通り、入通院慰謝料190万円(10日ほどの入院、1年4か月ほどの通院)、後遺障害慰謝料530万円が認定されました。

弁護士費用特約の利用

Yさんは弁護士費用特約を契約されていました。弁護士費用特約は一般的に弁護士費用が300万円まで保険で補填されるもので、交通事故被害にあった際の弁護士費用負担がなくなるか、軽減されるものです。

本件では、示談金が2300万円を超える高額なものとなったため、弁護士費用が300万円を超えましたが、弁護士費用特約から300万円が支払われ、Yさんの弁護士費用負担は大きく軽減されました。

担当弁護士のまとめ

担当弁護士 :羽賀 倫樹

肩関節可動域制限で後遺障害等級10級が認定され、2300万円を超える示談金で解決ができた事案です。Yさんは、事故から間をあけずに弁護士に依頼して、保険会社とのやり取り・後遺障害申請・示談交渉等の手続き全般を弁護士に任せることができました。手続き負担は軽減され、適切な示談金が得られ、Yさんにとって満足いく結果になりました。


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