更新日:2021年8月13日
むち打ち14級認定、285万円で示談解決
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Oさん/50代/大阪府大東市在住
自転車走行中に四輪車と衝突し、頚椎捻挫等の怪我をされました。治療終了が近づき、後遺障害申請と示談交渉を進めたいとして来所されました。手続きを進めた結果、14級認定、示談金285万円で解決しました。
事故はこうして起こった
Oさんは、大阪府大東市で、自転車で歩道を走行していたところ、駐車場から車道に入ろうとしてきた自動車と衝突してしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Oさんは頚椎捻挫等の怪我をしてしまいました。継続的に治療したものの、むち打ちの症状は完治せず、首の痛みや手の痺れが残ってしまいました。後遺障害申請が必要になったため相談に来られ、手続きをご依頼いただきました。
後遺障害申請の際は、弁護士が必要書類の一覧と後遺障害診断書に記載すべき事項をまとめ、出来上がった後遺障害診断書について修正依頼をかけた上で、申請を行いました。その結果、むち打ちで14級が認定されました。
その後の示談交渉では、Oさんが自営手伝いの立場で、収入の証明ができないことが問題になりましたが、平均賃金を参照する形で逸失利益が認められました。その他、慰謝料等も含めて総額285万円で示談解決ができました。
当事務所が関わった結果
示談交渉では、基礎収入の認定が難しい部分がありましたが、一定の逸失利益が認められ、慰謝料等も含めて285万円で解決できました。
解決のポイント
後遺障害申請手続き
後遺障害申請の際の重要書類である後遺障害診断書の記載内容が適切なものになるよう手続きを進めました。Oさんの症状をおうかがいし、診断書に記載すべき内容をまとめました。また、実際に出来上がった後遺障害診断書の内容をチェックし、後遺障害申請の観点から修正すべき事項を指摘し、主治医の先生には実際に修正をいただきました。加えて、画像所見も重要になりますので、画像上の異常所見を強調して後遺障害申請を行いました。その結果、14級の後遺障害等級が認定され、示談交渉に進むことになりました。
示談交渉
Oさんは、自営手伝いの立場で、収入が明確ではありませんでした。そのため、後遺障害逸失利益認定の際の基礎収入が認定できるかが問題となりました。この点、収入を証明できるものがなければ、後遺障害逸失利益が認定されなくてもやむを得ないとも言えます。ただ、Oさんは仕事はしており、その収入で生計を立てていましたので、後遺障害逸失利益を認定すべきと主張し、その結果、逸失利益が認定されました。
担当弁護士のまとめ
むち打ちで14級の後遺障害等級が認定され、十分な示談額で解決できた事案です。治療中は問題なく手続きが進んでいる場合でも、後遺障害申請が必要になれば、慎重に手続きを進める必要があります。弁護士に依頼すれば、後遺障害申請と示談交渉の手続きを任せることができる上、適切な示談金額を得ることもできます。
交通事故での怪我が治り切らず、後遺障害申請が必要になった方は、交通事故の被害者側手続きを数多く取り扱っている、みお綜合法律事務所にご相談ください。
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