更新日:2021年11月19日
神経症状12級認定後、880万円で示談した事案。

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Kさん/60代/公務員/大阪府箕面市在住
追突事故で第4腰椎圧迫骨折の怪我をされ、事故直後にご依頼いただきました。事故前から別の椎体の圧迫骨折があったことから、後遺障害は11級ではなく12級の認定、示談交渉により880万円で解決しました。
事故はこうして起こった
Kさんは、大阪府豊中市で四輪車を運転し、渋滞に巻き込まれ停止した瞬間、後方車に追突されてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Kさんは第4腰椎圧迫骨折の怪我をしてしまいました。以前に別件で当事務所に依頼をしたことがあったことから、事故直後にご相談いただき、ご依頼となりました。
ご依頼後は、半年程度治療をしましたが、圧迫骨折部分の痛みはとれませんでした。そのため、後遺障害申請を行いました。受任当初は11級認定を想定していましたが、事件を進める中で、事故前から別の椎体の圧迫骨折があったことが判明し、骨折部の痛みで12級が認定されました。後遺障害は予想通りの等級が認定されたと言えます。
後遺障害等級認定後は、保険会社との示談交渉を行いました。慰謝料や逸失利益が争点になりましたが、当方の主張を大幅に受け入れた形で最終的に示談が成立しました。
当事務所が関わった結果
その結果、後遺障害等級は12級が認定されるとともに、示談金額も慰謝料や逸失利益で妥当な金額となり示談を成立させることができました。
解決のポイント
後遺障害等級の認定
手続きをお受けした当初は、第4腰椎の圧迫骨折をされていた点から、脊柱変形11級の後遺障害等級を予想していました。しかし、手続き途中で、事故前に別の部位を圧迫骨折されていたことが判明。脊柱変形8級には該当しないと考えられたため、12級になると予想されました。
症状固定後、圧迫骨折部位に痛みが残っていることを踏まえ、主治医の先生に、症状を反映した後遺障害診断書を作成してもらうことができました。その上で後遺障害等級申請をしたところ、予想通り圧迫骨折部位の痛みについて12級13号の後遺障害等級が認定されました。
示談交渉(逸失利益)
12級13号の後遺障害が認定されたことを受け、相手方保険会社と示談交渉を進めました。
Kさんは、定年退職後の再雇用で、体育教師をされていました。今回の事故で圧迫骨折し、腰の痛みが続くことの影響は大きく、しばらく休業したのち、退職せざるを得なくなりました。Kさんの収入に大きな影響が出ていることから、適切な逸失利益が認定されるべきと主張・交渉し、労働能力喪失期間は、上限である平均余命の半分(10年)が認定されました。また、基礎収入は、年齢面から徐々に減らす内容になりましたが、年齢別の平均賃金を参照して適切なものとすることができました。
示談交渉(慰謝料)
慰謝料について、当方からは、傷害慰謝料128万円、後遺障害慰謝料280万円を請求しました。これに対し、保険会社は請求額の8割が妥当であると主張。しかし、特に慰謝料を減額する理由はないとして反論し、最終的に当方の請求額通りで解決ができました。
担当弁護士のまとめ

腰椎の圧迫骨折に基づく痛みについて後遺障害等級の認定を受けるとともに、示談交渉で適切な金額を得られた事案です。また、Kさんは弁護士特約を契約されていたため、弁護士費用の自己負担はなく、示談金約880万円全額を手元に残すことができました。
交通事故で怪我をされた際の手続きは、保険会社とのやり取り・後遺障害の申請・示談交渉等がありますが、いずれも弁護士に任せることができます。当事務所では交通事故の手続きを数多く取り扱っていますので、手続きを任せたいとお考えの方は、ご連絡いただければと思います。
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