更新日：2022年1月14日

むち打ちが完治した事案の示談金を４倍に増額

解決方法示談交渉
受傷部位むちうち(頚椎・腰椎)
後遺障害等級非該当
症状・障害完治
保険会社三井住友海上
担当弁護士弁護士羽賀　倫樹担当事例
加害者の事故車両自動車
相談タイミング慰謝料提示があった
職業会社員
年代６０代

みおでご相談後の取得金額

相談前６万円

相談後２５万円

事例の概要

被害者様：Ｍさん／６０代／会社員／大阪府寝屋川市在住

むち打ちの怪我が２か月強の治療で完治しました。保険会社から約６万円の提示があった時点で相談に来られ、弁護士が示談交渉したところ、４倍以上の約２５万円に増額し示談がまとまりました。

事故はこうして起こった

Ｍさんは、大阪府寝屋川市のとある交差点で、青信号の横断歩道を自転車で走行していたところ、対向方向から右折してきたバイクに衝突されてしまいました。

後遺障害と解決までの道のり

この事故で、Ｍさんはむち打ち（頚椎捻挫）の怪我をしてしまいました。２か月強治療した結果、むち打ちの痛みは治まり、保険会社から示談提案があったため、金額が妥当であるかの確認と示談交渉を依頼したいとして相談に来られました。話をおうかがいすると、通院は比較的短期で終了しているとはいえ、６万円の提示は低額であり、弁護士が交渉すれば増額になる見込みが立ちました。そこで、示談交渉をお受けし、示談交渉を進めたところ、２５万円まで増額し、解決しました。

当事務所が関わった結果

交通事故で怪我をして通院を余儀なくされたことに対する慰謝料（傷害慰謝料・入通院慰謝料）を妥当なものとすべく、保険会社と交渉しました。相談時の見通しでは慰謝料が大きく増額になると見込まれたところ、実際の交渉でも慰謝料が大きく増額になりました。

解決のポイント

慰謝料交渉の基準

交通事故で怪我をした被害者の方が、保険会社との示談交渉をご自身で進めようとすると、保険会社は、自賠責保険基準や任意保険基準として、弁護士の目から見ると低い金額の慰謝料提示をしてくることが大半です。これに対し、弁護士にご依頼いただくと、弁護士基準というより高い慰謝料の基準で交渉が可能になります。

本件でも、保険会社から提示されていた慰謝料を弁護士による交渉で見直し、４倍以上の金額で示談することができました。

担当弁護士のまとめ

担当弁護士：羽賀　倫樹

交通事故に遭われたものの、幸いけがの程度は比較的軽く、２か月強治療して完治された方の示談交渉をご紹介しました。保険会社から示談金額が提示された後の示談交渉を弁護士に依頼すれば、示談金額が増額になることがよく分かる事例と言えます。本件は、むち打ちで比較的軽傷の方ですが、骨折等の重傷の方であれば、より示談金額の差額はより大きくなりやすいと言えます。

治療や後遺障害認定が終了し、保険会社から示談金額が提示された方は、増額の可能性がないか弁護士にご相談いただくことをお勧めします。