更新日:2025年12月22日
むち打ちの症状が5か月弱で落ち着き、示談で70万円で解決。
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Mさん/30才代/会社員/大阪市淀川区在住
事故直後に示談までの手続きの流れを知りたいとして相談があり、治療終了後に保険会社との示談金交渉を正式にご依頼いただきました。交渉の結果、70万円の慰謝料で解決ができました。
事故はこうして起こった
Mさんは、知人の運転する自動車の助手席に同乗していたところ、後方車に追突されてしまいました。事故が発生したのは、大阪市生野区です。
後遺障害と解決までの道のり
この事故でMさんは、頚椎捻挫(むち打ち)の怪我をしました。首や肩が痛いため整形外科に通院していましたが、今後の手続きが気になるため、事故から間がない時期に一度ご相談がありました。その後、5か月弱の治療で完治したため、示談金の交渉を依頼したいとして再度ご相談。弁護士費用特約があることから、依頼のメリットが十分にあると判断し、受任の上、保険会社と交渉をしました。
その結果、慰謝料は70万円になり、慰謝料の基準からみて十分な金額と判断できたことから、解決に至りました。
当事務所が関わった結果
解決のポイント
弁護士による示談金(慰謝料)の交渉
交通事故の慰謝料には、怪我の程度や通院期間・通院回数等から、一定の相場が形成されています。被害者の方が弁護士に依頼しないケースより、依頼した方が金額は大きくなることが多く、交通事故の慰謝料交渉は弁護士に依頼するメリットがあります。
Mさんのケースでは、弁護士に依頼していなければ、通院1日あたり4,300円×通院回数42日×2という自賠責保険の基準で算定して、慰謝料が361,200円ほどになった可能性が考えられます。これに対し、弁護士が保険会社と交渉したところ、怪我がむち打ちであること、通院期間が5か月弱であること、通院回数が42日であること等を踏まえ、慰謝料は700,000円になりました。
自賠責保険基準の約2倍の金額であり、弁護士基準からみて十分な金額であることから、妥当なものと判断して示談解決に至りました。
弁護士費用特約の利用
交通事故の慰謝料交渉を弁護士に依頼すれば、どうしても弁護士費用が必要になります。弁護士に依頼して慰謝料が増額になっても、費用の方が高いとなると依頼のメリットがありません。特に、むち打ちで完治したケースでは慰謝料の増額幅はそれほど大きくないため、依頼のメリットがないケースがよくあります。
この問題を解決できるのが、弁護士費用特約です。自動車保険等に付帯している特約で、交通事故被害者の方が弁護士に依頼した場合の弁護士費用を被害者側の保険会社が負担するものです(多くの場合、上限300万円)。
Mさんも弁護士費用特約があり、今回の示談交渉の弁護士費用は、保険会社から支払われ自己負担はありませんでした。
担当弁護士のまとめ
担当弁護士
:羽賀 倫樹
むち打ちの症状が落ち着いたケースについて、弁護士が慰謝料の交渉を行いました。慰謝料は十分な金額になり、弁護士費用特約で費用の自己負担も発生しなかったため、満足いく結果になったと言えます。
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更新日:2024年10月2日
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