更新日：2021年4月30日

小学生のお子様の事故で、慰謝料・付添費等を交渉で増額。

解決方法示談交渉
受傷部位背骨・体幹骨
後遺障害等級非該当
症状・障害完治
保険会社あいおいニッセイ
担当弁護士弁護士羽賀　倫樹担当事例
加害者の事故車両自動車
相談タイミング慰謝料提示があった
職業学生
年代２０才未満

みおでご相談後の取得金額

相談前６１万円

相談後１１９万円

事例の概要

被害者様：Ｔさん／２０才未満／学生／大阪府富田林市在住

お子様の事故で、治療で完治したものの、慰謝料・付添費等の妥当性を判断したいと相談に来られました。増額の見通しの下交渉を開始し、最終的に２倍弱に増額して解決ができました。

事故はこうして起こった

Ｔさんは、大阪府富田林市で、自転車で青信号の横断歩道を走行していたところ、同じ方向から左折してきた四輪車に衝突されてしまいました。

後遺障害と解決までの道のり

この事故で、Ｔさんは骨盤骨折等の怪我をしてしまいました。入院・通院による治療で怪我は完治し、保険会社から示談金額の連絡がありましたが、金額の妥当性を判断したいとして当事務所に相談に来られました。保険会社からの提示額は約６１万円で、慰謝料と付添費が低く算定されていたため、弁護士による交渉で増額する可能性が高いと判断できました。そこで、示談交渉をお受けし、保険会社との交渉を行ったところ、当初提示から大きく増額し、最終的に１１９万円で示談が成立しました。

当事務所が関わった結果

慰謝料と付添費の交渉を行いました。慰謝料はもともと６０万円の提示が、１０６万円に増額になりました。また、付添費は、２０万円の提示が、３０万円に増額になりました。その他の部分も含めて、全体では５８万円増額となり、十分な金額になったことから、示談解決に至りました。

解決のポイント

慰謝料の増額交渉

保険会社からＴさんには、慰謝料として６０万円が提示されていました。ただ、怪我の内容・入院日数・通院期間・通院日数を考えると、少なくとも９０万円程度になると判断できました。実際の交渉では、通院期間と比較して通院日数はほとんどない点が問題となりましたが、通院期間も考慮する形で、１０６万円まで交渉ができました。

付添費の増額交渉

Ｔさんは事故当時小学生で、入院・通院には、ご両親のどちらかが毎日付き添っていました。このような場合、付添に時間や労力が必要になりますので、それを金額に換算した付添費の請求が認められます。ただ、保険会社は、入院１日４２００円、通院１日２１００円として、合計２０万円で提示していました。これについて、弁護士が交渉すると、入院１日６０００円、通院１日３０００円で計算して、約３０万円程度になるのではないかと思われました。実際に交渉したところ、見通し通り、付添費は約３０万円まで交渉ができました。