更新日:2020年1月15日
むち打ち、異議申立で14級9号の認定を受けた事案

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:大阪府池田市のОさん / 50代 会社員
むち打ちの後遺障害申請で、当初後遺障害に該当しないと判断されてしまいましたが、
異議申立で14級が認定されました。
示談交渉では、基礎収入に争いが生じましたが、229万円で解決することができました。
事故はこうして起こった
Oさんは、自動車を運転して赤信号で停車していました。
青信号になったので、前の車が発進したら続いて発進しようと思っていましたが、
前の車が発進せず、Oさんの車にバックしてきて衝突されてしまいました。
前の車が間違ってバックギアを入れて進行しようとしたのが原因の事故です。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Oさんは頚椎捻挫の怪我をしてしまい、
治療を続けても首の痛みや手のしびれなどの症状が残ってしまいました。
Oさんは以前に当事務所にご依頼いただいたことがあり、
今回の件も依頼しようと考え、相談に来られました。
Oさんからの相談を受け、
当事務所では後遺障害申請と保険会社との示談交渉についてお受けしました。
後遺障害申請は当初後遺障害に該当しないと判断されましたが、
異議申し立てを行い、14級9号の後遺障害が認定されました。
また、示談交渉では、
事故前年のOさんの収入が低くなっていたことから難航しましたが、
一定の逸失利益を計上する形で解決ができました。
当事務所が関わった結果
後遺障害申請が必要になりますが、
症状が残っていたとしても必ずしも後遺障害が認定されるとは限りません。
Oさんも当初の申請では、後遺障害に該当しないと判断されてしまいました。
異議申立の際は、可能な限りの資料を準備し、14級の後遺障害が認定されました。
示談交渉では、Oさんが事故前一時的に仕事をしていない時期があり、
事故前年の収入が80万円程度であったことが問題となりました。
これに対し、Oさんの現在の仕事状況を主張立証することで、
基礎収入を約250万円として逸失利益を計算する形で合意ができました。
解決のポイント
むち打ちの後遺障害等級認定
当初は後遺障害に該当しないと判断されたため、異議申立を行いました。
Oさんの治療状況・症状の経過・画像所見等から
後遺障害が認定されるべきと主張・立証したところ、
14級の後遺障害等級が認められました。
弁護士が主張・立証のポイントを押さえて手続することで、
円滑に資料を収集し、無事妥当な結論を得ることができました。
逸失利益の基礎収入

Oさんは事故前は仕事をしていない時期があり、
事故前年の年収は80万円程度にとどまっていました。
そのため、そのままでは、逸失利益が低額にとどまることが予想されました。
ただ、Oさんは事故の2年前にはより高い収入を得ており、
現在も80万円を超える収入がありました。
そこで、収入の推移を立証することで、事故前年の収入である80万円ではなく、
約250万円を基礎収入とすることで合意ができました。
担当弁護士のまとめ

異議申立で妥当な後遺障害認定を受け、
示談交渉でも妥当な基礎収入で解決をした事案です。
交通事故の後遺障害申請や示談交渉は、
いずれも様々な問題が生じ、複雑な手続きが求められることがあります。
そのような場合に備え、弁護士に手続きを依頼しておけば、
手続き全般を任せることができます。交通事故の手続きに不安を感じている方は、
交通事故の後遺障害申請・示談交渉を
多く取り扱っているみお綜合法律事務所にご相談いただければと思います。
この記事を見た後にみている記事は?
むち打ち完治後の示談交渉で、示談金を1.78倍に増額詳しく見る
取得金額
117万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
交通事故によるむち打ちが完治し、保険会社から65.9万円の提示があったため、金額が妥当か相談したいとしてご来所。増額の可能性があったため示談交渉をお受けし、最終的に117万円で示談となりました。
詳しくはこちら >
更新日:2024年5月25日
肩や膝の怪我が完治。交渉で示談金を約10万円増額。詳しく見る
取得金額
37万円
受傷部位
上肢
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
交通事故で肩や膝の怪我をしましたが、2か月半ほどの治療で完治しました。保険会社から26.6万円の提示があった後ご依頼いただき、保険会社と交渉の結果、37万円に増額して示談により解決しました。
詳しくはこちら >
更新日:2023年6月27日
胸椎圧迫骨折11級の示談交渉事案。詳しく見る
取得金額
912万円
受傷部位
背骨・体幹骨
後遺障害等級
11級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
交通事故で胸椎圧迫骨折の怪我をして、後遺障害が認定されたものの、 妥当であるか判断したいとして相談に来られました。 相談の結果、後遺障害等級は妥当と判断、示談交渉を受任し解決に至りました。
詳しくはこちら >
更新日:2019年9月13日
肋骨骨折が完治した方の示談金を2.3倍に増額。詳しく見る
取得金額
149万円
受傷部位
背骨・体幹骨
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
自転車に乗っているときに事故に遭い、肋骨骨折・頚椎捻挫の怪我をされた方の事例です。幸い怪我は完治。治療終了後、保険会社から64万円の示談提示があり、弁護士に依頼すると149万円に増額になりました。
詳しくはこちら >
更新日:2022年8月5日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (11)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (6)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (21)
- 11級 (44)
- 12級 (66)
- 13級 (3)
- 14級 (98)
- 非該当 (152)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (11)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (36)
- 関節可動域制限・機能障害 (95)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (73)
- むちうち (87)
- 完治 (105)
- その他 (11)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (102)
- 損害保険ジャパン (94)
- 三井住友海上 (56)
- あいおいニッセイ (52)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (2)
- セゾン自動車火災 (4)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (18)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (16)
- トラック共済 (16)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (24)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合