更新日:2019年6月13日
脊髄損傷1級で、2億4000万円の示談金で解決

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Tさん/20代 会社員
事故により頚椎骨折やくも膜下出血の重傷を負われ、
最終的に脊髄損傷で自賠責保険の後遺障害等級1級が認定されました。
示談交渉では将来介護費等を含め、総額2億4000万円で解決に至りました。
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事故はこうして起こった
Tさんは、大阪府堺市でバイクを運転して交差点に差し掛かったところ、
対向方向から右折してきた四輪車を避けきれず、衝突してしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Tさんは、第4・5・6頚椎骨折、頸髄損傷、外傷性くも膜下出血という重傷を負いました。
事故から何日経っても、意識がない状態が続き、
ご家族の方は病院への対応・保険会社への対応等全ての手続きをするのは困難と感じ、ご相談に来られました。
ご依頼後は、症状固定までの保険会社とのやり取り全般・休業損害の請求等を事務所で行い、
症状固定に至りました。
Tさんは、1年以上の治療で、意識がない状態からは回復したものの、
足は動かず、手も十分に使えない状態で、車いす生活になってしまいました。
そこで、Tさんの症状を的確に反映した後遺障害診断書等を作成し、
後遺障害の申請を行いました。その結果、後遺障害等級としては最上位の1級が認定されました。
後遺障害等級認定後の保険会社との示談交渉では、
今後のTさんの生活費を全て賄うことができるだけの補償を受けることを目指しました。
最終的に2億4000万円の示談金となりましたので、十分な金額になったといえます。
当事務所が関わった結果
ご家族には、
保険会社とのやり取り・入通院の付添・介護・その他諸手続き等で大きな負担がかかってきます。
本件は、事故直後にご相談・ご依頼いただくことで、
ご家族の方は保険会社とのやり取りから解放されると共に、
諸手続きについて弁護士のアドバイスを受けながら進めることが可能となりました。
また、車いす生活になるほどの怪我となると、収入が絶たれ、
介護等の費用が必要になるなど経済的な負担も大きくなります。
本件では、保険会社から2億4000万円の示談金が得られ、
経済的な不安は完全に取り除くことができました。
解決のポイント
経済的不安の除去

Tさんは、堺市の事故によって脊髄損傷(頸髄損傷)の重傷を負い、車いす生活となってしまいました。
正社員として働いていましたが、それも退職を余儀なくされました。
その上、介護や介護用品の費用・車椅子が入ることができる部屋への引っ越し等様々な費用が必要になり、
身体的な不安と合わせて経済的な不安は相当大きなものがありました。
示談交渉では、Tさんとご家族の経済的な不安が完全になくなることを目指して保険会社との交渉を行いました。
弁護士による交渉で、
休業損害(約530万円)・逸失利益(約9400万円)・
入通院慰謝料(約400万円)・後遺障害慰謝料(2800万円)・
近親者慰謝料(600万円)等はこちら側の請求がそのまま認められました。
一方将来の介護費は、保険会社との間で争いになりました。
介護費は、自宅介護が見込まれる期間、職業介護が見込まれる期間それぞれで設定することになり、
自宅介護は1日1万円、職業介護は1日2万円となりました。
介護費の総額は約1億1000万円と、Tさんの症状を考えても相当高い示談金で和解することができました。
以上のように、個別の項目で十分な内容となり、
総額も2億4000万円という金額まで交渉できたことから和解に至りました。
高額の示談金を得ることで、Tさんとご家族は今後の経済的不安から解放されました。
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担当弁護士のまとめ

最重度の後遺障害が残存し、示談交渉で十分な示談金が得られた事案です。
個別の損害項目を見ると訴訟をしたとしてもなかなか得られないのではないかというものもあり、
総額でみると訴訟をした場合と遜色ない示談金を得ることができました。
また、訴訟の場合は、非常に時間がかかること、
特に本件のような重度後遺障害の場合短くても2年程は覚悟しないといけないこと、
解決までの間賠償金が得られず不安定な状態に置かれてしまうこと、
立証の負担が非常に大きいことなど、被害者の方やご家族のご負担は相当なものになってしまいます。
このような訴訟の負担を回避しつつ、十分な示談金が得られ、
Tさんとご家族にとって最良の結果をもたらすことができました。
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