更新日:2017年12月19日
膝の痛みで12級13号が認定された事案の示談交渉

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:大阪府茨木市のCさん / 30代 会社員
症状固定の直前にご依頼いただいた事案です。
後遺障害診断書の作成・後遺障害申請・示談交渉の各場面で弁護士が手続きを行い、
1230万円の賠償金を獲得しました。
事故はこうして起こった
Cさんは、
自転車を運転して交差点で自転車横断帯を走行していたところ、
対向方向から左折してきた自動車に衝突されてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
Cさんは、
この事故で、右脛骨高原骨折の怪我をされました。
1年程度の治療を受け、2回の手術を受けましたが、
右膝には若干の可動域制限と痛みが残ってしまいました。
治療の終了が近づき、保険会社との賠償交渉に入ることになり、
手続きの進め方に不安を感じ、「みお綜合法律事務所(大阪事務所)」に相談に来られました。
当事務所で後遺障害申請をしたところ、
膝の可動域制限は大きくないとして後遺障害に該当しないと判断されましたが、
膝の痛みについて、12級13号が認定されました。
12級13号が認定されたことを受け、保険会社と交渉したところ、
最終的に1230万円が賠償されることになり、示談解決に至りました。
当事務所が関わった結果
過失割合等が争いになりました。
保険会社との交渉により、
いずれも当方に有利な内容となり、
総額1230万円で示談に至りました。
解決のポイント
逸失利益の金額

認定された後遺障害等級が痛みに関する12級13号の場合、
裁判例においても、また、保険会社からも、
労働能力喪失期間を制限すべきとされることが多々あります。
本件でも、
保険会社が、労働能力喪失期間を大幅に制限した示談案を提示してきました。
これに対して、
当方から、膝の痛みが簡単に消失するとは考えられず、
長期間にわたり労働能力に影響が出ることを主張、
10年を超える労働能力喪失期間を認定することで合意できました。
過失割合の交渉

今回の事故状況では、
基本過失割合は、自転車側10%になります。
保険会社側は、基本過失割合通りの10%を主張してきました。
しかし、具体的な事故状況として、
Cさんは自転車横断帯を走行しており、
このような場合は、自転車側に有利に過失割合が修正され、
過失割合は5%になります。
以上のような過失割合の考え方や、
物損処理の際には5%で合意していた経緯なども踏まえ、
最終的に5%の過失割合で合意できました。
担当弁護士のまとめ

保険会社との交通事故賠償交渉では、
逸失利益や過失割合など様々な争点が発生します。
いずれも、
裁判例を踏まえて適切な着地点を想定しながら
交渉する必要がありますので、
交通事故賠償交渉は、
交通事故事案を多く取り扱っている
弁護士による手続きが必須と言えます。
後遺障害が認定された事案では、
被害者側の過失割合の方が大きいようなことがない限り、
ほとんどの事例で費用を考えても弁護士に依頼するメリットがあります。
万が一、費用の方が高くなりそうな場合には、
弁護士からそのように説明させていただきますので、
安心してご相談いただければと思います。
この記事を見た後にみている記事は?
主婦、むち打ち14級9号の方の示談交渉事例詳しく見る
取得金額
345万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
14級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
主婦の方で、むち打ちで14級9号が認定された方の示談交渉事例です。休業損害・傷害慰謝料・逸失利益・後遺障害慰謝料について適切な金額を取得し、総額約345万円で示談解決に至りました。
詳しくはこちら >
更新日:2020年5月31日
脛骨高原骨折後の可動域制限12級、示談交渉で解決した事例。詳しく見る
取得金額
1435万円
受傷部位
下肢
後遺障害等級
12級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
Kさんは自転車運転中に事故に遭いました。 脛骨高原を骨折され、2年近く治療しましたが、膝の可動域が悪くなってしまいました。 後遺障害で12級が認定され、示談交渉で1435万円の賠償を受けました。
詳しくはこちら >
更新日:2018年7月3日
主婦の方で、骨折後の症状は完治、250万円で示談解決。詳しく見る
取得金額
250万円
受傷部位
下肢
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
事故直後入院中に、ご家族からご相談いただきました。骨折はあったものの完治し、保険会社との示談交渉では、主婦の休業損害・慰謝料等で250万円で解決ができました。
詳しくはこちら >
更新日:2022年11月24日
自転車同士の衝突、後遺障害等級14級9号の示談交渉事例詳しく見る
取得金額
600万円
受傷部位
背骨・体幹骨
後遺障害等級
14級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
自転車同士の事故で上腕骨骨折・坐骨骨折の怪我をされた方の事例です。 後遺障害等級は14級、弁護士依頼前は約285万円の提案でしたが、 弁護士による交渉で600万円に増額して解決に至りました。
詳しくはこちら >
更新日:2020年4月1日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (11)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (6)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (21)
- 11級 (44)
- 12級 (65)
- 13級 (3)
- 14級 (97)
- 非該当 (150)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (11)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (36)
- 関節可動域制限・機能障害 (94)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (72)
- むちうち (87)
- 完治 (104)
- その他 (11)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (101)
- 損害保険ジャパン (92)
- 三井住友海上 (56)
- あいおいニッセイ (51)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (2)
- セゾン自動車火災 (4)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (18)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (16)
- トラック共済 (16)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (24)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合