更新日:2014年11月27日
就労状況や相手の運転状況を立証。2,000万円を超える示談金額に。

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Aさん/32歳 会社員
自転車で走行中の被害者に、左折の自動車が衝突。被害者は左手を骨折し、関節の可動域制限(10級)が残りました。被害者の就労状況、加害者の運転状況について主張立証し、2,000万円を超える示談金を取得しました。
事故はこうして起こった
Aさんは自転車に乗り、交差点の横断歩道を走行していたところ、対向方向から左折してきた自動車に衝突されました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故によってAさんは、左手関節付近の月状骨等を骨折してしまいました。手術を受けたものの、最終的に手関節に可動域に制限が残ってしまいました。
Aさんには、症状固定前から当事務所にご相談いただいていましたが、症状固定の段階で後遺障害が残る可能性が高いと思われる状況だったことから、後遺障害等級の認定手続きと相手方との示談交渉を当事務所に依頼されました。
当事務所が関わった結果
その後の示談交渉では、保険会社との間で逸失利益と過失相殺が争点となりましたが、最終的に当方の主張が認められ、損害賠償金21,644,135円で示談が成立しました。
解決のポイント
事故前後の就労状況などを考慮した主張立証により、適正な逸失利益を確保。
Aさんの後遺障害は、手関節の可動域制限の10級でした。保険会社は逸失利益の算定について、(1)Aさんの事故前の収入が一般水準より少ないため、基礎収入は低く算定されるべきであると主張してきました。(2)また、Aさんは事故後に退職しましたが、他社に就職していたため、労働能力喪失率が低く算定されるべきであると主張してきました。
(1)については、Aさんが事故時、若い方であったことから、将来的に昇給が見込まれることを主張立証し、実際の収入より高い金額を基礎収入とすることで合意することができました。(2)については、Aさんは再就職されたものの、従前の立場より不安定な立場になっていることを主張立証し、27%の労働能力喪失率で合意することができました。
事故発生時の加害者の運転の問題点を主張立証し、Aさんの過失相殺を5%に。
この事案の事故態様では、一般的にAさんには10 %の過失相殺がされてしまいます。
しかし、加害者が高速で左折してきた等、加害者の運転態様の問題点を主張立証することで、最終的に5%の過失相殺で合意することができました。
担当弁護士のまとめ

Aさんは手関節付近を負傷され、可動域制限が残ってしまいました。
そして、後遺障害等級申請と示談交渉の手続きを当事務所に依頼されました。
当事務所では、後遺障害等級の申請手続きについて、大阪市内にある病院の主治医の先生が作成された後遺障害診断書の内容に問題がないか確認のうえで申請を行い、10 級が認定されました。
その後の示談交渉では、基礎収入と労働能力喪失率、過失相殺について争いになりましたが、当方に有利な事情を主張立証することで、総額で2,000万円を超える示談金で和解ができました。
このように、関節の可動域で10級の後遺障害が残る方については、収入額等にもよりますが、賠償金が多額になる可能性が高いということができます。それだけに、後遺障害等級申請や示談交渉を弁護士に依頼するメリットが大きいということができますので、一度弁護士に相談されることをご検討いただければと思います。
この記事を見た後にみている記事は?
むち打ちが完治した後の示談交渉で、慰謝料を増額詳しく見る
取得金額
112万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
交通事故で頚椎捻挫の怪我をしましたが、約半年の治療で完治しました。保険会社から提示の慰謝料が妥当な金額であるか確認したいとして相談に来られ、交渉をお受けし、40万円増額して解決ができました。
詳しくはこちら >
更新日:2021年8月20日
後遺障害14級認定で、保険会社の232万円の提示を373万円に増額詳しく見る
取得金額
373万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
14級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
追突事故で頚椎捻挫・腰椎捻挫の怪我をして、後遺障害は14級が認定されました。保険会社からの232万円の示談提示を受けて交渉を受任。373万円に増額して解決ができました。
詳しくはこちら >
更新日:2024年9月5日
骨折が完治し、示談交渉で100万円で解決。詳しく見る
取得金額
100万円
受傷部位
下肢
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
事故から数カ月が経ち、症状が安定してきたころにご依頼いただきました。ご依頼後も治療を続け、怪我は完治、最終の示談交渉で、示談金100万円で解決に至りました。
詳しくはこちら >
更新日:2021年3月19日
高次脳機能障害9級が残存し、2493万円で示談解決。詳しく見る
取得金額
2493万円
受傷部位
頭部(脳)
後遺障害等級
9級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
事故直後にご家族からご相談いただき、その後正式にご依頼いただきました。2年して症状固定し、高次脳機能障害で9級の認定。示談金は2493万円で解決しました。
詳しくはこちら >
更新日:2023年11月10日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (11)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (6)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (21)
- 11級 (44)
- 12級 (65)
- 13級 (3)
- 14級 (97)
- 非該当 (150)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (11)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (36)
- 関節可動域制限・機能障害 (94)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (72)
- むちうち (87)
- 完治 (104)
- その他 (11)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (101)
- 損害保険ジャパン (92)
- 三井住友海上 (56)
- あいおいニッセイ (51)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (2)
- セゾン自動車火災 (4)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (18)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (16)
- トラック共済 (16)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (24)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合