更新日:2021年11月12日
骨折後の症状が治まり、200万円で示談解決

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Hさん/40代/会社員/大阪府豊中市在住
橈骨遠位端骨折後の痛みが残るものの、骨は癒合し、症状は落ち着いているとして後遺障害は認定されませんでした。示談交渉により、慰謝料や休業損害等を合計して、200万円で解決した事例です。
事故はこうして起こった
Hさんは、大阪府豊中市で、優先道路をバイクで走行して交差点に差し掛かったところ、脇道から出てきたバイクと衝突してしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Hさんは、橈骨遠位端骨折の怪我をしてしまいました。2回の手術と定期的な通院が必要になりましたが、治療の甲斐あって、骨折自体はきれいに治り、ただ、骨折部の痛みが残る状態になってしまいました。そのため、後遺障害申請をしましたが、骨がきれいに治っていることもあり後遺障害に該当しないとの判断。この判断が妥当であるかを確認したいとして、相談に来られました。
Hさんからご事情をお伺いすると、当初の骨折は重いものと思われたこと、後遺障害診断書の内容が不十分なところもあると分かり、異議申立を進めることになりました。ただ、異議申立の結果は再度の非該当。出すべき資料を出しても非該当になったことから、Hさんも非該当でやむなしと判断され、保険会社との示談交渉を進めることになりました。
保険会社との示談交渉では、休業損害と慰謝料等をいくらにすべきかが問題となりました。結果、休業損害が約50万円、慰謝料が約160万円、その他雑費等約15万円、過失相殺10%で、200万円で示談が成立しました。
当事務所が関わった結果
示談交渉では、交渉では手術や長期の治療が必要になったことを踏まえ、慰謝料等について交渉をしました。その結果、総額200万円と十分な金額で示談をまとめることができました。
解決のポイント
後遺障害等級についての異議申立
Hさんは、骨折部位に痛みが残っており、その点を後遺障害として認定すべきかが問題になりました。
ご事情をおうかがいすると、当初の骨折の状態は重いもので、後遺障害診断書の記載内容に不十分な点もあることが分かりました。そのため、異議申立を含めて手続きをお受けしました。
異議申し立ての際は、後遺障害診断書への必要な事項の追記、骨折の状況の詳細の説明等を行いました。結果としては、後遺障害に該当しないとの判断は覆りませんでしたが、十分な手続きを行うことで、ご納得いただいた上で示談交渉に進むことができました。
慰謝料等の示談交渉
後遺障害が認められなかったとはいえ、骨折をして長期の治療が必要であったことから、示談交渉で適切な慰謝料を求める必要があります。
怪我の状況、入院日数、通院期間、通院日数を踏まえて交渉したところ、慰謝料自体は約160万円、示談金総額は200万円で解決ができました。
担当弁護士のまとめ

後遺障害等級は認定されませんでしたが、交渉により十分な示談金を確保できました。弁護士特約は契約されていなかったため、弁護士費用は自己負担になりますが、示談金の中から問題なくお支払いいただくことができました。
交通事故の後遺障害や示談金について疑問点があったり、交渉を依頼したいとお考えの方は、みお総合法律事務所にお問い合わせください。
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