更新日:2018年3月22日
顔面醜状12級、歯牙障害13級、むち打ち14級認定の示談交渉

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Oさん / 30代 会社員
当初顔面醜状12級、歯牙障害14級、むち打ち14級、併合12級が認定。
異議申立で歯牙障害が13級(既存障害14級)、併合11級(既存障害14級)に変更。
その後、680万円で示談が成立しました。
事故はこうして起こった
Oさんは、
三重県で自動車を運転して赤信号待ちをしていたところ、
後方車に追突され、はずみで前方車に追突する玉突き事故に遭遇しました。
後遺障害と解決までの道のり
Oさんは、
事故の衝撃で顔面を激しくハンドルにぶつけてしまい、
顔に裂傷を負い、歯が破折し、むち打ちの怪我を負ってしまいました。
顔の裂傷とむち打ちは1年間、歯科は2年間の治療を行いましたが、
顔の傷、首の痛みの症状が残ってしまいました。
後遺障害を申請すべき箇所も多く、
手続きが複雑になることを懸念されたOさんは、
手続きを全て任せたいとして「みお綜合法律事務所(大阪事務所)」に相談に来られました。
後遺障害申請の場面では、当初、顔面醜状12級、歯牙障害14級、
むち打ち14級の併合12級が認定されました。
ただ、
歯牙障害の一部が認められなかったことから、
新たな診断書をつけて異議申立をしたところ、
歯牙障害は13級(ただし、既存障害14級も認定)に変更になり、
顔面醜状12級、むち打ち14級と合わせて併合11級に変更になりました。
示談交渉では、慰謝料と逸失利益が争点になりましたが、
当方に有利になるように交渉を行い、680万円で示談が成立しました。
当事務所が関わった結果
併合12級が認定されましたが、
歯牙障害の一部が認められなかったため、
異議申立を行いました。
異議申立により、
既存障害の歯牙障害14級も認定されてしまいましたが、
歯牙障害自体は13級の認定に繰り上がり、
最終等級も11級に繰り上がりました。
示談交渉では、慰謝料と逸失利益を可能な限り引き上げるよう交渉し、
680万円で示談が成立しました。
解決のポイント
異議申立
当初の後遺障害の場面では、
一部の歯牙障害は交通事故と関係ないとされてしまいました。
そこで、
交通事故と関係ないとされた歯牙障害についても
交通事故と関係があるとの診断書を追加で提出して異議申立を行いました。
結果、当初の認定が覆り、歯牙障害は13級認定(ただし、既存障害14級も認定)となり、
後遺障害等級も11級に繰り上がりました
示談交渉

保険会社との示談交渉では慰謝料と逸失利益が争点になりました。
保険会社は慰謝料について、
弁護士基準からの減額を主張してきましたが、
減額すべき理由はないと主張し、当方の主張が認められました
(傷害慰謝料203万円、後遺障害慰謝料310万円)。
逸失利益は、
顔の傷と歯牙障害は仕事に特に影響しないとのことでやむを得ない部分がありましたが、
むち打ちについても保険会社は短期間で症状が軽快すると主張してきました。
保険会社は50万円程度と当初主張してきましたが、80万円まで増額になりました。
上記の結果、その他の損害も含めて、680万円で示談が成立しました。
担当弁護士のまとめ

Hさんからの依頼を受け、
後遺障害申請、異議申立、示談交渉を行いました。
後遺障害申請の場面では、歯牙障害の一部が認められませんでしたが、
異議申立で認定が覆りました。
異議申立が認められたことで、慰謝料の増額につながりました。
示談交渉でも弁護士が交渉することで十分な賠償額を得ることができました。
後遺障害申請、異議申立、示談交渉は
いずれも被害者の方ご自身で進めるのは難しい手続きです。
弁護士に依頼することで煩わしい手続きから解放され、
かつ、適正な賠償金を受け取ることもできます。
交通事故に遭われた時は、弁護士への相談をご検討いただければと思います。
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