更新日:2020年12月4日
頚椎捻挫14級認定、示談交渉で439万円で解決した事案
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Nさん/40代/会社員/兵庫県西宮市在住
症状固定頃にご依頼いただき、後遺障害申請では、頚椎捻挫後の痛みやしびれについて14級が認定されました。その後の示談交渉では、439万円で解決に至りました。
事故はこうして起こった
Nさんは、兵庫県西宮市で四輪車を運転し、交差点に差し掛かり直進していたところ、一時停止規制のある交差道路から出てきた四輪車に衝突されてしまいました。加害者が酒気帯びで運転していたために起こった事故です。
後遺障害と解決までの道のり
この事故でNさんは頚椎捻挫の怪我をしてしまいました。治療途中でMRI検査をしたところ、首にヘルニアがあることがわかり治療を続けていましたが、半年ほど経過したところで、保険会社から治療費支払いを終了するとの連絡がありました。その時点でも首の痛みや手のしびれが続いていたことから、後遺障害の申請が必要でしたが、手続きの進め方に不安を感じ、当事務所に相談に来られました。
Nさんからお怪我の状況等をおうかがいしたところ、後遺障害が認定される可能性は十分あると見込まれたため、後遺障害の手続きとその後の示談交渉の手続きをご依頼いただきました。後遺障害の手続きでは、後遺障害診断書の内容が重要になりますので、修正すべき事項がないかなどの確認を行いました。
後遺障害申請をしたところ14級の後遺障害等級が認定されました。その結果を受けて、相手方保険会社と示談交渉を進めました。Nさんの基礎収入が高いこともあり、示談金額は比較的高くなり、439万円で示談が成立しました。
当事務所が関わった結果
示談交渉では、入通院慰謝料・後遺障害逸失利益・後遺障害慰謝料等が争点になりました。いずれも交渉の結果、弁護士の基準からみて十分な金額となり、総額439万円で解決に至りました。
解決のポイント
後遺障害申請の手続き
後遺障害手続きでは、後遺障害診断書の内容や画像所見を的確に把握することが重要です。
後遺障害診断書の内容次第で、後遺障害等級が認定される可能性が変わってきますので、内容の確認を行いました。
また、頚椎捻挫で後遺障害が認定されるには、一定の画像所見があることが重要です。また、一定の画像所見があっても、自賠責の方で十分に見てもらえないことがありますので、本件では、画像所見部分を強調して申請を行いました。
示談交渉
示談交渉では、当然と言えば当然ですが、できるだけ示談金額が高くなるように交渉を行います。
入通院慰謝料と後遺障害慰謝料は、弁護士による交渉でそれぞれ82万円・110万円となりました。いずれも弁護士の基準の上限ですので、問題ない金額と判断できました。
後遺障害逸失利益は、労働能力喪失期間5年で、Nさんの収入が高いこともあり、約220万円となりました。労働能力喪失期間は上限であり、金額面でも高額認定となり、十分な金額となりました。
担当弁護士のまとめ
頚椎捻挫の怪我をされた方について、後遺障害の手続き、示談交渉の手続きを弁護士が進めることで、適切な示談金を得ることができました。当事務所では、頚椎捻挫(むち打ち)の怪我をされた方の、後遺障害手続き・示談交渉を数多く取り扱っています。半年程度治療しても頚椎捻挫の症状が残り、今後の後遺障害申請や示談交渉に不安がある方は、当事務所への相談をご検討ください。
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