更新日:2023年7月21日
耳鳴で12級が認定され、824万円で示談解決。

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Yさん/60才代/会社員/和歌山県在住
交通事故から数か月経ち、治療中にご依頼いただきました。治療終了後、後遺障害を申請すると14級認定で、異議申立により12級に変更、その後の示談交渉では824万円で解決ができました。
事故はこうして起こった
Yさんは和歌山県内の道路で赤信号待ちのため停止していたところ、後方車に追突されてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Yさんは頚椎捻挫・腰椎捻挫・頭部打撲等の怪我をしてしまいました。3か月ほど治療してもなかなか症状が治まらず、弁護士費用特約を利用して弁護士に依頼しようと考え、ご相談・ご依頼となりました。
ご依頼後はしばらくの間治療を続け、治療終了後に後遺障害の申請。その結果、頚椎捻挫・腰椎捻挫・耳鳴について14級が認定されました。ただ、耳鳴がひどいため、耳鳴の追加検査をして異議申立を行いました。その結果、耳鳴の後遺障害等級が12級に繰り上がり、問題ないものと判断。
以上の結果を受けて、保険会社との交渉を進めました。交渉では、交通事故で怪我をして治療が必要になったことに対する慰謝料(傷害慰謝料)、休業損害、後遺障害逸失利益、後遺障害慰謝料等を合計し、824万円で示談が成立しました。
当事務所が関わった結果
後遺障害等級認定後の示談交渉では、傷害慰謝料、後遺障害逸失利益、後遺障害慰謝料が保険会社との間で争点になりました。交渉の結果、それぞれ、弁護士の目から見て問題のない金額となり、総額824万円で示談が成立しました。
解決のポイント
後遺障害申請
Yさんから手続きをご依頼いただき、当事務所で後遺障害申請をしたところ、頚椎捻挫・腰椎捻挫・耳鳴それぞれについて14級が認定されました。ただ、耳鳴がひどいため14級より上の12級が認定される可能性があるか検討。12級認定のためには耳鳴の検査結果が重要であるため、Yさんに耳鳴に係る検査を受けてもらいました。検査結果を見ると耳鳴があるとの所見が出ており、12級が認定される可能性があると判断して異議申立を行いました。その結果、耳鳴で12級が認定されました。
後遺障害逸失利益
保険会社との交渉では、一般的に慰謝料や後遺障害逸失利益等が争点になります。特に、仕事や家事をしている方について12級以上の後遺障害等級が認定された場合は、後遺障害逸失利益の金額が大きくなり、争点になることが多いと言えます。
Yさんも仕事をされていて、12級が認定されたことから、特に後遺障害逸失利益が保険会社との間で大きな争点になりました。この点、当方からは、Yさんの年齢を考慮して、平均余命の半分である11年を逸失利益の労働能力喪失期間とすべきと主張しました。これに対し、当初保険会社からは、後遺障害逸失利益の労働能力喪失期間について4年(逸失利益は約230万円)との主張がありましたが、交渉により8年(逸失利益は約420万円)→11年(Yさんの年齢を考慮して基礎収入を若干逓減させる方法で、逸失利益は約460万円)と変更になり、逸失利益の総額としてはほぼこちらの請求が認められました。
担当弁護士のまとめ

異議申立により後遺障害等級が14級から12級に変更になり、示談交渉では824万円と十分な示談金で話をまとめることができました。
交通事故で怪我をし、3か月~6か月治療しても症状が継続しているという方は、示談金額が大きくなる可能性がありますので、弁護士への相談・依頼の検討が必要です。みお綜合法律事務所では、交通事故で怪我をされた方から、後遺障害申請や示談交渉のご依頼を多くお受けしていますので、まずはご相談ください。
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