更新日:2024年2月9日
むち打ちで14級の後遺障害認定後、335万円の示談金で解決。
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Yさん/50才代/会社員/大阪府大阪狭山市在住
交通事故で頚椎捻挫の怪我をして、半年ほど治療したものの痛みが残り、後遺障害申請が必要になったためご相談に来られました。後遺障害等級は14級認定、その後の示談交渉では335万円で解決しました。
事故はこうして起こった
Yさんは、大阪府堺市で四輪車を運転して青信号の交差点を直進していたところ、赤信号を無視して交差点に進入してきた四輪車と衝突してしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Yさんは頚椎捻挫の怪我をしました。頚椎捻挫ということでしばらく治療すれば治ると考えていましたが、頚椎部の椎間板狭小化や椎間板突出が影響したのか、なかなか痛みはひきません。半年以上治療したものの首の痛みが残り、後遺障害申請が必要になったため、手続きを弁護士に任せたいとしてみお綜合法律事務所に相談に来られました。
Yさんから症状をおうかがいすると、事故直後に比べると軽減はしたものの、首の痛みが残っていて、病院の医師から椎間板に問題があるとの話を聞いているとのことでした。そのため、後遺障害等級認定の可能性もあると考え、手続きを進めました。
後遺障害申請の結果は14級の認定。問題ないものと判断して示談交渉に入り、保険会社との交渉の結果335万円で解決ができました。
当事務所が関わった結果
その後の保険会社との示談交渉では、傷害慰謝料が約90万円、逸失利益が約130万円、後遺障害慰謝料が110万円、その他交通費等で5万円、合計335万円で解決ができました。
解決のポイント
後遺障害等級認定
後遺障害等級認定では、後遺障害診断書に現在の症状等が適切に記載されることが必要です。そこで、後遺障害診断書に記載すべき内容について事前にYさんに伝え、出来上がった後遺障害診断書について修正点がないか確認をしました。確認の結果、現在の症状の記載は問題がなかったものの、今後の症状の見込み欄が空欄で追記が必要な状態でした。そこで、後遺障害診断書に主治医の先生に追記をいただきました。
以上のような手続きを経て出来上がった後遺障害診断書等を添付して後遺障害申請をしたところ、14級9号の後遺障害等級が認定されました。
示談交渉
14級の後遺障害等級認定を受け、保険会社との示談交渉を行いました。交渉の結果ですが、傷害慰謝料は約90万円で、怪我がむち打ちであることや通院状況(8か月ほどの通院)からみて問題ない金額となりました。
また、後遺障害慰謝料は110万円となり、こちらも問題ない金額です。
逸失利益は、事故前年の収入を前提にして、労働能力喪失率5%、喪失期間5年で認められ、こちらも問題ないと判断。
総額も335万円と十分な金額になり、示談解決ができました。
担当弁護士のまとめ
交通事故でむち打ちになってしまい、後遺障害申請と示談交渉を任せたいとして依頼を受けた事案です。事案の中身は、後遺障害申請で14級が認められるとともに、335万円と十分な示談金が得られたものです。弁護士費用は、Yさんが契約していた弁護士費用特約で全額が支払われたため、Yさんの自己負担なく手続きを進めることができました。
自動車保険等に弁護士費用特約があると、弁護士費用の負担がなくなるか大幅に軽減されますので、交通事故の手続きを弁護士に依頼したいと考えている方は、弁護士費用特約の有無について確認して、お問い合わせいただければと思います。
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