更新日：2023年2月2日

事故から間を開けず依頼。最終的に示談で２１７万円で解決。

解決方法示談交渉
受傷部位下肢
後遺障害等級非該当
症状・障害完治
保険会社ソニー損害保険
担当弁護士弁護士羽賀　倫樹担当事例
加害者の事故車両自動車
相談タイミング事故直後〜治療中
職業会社員
年代５０代

みおでご相談後の取得金額

相談後２１７万円

事例の概要

被害者様：Ｈさん／５０代／会社員／京都府相楽郡在住

交通事故で頚椎捻挫・右腓骨骨折等の怪我をして、事故から間を開けず依頼いただきました。１年近くの治療でほぼ完治。示談交渉では、慰謝料・休業損害等で総額約２１７万円で解決しました。

事故はこうして起こった

Ｈさんは、大阪市淀川区でバイクを運転して交差点を直進しようとしたところ、右折レーンから左方車線に進路変更してきたバイクに接触され、転倒してしまいました。

後遺障害と解決までの道のり

この事故で、Ｈさんは右腓骨骨折・頚椎捻挫等の怪我をしてしまいました。弁護士費用特約の契約があり、保険会社との手続きや交渉を任せたいとして、事故から間を開けず相談・ご依頼となりました。

ご依頼後は、約１年間治療を継続。ほぼ症状は治まったため、治療を終了し、保険会社との示談交渉を進めました。示談交渉では、慰謝料と休業損害等で約２１７万円で解決しました。

当事務所が関わった結果

　保険会社とのやり取りを負担に感じていたことから早期にご依頼いただき、弁護士が手続きを進めました。Ｈさんは保険会社とのやり取りや精神的負担から解放され、治療を進めることができました。
　示談交渉では、弁護士が交渉して十分な示談金を得ることができました。

解決のポイント

保険会社とのやり取り

交通事故で怪我をした場合、示談解決に至るまで保険会社とのやり取りを継続しなければなりません。弁護士に依頼するメリットは、後遺障害申請や示談交渉を任せられる点のみではなく、保険会社とのやり取りから解放される点にもあります。Ｈさんは、事故から間を開けずに当事務所にご依頼いただくことで、保険会社とのやり取りから早期に解放され、精神的負担を軽減することができました。

なお、事故から時間が経っていない段階では示談金額の見通しを立てにくく、弁護士を依頼する場合に費用倒れにならないかという懸念があります。この点は、Ｈさんが弁護士費用特約を契約されていたことから、費用倒れを気にすることなく依頼ができました。

保険会社との示談交渉

本件では、治療が終わった後、慰謝料と休業損害について保険会社と交渉しました。

慰謝料は、骨折があり、治療期間が１年近く必要になったことを踏まえ交渉し、１５３万円になりました。

休業損害は、Ｈさんがタクシー運転手であることもあり休業が約４か月と長期化しましたが、交渉の結果、全期間の休業損害が認められました。具体的な金額ですが、副業分を加算し、労災で支給された分を差し引いて約９０万円の休業損害となりました。

過失割合は１０％となり、示談金総額は、２１７万円になりました。

担当弁護士のまとめ

担当弁護士：羽賀　倫樹

交通事故から間を開けずにご依頼いただき、示談交渉で２００万円を超える示談金となりました。弁護士費用特約があったことから、事故から間を開けずにご依頼いただくことができた事案と言えます。弁護士費用特約があれば万が一交通事故に遭った時に、弁護士に依頼をしやすくなります。自動車保険の更新等の際に弁護士費用特約があるかの確認をするとともに、事故に遭った時は弁護士費用特約があるかを確認することが大切です。