更新日：2021年10月8日
むち打ちの症状がほぼ完治した事案の慰謝料を２倍強に増額
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様：Ｍさん／４０代／会社員／大阪府堺市在住
追突事故によるむち打ちについて、半年弱通院してほぼ完治しました。保険会社から約２２万円の提示があり、増額の可能性があるのであればとして相談に来られ、交渉の結果約４５万円に増額して解決した事案です。
事故はこうして起こった
Ｍさんは、大阪府松原市で、四輪車を運転して赤信号待ちのため停止していたところ、後方車に追突されてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
追突事故に遭遇し、頚椎捻挫の怪我をされた事案です。半年弱の通院でほぼ完治し、保険会社から示談金額が提案されました。ただ、金額が低いように感じ、弁護士に依頼して増額の可能性があるならということで、相談に来られました。弁護士が保険会社の提案内容を確認したところ、増額の可能性が高いと判断できたため、ご依頼いただいた上で、示談交渉を進めました。
当事務所が関わった結果
解決のポイント
慰謝料の基準
保険会社から被害者の方本人に提示される慰謝料は、多くの事案で低いものになっています。本件でＭさんに提示された慰謝料は、最低限の補償をするための自賠責保険の基準となっており、やはり低いものでした。
これに対し、弁護士が保険会社と交渉すると、裁判例で認められている基準に基づき、慰謝料の増額が期待できます。本件でも、２倍程度に増額する可能性があるとの見通しの下に交渉を進め、実際に慰謝料を２倍強に増額して解決ができました。
担当弁護士のまとめ
担当弁護士：羽賀 倫樹
治療終了後の慰謝料交渉を行いました。金額にして約２３万円増額、比率にして２倍強となり、大幅に増額ができたと言えます。増額幅は限られているだけに弁護士費用が気になるところですが、Ｍさんは弁護士費用特約を契約されていたため、弁護士費用全額が保険会社から支払われました。
比較的少額の慰謝料でも、弁護士特約があれば弁護士に交渉を依頼できることが分かる事案と言えます。
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