更新日：2024年7月10日
むち打ちが完治した後の示談交渉で、示談金を２．８６倍に増額
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様：Ｔさん/３０才代/会社員/兵庫県明石市在住
交通事故でのむち打ちの症状が３か月の治療で完治した後、保険会社から示談金が提示され、金額が妥当か判断してほしいとしてご相談。交渉で２２．２万円→６３．５万円と２．８６倍に増額して解決できました。
事故はこうして起こった
Ｔさんは、兵庫県明石市で夫の運転する自動車の助手席に同乗していたところ、前方を走っていた自動車が追突事故を起こし、さらに驚いて操作ミスをしたのか、相当なスピードでバックしてきたため、衝突されてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Ｔさんは頚椎捻挫・腰椎捻挫の怪我をしてしまいました。２か月半ほど治療して痛み等の症状は完治。その後、保険会社から示談金の提示があり、妥当な内容か判断してほしいとして相談に来られました。
保険会社からの提示額を確認すると２２．２万円（内訳：休業損害９．１万円、交通費２，０００円、慰謝料１２．９万円）。怪我の状況や治療期間が２か月半であることを考慮しても金額が低いと思われたことから、保険会社との示談交渉を受任。
保険会社と交渉すると、示談金は６３．５万円に増額（内訳：休業損害２３．７万円、交通費：２，０００円、慰謝料３９．６万円）。十分な金額と判断できたことから、示談解決になりました。
当事務所が関わった結果
解決のポイント
示談金の算定基準
保険会社からＴさんに提示された示談金は、いずれも最低限の補償を目的とする自賠責保険の基準で算定されていました。
自賠責保険では、休業損害は、家事従事者の場合通院１日あたり６，１００円での算定で、Ｔさんの場合、６，１００円×通院回数１５日＝９１，５００円でした。
また、自賠責保険では、傷害慰謝料は、通院１日あたり４，３００円×２か、通院期間×４，３００円のいずれか低い方で算定され、Ｔさんの場合４，３００円×通院回数１５回×２＝１２９，０００円でした。
以上の提示額に対し、保険会社と増額交渉をしたところ、休業損害は女性平均賃金を基に、１日あたり１万円強×２２日＝２３７，０００円に増額。また、傷害慰謝料は３９６，０００円に増額。交通費と合わせて、示談金６３５，０００円で示談が成立しました。ご依頼から示談まで１か月もかからず、早期の解決ができました。
担当弁護士のまとめ
担当弁護士
：羽賀 倫樹
保険会社から提示された示談金額について、交渉で増額して解決をしました。本件における重要なポイントは以下の通りです。
・後遺障害が残らない場合でも、弁護士が交渉すると増額の可能性が高いこと
・特に主婦（家事従事者）の場合、増額幅が大きくなりやすいこと
・後遺障害がない場合の示談交渉であれば、示談まで１か月もかからないケースがあること（ただし、相手方保険会社の対応スピードにもよります）
・弁護士費用特約で費用の自己負担が発生しなかったこと（ただし、複雑な争点がある場合など、自己負担が発生することもあります）
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弁護士による示談交渉で、示談金が３３万円から６０万円に増額詳しく見る
取得金額
６０万円
受傷部位
下肢
後遺障害等級
非該当
担当弁護士：羽賀 倫樹
自転車走行中に交通事故に遭って打撲傷を負い、４カ月弱通院して完治。保険会社から３３万円の提示があった時点で、示談交渉は弁護士に任せたいとして相談に来られ、最終６０万円に増額して解決できました。
詳しくはこちら >
更新日：2021年4月23日
足趾可動域制限１１級で、紛争処理センター申立後２２１３万円で解決。詳しく見る
取得金額
２２１３万円
受傷部位
下肢
後遺障害等級
11級
担当弁護士：羽賀 倫樹
事故から間がない時期に受任し、症状固定後の後遺障害申請で１１級認定。示談交渉では１０２５万円止まりで、紛争処理センター申立。最終的に２２１３万円と示談交渉時の２倍以上となり、解決ができました。
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更新日：2024年8月23日
自転車同士の衝突、後遺障害等級１４級９号の示談交渉事例詳しく見る
取得金額
６００万円
受傷部位
背骨・体幹骨
後遺障害等級
14級
担当弁護士：羽賀 倫樹
自転車同士の事故で上腕骨骨折・坐骨骨折の怪我をされた方の事例です。 後遺障害等級は１４級、弁護士依頼前は約２８５万円の提案でしたが、 弁護士による交渉で６００万円に増額して解決に至りました。
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更新日：2020年4月1日
加害者が自転車の交通事故の示談交渉で、５４０万円で解決。詳しく見る
取得金額
５４０万円
受傷部位
下肢
後遺障害等級
14級
担当弁護士：羽賀 倫樹
自転車事故で腓骨遠位端と脛骨遠位端を骨折し、１４級の後遺障害が認定された時点で相談に来られました。後遺障害等級は妥当な内容であったため、示談交渉を進め、５４０万円で示談解決しました。
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更新日：2022年7月8日
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