更新日:2018年10月16日
むち打ちが完治し、交渉で2名合計245万円で示談成立

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:大阪府泉南郡岬町のSさん親子/40代 会社員、70代 主婦
Sさん親子は、事故に遭ってともに頚椎捻挫の怪我をしてしまいました。
手続き全般に不安を感じ、「みお綜合法律事務所(大阪事務所)」に相談に来られ、治療終了後の示談交渉では、
2名合計で245万円で示談が成立しました。
事故はこうして起こった
Sさん親子は、
自動車を運転して青信号で交差点を直進しようとしたところ、
対向方向から右折してきた自動車に衝突されてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故でSさんらはともに頚椎捻挫の怪我をしてしまいました。
交通事故に遭ったのは初めてであったため、
手続きに不安を感じ、事故から間もなく来所され、ご依頼いただきました。
半年ほどの治療の結果、無事痛み等の症状は治まり、示談交渉に入りました。
示談交渉では、過失相殺の主張を受けることが予想されましたが、
過失相殺の主張はなく、想定より高い金額で和解に至りました。
当事務所が関わった結果
治療費を圧縮して慰謝料や賠償金の減額を抑えるべく、健康保険を利用して治療を進めることになりました。
また、示談交渉では、保険会社の主張する傷害慰謝料は弁護士基準をやや下回るものでしたが、
過失相殺の主張がなかったため、賠償額総額でみると十分な金額であると判断し、示談に至りました。
解決のポイント
傷害慰謝料と示談金全体の比較
Sさん親子の示談金の交渉の中で、
保険会社は、
傷害慰謝料について弁護士基準の9割(弁護士基準では850,000円のところを765,000円)までしか支払ができないと主張しました。
一方、事故状況からは20%程度の過失割合が予想されるところでしたが、過失相殺は主張されませんでした。
総額では、90万円と155万円までなら支払えるとの主張でした。
一方、仮に傷害慰謝料を85万円として、過失相殺20%とすると、
総額は、約68万円と約113万円と大幅に下がる状況でした。
上記の状況から、傷害慰謝料は弁護士基準に満たないものの、
全体としてみると問題のない金額になっていると判断し、2名とも示談に至りました。
担当弁護士のまとめ

事故発生から間もなく相談をいただき、受任しました。
過失相殺が予想されたため健康保険を利用して治療費を圧縮するなど、
治療段階から最終示談を見据えた手続きを進めました。
最終の示談では、個別の損害項目でみれば低い部分もありましたが、
全体的に見て問題ない金額まで交渉できたことから示談に至りました。
このように、弁護士に依頼すると治療段階から示談交渉段階まで手続きのサポートが可能となります。
交通事故の手続きで悩まれている方は、弁護士への相談をご検討いただければと思います。
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更新日:2020年2月21日
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