更新日:2024年1月10日
加害者が自転車の事故で、加害者の保険会社と示談交渉し解決した事例。
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Yさん/60才代/会社員/大阪府豊中市在住
自転車が加害者の事故で、足関節外顆部剥離骨折の怪我をされました。3か月強で完治し、示談交渉を依頼したいとして相談に来られました。保険会社と交渉し、約105万円で示談解決に至りました。
事故はこうして起こった
Yさんは、大阪府豊中市で、青信号の横断歩道を渡っていたところ、赤信号無視で突っ込んできた自転車にぶつけられてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故でYさんは、転倒して足首を地面に打ち付け、右足関節外顆部剥離骨折の怪我をしてしまいました。自転車が加害者になる事故でしたが、幸い加害者が個人賠償責任保険を契約しており、保険会社から治療費の支払いを受けることができました。治療を続けて3か月強で骨が癒合し、保険会社との示談金額交渉が必要ということで、当事務所にご相談に来られました。
Yさんから話をおうかがいすると、休業損害と慰謝料で一定の示談金額が見込まれ、費用倒れのおそれもないと考えられたことから、示談交渉を受任。保険会社との交渉の結果、約105万円の示談金で解決ができました。
当事務所が関わった結果
交渉の結果ですが、休業損害について、Yさんは3か月休業していたところ、最終認定は85%程度となり、一部は認められませんでした。
一方、慰謝料は、通院回数が少なめという不利な要素がありましたが、ギプス固定が必要になったという点等を主張することで、通常より高めの92万円が認定されました。
解決のポイント
示談総額の検討
上記の通り、休業損害は一部が認定されなかった一方、慰謝料は通常より高いと思われる金額まで交渉ができました。
休業損害の一部減額の点ですが、休業期間が長くなると、実際に休業していたとしてもある程度怪我が回復していることから、休業損害の一部が認められないこともあります。Yさんの場合も、事故から期間が経過した時期にはある程度怪我が回復していたことから、一部減額になるのはやむを得ない部分もありました。
一方、慰謝料は通常考えられるより高めの金額となっていました。そのため、慰謝料が高くなった分で、休業損害の減額分を十分に埋め合わせることができると考えられました。
以上から、示談をして問題ないと判断し、示談解決に至りました。
自転車事故と賠償責任保険
自動車事故であれば、大半のケースで加害者の賠償責任保険で賠償を受けられます。一方、自転車事故の場合、加害者が賠償責任保険を契約しておらず、泣き寝入りになるイメージもあるかもしれません。確かに、自転車事故の場合、加害者が賠償責任保険を契約していないケースもありますが、6割超のケースで賠償責任保険があるとの調査もあり、自転車事故でも加害者の保険により賠償を受けられるケースは多くあります。
本件も加害者が賠償責任保険を契約しており、さらに弁護士に依頼することで適切な示談金を受けることができた事例となります。
担当弁護士のまとめ
加害者が自転車の事故でしたが、加害者が個人賠償責任保険を契約していて、弁護士が交渉することで適切な示談金を得られました。当事務所では、交通事故の保険会社との交渉を多くお受けしていますが、本件のような自転車事故の交渉も多くご依頼いただいています。
自転車が加害者の交通事故に遭って怪我をし、加害者の保険会社との示談交渉が必要になったという方は、みお綜合法律事務所にご相談ください。
この記事を見た後にみている記事は?
腰椎捻挫非該当の事案について、休業損害+慰謝料で115万円で解決詳しく見る
取得金額
115万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当
担当弁護士:羽賀 倫樹
交通事故で腰椎捻挫の怪我をし、治療終了が近づき、後遺障害申請・示談交渉を進めたいとして依頼いただきました。後遺障害は非該当になったものの、示談金115万円で解決ができました。
詳しくはこちら >
更新日:2023年8月4日
むち打ち、異議申立で14級9号の認定を受けた事案詳しく見る
取得金額
229万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
14級
担当弁護士:羽賀 倫樹
むち打ちの後遺障害申請で、当初後遺障害に該当しないと判断されてしまいましたが、 異議申立で14級が認定されました。 示談交渉では、基礎収入に争いが生じましたが、229万円で解決することができました。
詳しくはこちら >
更新日:2020年1月15日
膝と首の痛みで14級認定、225万円で示談解決。詳しく見る
取得金額
225万円
受傷部位
下肢
後遺障害等級
14級
担当弁護士:羽賀 倫樹
自転車で移動中に自動車に衝突され、膝の打撲と頚椎捻挫の怪我をされました。当初の後遺障害申請では、後遺障害が認められませんでしたが、異議申立で14級が認定されました。示談交渉では225万円で解決に至りました。
詳しくはこちら >
更新日:2020年5月21日
骨折後の症状が完治した後の示談交渉で示談金を増額。詳しく見る
取得金額
105万円
受傷部位
上肢
後遺障害等級
非該当
担当弁護士:羽賀 倫樹
骨折の治療が終了して、保険会社から示談金提示があった後に損害賠償金診断をお申込みいただき、増額の可能性ありと判断しご依頼となりました。依頼前の提案額88万円から105万円に増額、解決に至りました。
詳しくはこちら >
更新日:2023年5月29日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (10)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (5)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (20)
- 11級 (43)
- 12級 (65)
- 13級 (3)
- 14級 (89)
- 非該当 (134)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (10)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (35)
- 関節可動域制限・機能障害 (92)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (71)
- むちうち (78)
- 完治 (91)
- その他 (10)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (95)
- 損害保険ジャパン (84)
- 三井住友海上 (52)
- あいおいニッセイ (50)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (1)
- セゾン自動車火災 (3)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (16)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (13)
- トラック共済 (14)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (23)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合