更新日:2021年1月22日
後遺障害非該当の事案の示談交渉

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Kさん/20代/会社員/兵庫県西宮市在住
交通事故で肩の打撲傷を負った方から後遺障害申請と示談交渉をご依頼いただきました。後遺障害は非該当でしたが、怪我の状況や事故状況からみて十分な金額である88万円で示談が成立しました。
事故はこうして起こった
Kさんは、兵庫県西宮市で自転車を走行させ、交差点に差し掛かったところ、右方向から交差点に進入してきた四輪車と衝突しそうになり、転倒してしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
Kさんは、四輪車との接触は避けられましたが、転倒したときに肩を地面に打ち付け、打撲傷を負ってしまいました。半年ほど治療したものの、肩の痛みが完全には治らず、今後の後遺障害申請や示談交渉に不安があったため、ご友人の方の紹介で当事務所にご相談に来られました。
ご依頼後、当事務所で後遺障害申請を行いましたが、肩の痛みの客観的原因が明らかではないとして、後遺障害は認められませんでした。画像上の異常所見が明らかでないことから、後遺障害が認定されないのはやむを得ないと判断、示談交渉に進むことになりました。
保険会社との示談交渉では、休業損害・通院の慰謝料は十分な金額が認められました。事故状況から一定の過失相殺は避けられないところですが、12.5%程度の過失相殺として算定することで、示談が成立しました。
当事務所が関わった結果
示談交渉では、休業損害・慰謝料について弁護士基準でまとめることができました。過失相殺のため若干示談金額が下がりましたが、総額88万円と十分な金額で解決ができました。
解決のポイント
後遺障害申請
Kさんはご相談時点で既に主治医の先生に後遺障害診断書の作成を依頼されていました。作成依頼がまだであれば、記載いただきたい内容をお伝えして手続きを進めますが、今回は、作成依頼済みであることから、作成を待って出来上がった後遺障害診断書の記載内容に問題がないかのチェックを行いました。
後遺障害診断書は、後遺障害認定要件を意識して内容を記載する必要があり、被害者の方がご自身で記載内容に問題がないかの確認をするのは難しいと思います。弁護士にご依頼いただくことで、的確な判断をすることが可能となります。
結果として、後遺障害等級は認定されませんでしたが、非該当との判断が妥当なものであるかも含めて弁護士が検討することで、Kさんは安心して手続きを進めることができました。
示談交渉
後遺障害の手続きの後は、保険会社との示談交渉が必要になります。これも、ご自身で手続きを進めるのは難しいと感じる方が多いと思います。示談交渉の場面でも、弁護士に依頼していると、ご自身で保険会社と交渉する必要がなくなりますし、法的に妥当な示談金を得られる可能性が高くなるというメリットがあります。
本件では、休業損害と慰謝料について妥当な金額となり、最終的に88万円で解決に至りました。
担当弁護士のまとめ

症状固定の頃にご依頼いただき、後遺障害申請と示談交渉を行いました。いずれも、ご自身で手続きを進めるのは不安に思われることが多い手続きで、弁護士に依頼するメリットがある手続きです。交通事故の手続きに不安があるという方は、一度みお綜合法律事務所にご相談いただければと思います。
この記事を見た後にみている記事は?
膝と首の痛みで14級認定、225万円で示談解決。詳しく見る
取得金額
225万円
受傷部位
下肢
後遺障害等級
14級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
自転車で移動中に自動車に衝突され、膝の打撲と頚椎捻挫の怪我をされました。当初の後遺障害申請では、後遺障害が認められませんでしたが、異議申立で14級が認定されました。示談交渉では225万円で解決に至りました。
詳しくはこちら >
更新日:2020年5月21日
頚椎捻挫14級認定、示談交渉で439万円で解決した事案詳しく見る
取得金額
439万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
14級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
症状固定頃にご依頼いただき、後遺障害申請では、頚椎捻挫後の痛みやしびれについて14級が認定されました。その後の示談交渉では、439万円で解決に至りました。
詳しくはこちら >
更新日:2020年12月4日
顔面の傷とむち打ち後の症状で12級が認定された事案の示談交渉詳しく見る
取得金額
611万円
受傷部位
顔面,目,耳,鼻,口
後遺障害等級
12級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
交通事故から7か月ほど治療して症状固定と言われ、むち打ちで後遺障害が認定されるか知りたいと相談に来られました。後遺障害は顔の傷についても認定され12級、総額611万円で示談に至りました。
詳しくはこちら >
更新日:2023年5月10日
膝打撲後の痛みが完治した後の示談交渉で、示談金を1.48倍に増額詳しく見る
取得金額
54.7万円
受傷部位
下肢
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
交通事故で怪我をしたものの、治療を続けて完治し、保険会社から示談金提示があったということで相談に来られました。弁護士が交渉して、37万円の提示を54.7万円に増額して示談解決しました。
詳しくはこちら >
更新日:2024年1月23日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (11)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (6)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (21)
- 11級 (44)
- 12級 (66)
- 13級 (3)
- 14級 (98)
- 非該当 (158)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (11)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (36)
- 関節可動域制限・機能障害 (95)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (73)
- むちうち (87)
- 完治 (111)
- その他 (11)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (102)
- 損害保険ジャパン (96)
- 三井住友海上 (58)
- あいおいニッセイ (53)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (2)
- セゾン自動車火災 (4)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (18)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (16)
- トラック共済 (16)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (25)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合