更新日:2019年8月16日
むち打ちが完治した事案の示談交渉

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Iさん/50代 主婦
事故直後にご依頼いただき、健康保険利用のアドバイス、治療終了後の示談交渉を行いました。
過失相殺が予想されたため健康保険を利用し治療費を圧縮。
その結果、118万円と十分な補償を受けることができました。
事故はこうして起こった
Ⅰさんは、大阪府藤井寺市で夫の運転する自動車の助手席に同乗していました。
夫が交差点を青信号で直進しようとしたところ、
対向車線から突然四輪車が右折してきて衝突してしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故でⅠさんは、頚椎捻挫と腰椎捻挫の怪我をしてしまいました。
交通事故に遭うのは初めてでどのように手続きしたらいいか分からなかったところ、
夫の保険に弁護士費用特約があることが分かり、
それなら弁護士に依頼しようということで、「みお綜合法律事務所(大阪事務所)」に相談に来られました。
事故状況をお伺いすると、Ⅰさんにも20%程度の過失が認められると思われたため、
治療費を圧縮して示談の際の慰謝料を大きく削られないようにする必要がありました。
そこで、健康保険を使って治療をすることにしました。
その結果、治療費を大幅に圧縮することができ、
最終の示談の際に118万円の示談金を受け取ることができました。
当事務所が関わった結果
夫が運転し、過失割合が出る可能性が高い状況であったため、
Ⅰさんについても20%程度の過失相殺を受けることが予想されました。
過失相殺が出る場合に、治療費が高くなると、
示談時に受け取ることができる慰謝料等が目減りしてしまいます。
そこで、健康保険を使って治療費を圧縮することをアドバイスしました。
これにより、示談の際の慰謝料の目減り額を小さくすることができ、
118万円の示談金を受け取ることができました。
解決のポイント
健康保険の利用
交通事故の被害に遭った時は、被害者側の過失が大きくなければ、
多くの場合加害者の保険会社が治療費を直接病院に支払ってくれます。
そのため、被害者としては、治療費がどれくらいかかっているか、
また、過失相殺がある場合に慰謝料が削られてしまうことをあまり意識しないと思います。
しかし、過失相殺が予想される場合に、治療費が大きくなると、
受け取ることができる慰謝料が小さくなってしまいます。
例えば、治療費50万円、慰謝料80万円、過失相殺20%の場合、
示談の際に受け取ることができる金額は54万円になります(80万円×0.8-50万円×0.2)となります。
これに対し、健康保険を使って治療費を圧縮し、治療費15万円、慰謝料80万円、過失相殺20%となると、
示談の際に受け取ることができる金額は、61万円になります(80万円×0.8-15万円×0.2)。
そのため、本件でもⅠさんに健康保険の利用をお勧めしました。
その結果、Ⅰさんも慰謝料の目減りを抑え、十分な補償を受けることができました。
担当弁護士のまとめ

過失割合が出る可能性が高かったため、健康保険を使っての治療をお勧めしました。
それにより、慰謝料の目減りを減らすことができました。
弁護士費用特約をお持ちであったため、
示談金全額を手元に残すことができた点でも、満足いただける結果になったと思います。
この記事を見た後にみている記事は?
腰椎捻挫が完治した後の示談交渉で、約55万円増額。詳しく見る
取得金額
120万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
腰椎捻挫による痛みが完治し、保険会社から示談金の提示があった時点でご相談いただきました。65.3万円の提示に対し、慰謝料増額・主婦休損の加算により120万円に増額して解決しました。
詳しくはこちら >
更新日:2024年6月13日
保険会社からの示談提案後に依頼を受け、示談金額を増額。詳しく見る
取得金額
75万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
むち打ちの治療終了後、保険会社から52万円の提示があり、増額の可能性を知りたいとして相談をお受けしました。確認すると増額の可能性があることが判明。交渉の結果、75万円に増額して解決しました。
詳しくはこちら >
更新日:2022年6月17日
むち打ち非該当の事案で、示談金が1.6倍に増額。詳しく見る
取得金額
84万8000円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
保険会社からの示談案提示後に相談いただき、ご依頼いただきました。 後遺障害非該当はやむを得ない状況でしたが、示談交渉で慰謝料を増額し、解決ができました。
詳しくはこちら >
更新日:2019年5月17日
骨折後の疼痛で14級認定。賠償金は475万円で示談。詳しく見る
取得金額
475万円
受傷部位
上肢
後遺障害等級
14級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
骨折の治療が終了する頃にご依頼いただきました。 後遺障害診断書のチェックを弁護士が行い14級認定。 その後の示談交渉では、475万円で示談が成立しました。
詳しくはこちら >
更新日:2018年2月9日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (11)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (6)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (21)
- 11級 (44)
- 12級 (66)
- 13級 (3)
- 14級 (98)
- 非該当 (158)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (11)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (36)
- 関節可動域制限・機能障害 (95)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (73)
- むちうち (87)
- 完治 (111)
- その他 (11)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (102)
- 損害保険ジャパン (96)
- 三井住友海上 (58)
- あいおいニッセイ (53)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (2)
- セゾン自動車火災 (4)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (18)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (16)
- トラック共済 (16)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (25)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合