更新日:2013年7月23日
事故後に残った神経症状などの事実を明らかにして示談成立へ。
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:大阪府寝屋川市在住/Aさん(28歳)会社員
保険会社から提示された休業損害、入通院慰謝料、後遺障害慰謝料について、事故後に被害者が置かれていた状況などの明らかになっていなかった事実を主張立証し、適正な金額での示談成立に結びつけました。
事故はこうして起こった
平成18年の某月、会社員のAさん(20代・男性)は、
高槻市の信号機のある交差点をオートバイで直進していたところ、
対向車線から右折しようとしてきた自動車と衝突してしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故によってAさんには、右手関節の頑固な神経症状と、
右臀部の神経症状等の後遺障害が残ってしまいました。
その結果、12級の後遺障害等級の認定を得ました。
相手方が当初提示してきた損害賠償金(自賠責保険金を含む)は、
5,500,875円でした。その結果を受けて当事務所が受任し、
示談によって13,690,000円(上昇率248.87%)の損害賠償金を取得することができました。
なお、この事件が解決したのは、平成21年です。
当事務所が関わった結果
休業損害金については、
実際の減収額の3倍を損害額として認定してもらうことができました。
後遺障害による逸失利益については、
症状固定時の29歳から10年分のみとされていましたが、
症状固定時から38年分を認定してもらうことができました。
さらに、入通院慰謝料は100万円から178万円に、
後遺障害慰謝料は93万円から280万円とするなどして、
当初の提示額の約2.5倍となる損害賠償金を取得することができました。
解決のポイント
見えない被害を被害者の立場で主張
当初、保険会社から提示された休業損害は、
減収分のみとなっていました。
しかし、実際のところ、Aさんは治療や休養が必要だった期間も、
止む無く出勤を続けていたために減収になっていなかっただけでした。
また、入通院慰謝料や後遺障害慰謝料については、
保険会社独自の基準で算出されていました。
被害者の立場で見えない部分の被害について主張し、
適正な金額を支払うように粘り強く交渉を行いました。
保険会社の提示額をそのまま受け入れるのではなく、
専門家に相談することを選択したAさんの判断が、
適正な金額での解決に結びついた事例です。
担当弁護士のまとめ
示談交渉を依頼された時点で、
損害賠償額の算出根拠についての詳細な調査を行いました。
その結果、休業損害は減収分のみとなっていることや、
入通院慰謝料、後遺障害慰謝料は保険会社独自の基準で算出されていました。
そこで当事務所では、被害者が重い怪我を負ったにも関わらず、
やむを得ない事情で勤務を続けていた事実を明らかにした上で、
改めて保険会社との交渉に臨み、適正な金額での示談を成立させることができました。
この事案では、被害者が保険会社の言いなりにならず、
専門家に任せる判断をされたことが、満足できる結果につながった例と言えます。
この記事を見た後にみている記事は?
男性の家事労働を示談額に反映して解決した事例詳しく見る
取得金額
360万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
14級
担当弁護士:羽賀 倫樹
子と同居し、家事を行っている男性の方からご依頼をいただきました。 男性の家事労働はなかなか示談額に反映されないことが多いですが、 的確な主張立証の結果、家事労働を示談額に反映し解決に至りました。
詳しくはこちら >
更新日:2019年2月22日
膝の半月板を損傷し痛みが残った被害者の方の交渉事例詳しく見る
取得金額
1065万
受傷部位
下肢
後遺障害等級
12級
担当弁護士:羽賀 倫樹
被害者の方は、交通事故で膝の半月板を損傷され、 1年程度治療したものの痛みが取れませんでした。 後遺障害で12級が認定されたところで、 その後の示談交渉を依頼され、 1000万円を超える賠償金を獲得しました。
詳しくはこちら >
更新日:2017年12月8日
日常生活事故で胸椎圧迫骨折の怪我をした事案の示談交渉詳しく見る
取得金額
1119万円
受傷部位
背骨・体幹骨
後遺障害等級
11級
担当弁護士:羽賀 倫樹
日常生活上の事故で胸椎圧迫骨折をした方から、後遺障害申請と保険会社との示談交渉をお受けしました。後遺障害手続きで11級認定後、示談交渉により1119万円の示談金で解決ができました。
詳しくはこちら >
更新日:2023年12月20日
TFCC損傷・14級認定の示談交渉事案詳しく見る
取得金額
330万円
受傷部位
上肢
後遺障害等級
14級
担当弁護士:羽賀 倫樹
事故で手首付近のTFCCを損傷し、治療を継続したものの痛みが残ってしまいました。後遺障害申請で14級認定、約131万円の提示でしたが、弁護士による交渉で、約2.5倍の330万円で解決できました。
詳しくはこちら >
更新日:2020年11月6日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (10)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (5)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (20)
- 11級 (43)
- 12級 (64)
- 13級 (3)
- 14級 (89)
- 非該当 (133)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (10)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (35)
- 関節可動域制限・機能障害 (92)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (70)
- むちうち (78)
- 完治 (90)
- その他 (10)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (94)
- 損害保険ジャパン (84)
- 三井住友海上 (52)
- あいおいニッセイ (49)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (1)
- セゾン自動車火災 (3)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (16)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (13)
- トラック共済 (14)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (23)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合