更新日:2017年4月18日
むち打ちになった専業主婦の方の示談解決事例
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:奈良市のFさん 主婦/35歳
症状固定直前に受任し、むち打ちについて14級が認定されました。示談交渉では、休業損害・逸失利益・慰謝料について裁判基準で和解でき、約383万円が支払われました。
事故はこうして起こった
Fさんは、買い物帰り、
自転車で奈良市の歩道を走行していましたが、
路外の駐車場から道路に出てきた自動車に
衝突されてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Fさんは、頚椎捻挫・腰椎捻挫の怪我をされ、
整形外科で半年程度治療しましたが、
症状固定時点でも腰の痛みが消えませんでした。
保険会社からは症状固定と言われ、
後遺障害申請や示談交渉を依頼したいとして
相談に来られました。
当事務所で手続きをしたところ、
痛みについて14級が認定され、
最終的に約383万円で和解が成立しました。
当事務所が関わった結果
バイケースと言えます。
ただ、後遺障害診断書に症状の実態を適切に記載することで、
後遺障害が認められる確率を高めることはできます。
本件でも、Fさんの症状を適切に記載することで
14級の後遺障害が認められました。
また、示談交渉では、弁護士が交渉すれば
被害者の方ご自身が交渉するより大幅に高い金額が
期待できます。
本件でも、弁護士の交渉で、
最終的に約383万円の賠償金で示談が成立しました。
解決のポイント
【頚椎捻挫・腰椎捻挫と後遺障害等級】
頚椎捻挫・腰椎捻挫後に
痛みやしびれが残った場合、
認められる後遺障害等級は
12級・14級・非該当の
いずれかです。
ただ、12級が認められる事案は、
画像所見・神経学的所見が揃っている事案などごく少数です。
そのため、多くの事案では、
14級になるか、非該当になるかが問題になります。
画像所見の有無などは動かしがたいところですが、
後遺障害診断書の内容によっては、14級か非該当か
分かれることがあります。
本件でも、弁護士のアドバイスに基づき
後遺障害診断書を作成して、
14級の後遺障害が認められました。
後遺障害認定の有無で、
賠償額が数倍は変わってきますので、
後遺障害認定に精通した弁護士へ
依頼することが重要です。
【賠償金】
14級が認定されたため、
賠償金額も非該当の場合と比較して
相当高額になりました。
休業損害・逸失利益・慰謝料について交渉し、
最終的に383万円の賠償金が認められました。
担当弁護士のまとめ
頚椎捻挫・腰椎捻挫の怪我をされた後、
痛みやしびれが残ってしまう方が多くいらっしゃいます。
頚椎捻挫や腰椎捻挫でも弁護士が、
[後遺障害診断書のチェック]
[後遺障害の申請]
[認定等級の妥当性判断]
[示談交渉]
を行えば、手続きを弁護士に任せられるうえ、
適切な賠償金を得ることができます。
Fさんは弁護士費用特約を契約されていましたので、
示談金全額がFさんの手元に入ることになりました。
ただ、弁護士費用特約を契約されていない方は、
弁護士費用が気になることと思います。
この点は、初回無料相談で、弁護士に依頼して
費用対効果があるかについても判断が可能です。
示談提示がある前にご相談いただいた場合でも、
ご依頼の時期を症状固定後、保険会社からの
賠償額提示があった後にすることで、
費用倒れを防ぐことができます。
一度みお綜合法律事務所に
ご相談いただければと思います。
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