更新日:2015年3月5日
左折時の巻き込み事故。腰椎破裂骨折の後遺障害について有利に和解。
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Tさん / 65歳・主婦
自動車の左折時の巻き込み事故。バイクに乗る被害者は破裂骨折により脊柱変形の後遺障害。保険会社からの労働能力喪失率の主張や、本ケースで考えられる過失割合について、被害者に有利な内容で、任意での和解が成立した事例。
事故はこうして起こった
Tさんはバイクで東大阪市の交差点を直進しようとしていたところ、
左折してきた四輪車に巻き込まれ衝突されてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故でTさんは、第2腰椎破裂骨折の怪我をされ、
東大阪市の病院で2回の手術を受けましたが、最終的に脊柱の変形障害が残ってしまいました。
症状固定が近づき、
後遺障害の申請と示談交渉を依頼したいということで
Tさんは当事務所に来所されました。
当事務所で後遺障害の申請を行ったところ、
脊柱の変形について11級7号が認定されました。
そして、認定された後遺障害を前提として保険会社と示談交渉をしたところ、
1000万円を超える賠償額となり和解が成立しました。

当事務所が関わった結果
当事務所では、後遺障害診断書の内容をチェックし、
問題がないことを確認したうえで後遺障害の申請を行いました。
また、その後の示談交渉では、
脊柱の変形障害について労働能力喪失率を何%とすべきかが争いとなりましたが、
脊柱変形の程度等も含めて交渉したところ、
20%で和解が成立しました。
解決のポイント
脊柱変形に関する労働能力喪失率
脊柱変形で11級の後遺障害が残った場合、
保険会社からは労働能力喪失率は14%程度と主張されることがよくあり、
本件でも当初保険会社は労働能力喪失率14%と主張してきました。
当事務所では、Tさんの怪我が破裂骨折であって重傷というべきこと、
その他治療の経過も含めて主張立証したところ、
最終的に労働能力喪失率20%で和解が成立しました。
過失相殺 (通常のケースより低い過失割合に)
本件の事故状況では、
通常Tさんに20%の過失相殺が認められます。
当事務所では、刑事記録を取寄せ
事故状況の詳細を把握の上交渉したところ、
最終的に15%の過失相殺で和解が成立しました。
担当弁護士のまとめ
担当弁護士
:羽賀 倫樹
Tさんは交通事故で破裂骨折の怪我をされ、
最終的に脊柱変形障害が残ってしまいました。
このような場合、
保険会社からは労働能力喪失率が14%程度と主張されることがありますが、
本件では、Tさんの怪我の程度や治療経過等を主張立証することで、
20%の労働能力喪失率が認められました。
また、Tさんは破裂骨折の怪我をされましたが、
幸い脊髄の損傷には至りませんでした。
しかし、破裂骨折の怪我をされた場合、
足にしびれが出るなどしてより大きな障害が残ることがあり、
賠償額もより多額になることがあります。
このように、破裂骨折の怪我をされた場合、
脊柱の変形が残るのみならず、
より重篤な症状が残る可能性がありますので、
治療中から症状の経過について注意する必要があります。
また、脊髄損傷に至らない場合でも、
本件のように賠償金が1000万円を超えるほどの金額になることもありますので、
後遺障害の申請や示談交渉について弁護士に相談されることをお勧めします。
この記事を見た後にみている記事は?
高次脳機能障害1級、示談で1億8000万円で解決。詳しく見る
取得金額
1億8000万円
受傷部位
頭部(脳)
後遺障害等級
1級
担当弁護士 :羽賀 倫樹
硬膜下血腫・脳挫傷・頭蓋骨骨折等の重傷を負った方から、 治療終了後の後遺障害申請・賠償金手続について依頼いただきました。 2割の過失を取られましたが、1億8000万円と十分な賠償額で和解ができました。
詳しくはこちら >
更新日:2018年7月24日
頚椎捻挫の症状が2か月弱で落ち着き、その後の交渉で32万円で解決。詳しく見る
取得金額
32万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当
担当弁護士 :羽賀 倫樹
逆追突の事故でSさんは頚椎捻挫の怪我をしました。幸い怪我の程度は軽く、約2か月の治療で完治。示談交渉が必要になるということで相談に来られ、慰謝料等で32万円で示談解決しました。
詳しくはこちら >
更新日:2024年9月19日
高齢男性の死亡事故の示談交渉詳しく見る
取得金額
3000万円
受傷部位
頭部(脳)
後遺障害等級
死亡
担当弁護士 :羽賀 倫樹
80才目前であったKさんは、自転車搭乗中交通事故に遭い、亡くなられました。 ご遺族から示談交渉のご依頼をいただき、最終的に3000万円の支払いを受けることで解決ができました。
詳しくはこちら >
更新日:2019年7月5日
頚椎捻挫で後遺障害等級14級が認定された事案の示談交渉詳しく見る
取得金額
270万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
14級
担当弁護士 :羽賀 倫樹
頚椎捻挫で7か月通院、首の痛みや手のしびれが残り14級9号が認定されました。保険会社から150万円の示談提示があったところでご相談ご依頼いただき、弁護士による交渉で270万円に増額になりました。
詳しくはこちら >
更新日:2020年12月17日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (12)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (6)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (21)
- 11級 (44)
- 12級 (67)
- 13級 (3)
- 14級 (102)
- 非該当 (165)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (12)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (36)
- 関節可動域制限・機能障害 (95)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (74)
- むちうち (91)
- 完治 (118)
- その他 (11)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (107)
- 損害保険ジャパン (100)
- 三井住友海上 (58)
- あいおいニッセイ (54)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- 東京海上ダイレクト(イーデザイン損保) (2)
- SOMPOダイレクト(セゾン自動車火災) (4)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (18)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (6)
- JA共済 (16)
- トラック共済 (16)
- 自動車共済協同組合 (1)
- こくみん共済coop(全労済) (4)
- AIG損害保険 (25)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (7)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合











