更新日:2014年7月3日
労働能力喪失期間・喪失率を争点に、納得できる和解案で解決。

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Sさん(42歳 会社員)
労働能力喪失期間、労働能力喪失率が争点となりましたが、上肢と鎖骨の後遺障害によって業務に支障が出ていることを明らかにし、当方の主張が受け入れられ、納得できる形で解決に至りました。
事故はこうして起こった
平成23年の某月、Sさん(42歳・会社員)が運転する乗用車に、右折してきた相手方の自動車が衝突しました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故によってAさんは、右上肢の偽関節、鎖骨変形、左肘関節の疼痛という後遺障害を負いました。後遺障害等級の認定については、右上肢の偽関節につき8級8号、鎖骨変形につき12級5号、神経症状について12級13号の認定を受け、併合7級となりました。労働能力喪失期間、労働能力喪失率について相手方と争うことになりましたが、最終的に28,686,914円の損害賠償金を取得し、平成26年に解決に至りました。
当事務所が関わった結果
解決のポイント
聞き取りで得られた事実をもとに増額交渉を行う。

依頼者は、症状固定時58歳であったため、労働能力喪失期間が争点となりました。相手方からは一般的な定年である60歳までとの主張が予測されましたが、当方からは、それよりも期間が長くなる「平均余命の2分の1」として請求を行いました。
交渉の中で、相手方からは、通常は60歳が定年であるなどとして、60歳までを実収入額により、それ以降を年齢別平均収入により計算する提示がありましたが、依頼者から現在の勤務先が65歳定年であることを聞き取り確認した上で増額交渉を継続し、上記和解金額に増額して解決することができました。
周囲の協力を得た詳細な調査により、業務上の支障を明らかに。

後遺障害等級は併合7級でしたが、依頼者には実際の減収が生じてないため、労働能力喪失率が基準よりも低くなるおそれがありました。この点については、あらかじめ依頼者と打合せを行い、業務上の実際の支障を詳細に調査し、本人の特別な努力、同僚や職場など周囲の協力によって減収が生じていないことを確認した上で、相手方保険会社と交渉し、最終的には併合7級の基準である56パーセントから減額なしでの和解案の提示を受けることができました。依頼者が裁判を希望されなかったため、裁判外での和解に至りました。
担当弁護士のまとめ

手続きの流れは一般の方にとって縁遠いものですし、相手方の対応に疑問や不満があれば、なおさら不安は大きくなると思います。そのような場合、周囲の方々に相談なさったり、ご自身で情報収集をされる方が多くなります。交通事故問題の解決までの手続きは、非常に複雑で高度な知識を要求されますので、交通事故問題の経験が豊富な弁護士に相談されるのが解決への一番の近道になります。
「みお」には、被害者専門の立場で交通事故問題を多数解決してきた弁護士が複数在籍しており、医学的知識や解決ノウハウが豊富ですので、30分~1時間程度のご相談で解決までの道筋を提示させていただくことができます。また、ご自身やご家族が損害保険に「弁護士費用特約」を付帯されていた場合は、大きな負担の心配もなくご利用いただけます。少しでも不安や不満がある方は、どうぞお気軽に初回無料相談をご利用ください。
この記事を見た後にみている記事は?
足部骨折後の併合11級で示談交渉を行った事案。詳しく見る
取得金額
1702万円
受傷部位
下肢
後遺障害等級
11級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
中足骨3本・楔状骨2本・立方骨を骨折され、 足関節と足指に可動域制限が残った事案です。 症状を反映した後遺障害診断書を作成し、11級認定。 示談交渉では約1700万円で示談に至りました。
詳しくはこちら >
更新日:2018年11月13日
肘の可動域制限12級認定後、示談交渉により986万円で解決詳しく見る
取得金額
986万円
受傷部位
上肢
後遺障害等級
12級

担当弁護士 :羽賀 倫樹
後遺障害等級14級認定後、再度の申請で可動域制限12級が後遺障害として認定されました。その後の示談交渉では、休業損害・傷害慰謝料・後遺障害逸失利益・後遺障害慰謝料等を合計して、986万円で解決できました。
詳しくはこちら >
更新日:2021年10月22日
腰椎捻挫非該当の事案の示談交渉詳しく見る
取得金額
75万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
保険会社から示談提示を受けたものの、時間がなかったこと、 示談金額の妥当性が分からなかったことから事故から時間ばかりが経過していました。 いつまでも放っておけないと決意し相談に来られました。
詳しくはこちら >
更新日:2019年11月25日
むち打ちが完治した後の示談金を1.28倍に増額して解決詳しく見る
取得金額
71.4万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当

担当弁護士 :羽賀 倫樹
追突事故による頚椎捻挫が完治し、保険会社から示談金提示がありました。慰謝料・示談金診断から相談申込があり、増額見込みと判断。保険会社との交渉で55.9万円から71.4万円に増額し解決できました。
詳しくはこちら >
更新日:2025年2月7日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (11)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (6)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (21)
- 11級 (44)
- 12級 (65)
- 13級 (3)
- 14級 (97)
- 非該当 (150)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (11)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (36)
- 関節可動域制限・機能障害 (94)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (72)
- むちうち (87)
- 完治 (104)
- その他 (11)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (101)
- 損害保険ジャパン (92)
- 三井住友海上 (56)
- あいおいニッセイ (51)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (2)
- セゾン自動車火災 (4)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (18)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (16)
- トラック共済 (16)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (24)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合