更新日:2016年10月24日
深夜路上での死亡事故について,被害者相続人の代理人として示談交渉を行った事例
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Mさん/22歳 土木建築業
深夜路上での死亡事故について,被害者相続人の代理人として示談交渉を行った事例
事故はこうして起こった
被害者のMさんは,何らかの原因により,
深夜1時頃に八尾市の国道にて横になって倒れていました。
当時,Mさんはお酒に酔っていたようですが,
詳しい原因はわかりません。
加害車両は,事故現場を通過していたところ,
前方不注意によりMさんを発見することができず,
Mさんをそのまま轢いてしまいました。
Mさんは,病院に搬送されましたが,
残念ながら亡くなってしまったのです。
後遺障害と解決までの道のり
被害者の方には,相続人として
配偶者と小さなお子様がおられました。
親族の紹介により,当事務所に来所され,
弁護士が今後の示談交渉を受任しました。
当事務所は,自賠責への被害者請求の後,
刑事記録の取り寄せ・検討を行い,
その後の示談交渉を行いました。
そして,
事故から約1年2か月後に,示談が成立しました。
当事務所が関わった結果
早期の自賠責の手続きにより,
被害者の相続人(依頼者)の方の生活保障を行うとともに,
適切な損害賠償額を得るために,交渉を重ねました。
解決のポイント
「自賠責被害者請求を早期に行う」
本件は死亡事故であり,
被害者の相続人の方に,
いち早く葬儀費用の補てんや,
しばらくの生活保障のめどを用意する必要がありました。
そこで,
弁護士は,任意保険会社との交渉に先立ち,
相続人の方に必要な資料を取り寄せるようお願いしたうえで,
早期に自賠責に被害者請求を行いました。
これにより,
自賠責から早期に3000万円の賠償金を得ることができ,
相続人の方の生活を守ることができました。
「基礎収入及び過失割合について」
本件は,Mさんの事故前の収入と,過失割合が争点になりました。
Mさんは,まだ若年であり,
今後の収入が伸びる可能性があることから,
賃金センサスをもとに逸失利益を計算する方法で交渉しました。
他方,賃金センサスと言っても,
学歴や年代別,職業別など細かな分類があり,
保険会社とどのようなセンサス値を用いるのが正当か,
交渉を重ねました。
また,Mさんは,当時道路上で横臥していたとされており,
過失割合が大きな問題になりました。
そもそも判例タイムズ上用いられている基本過失割合が
かなりこちらに不利だったのですが,
さらに道路交通状況や視認状況を踏まえて,
大幅な修正が必要なのではないかが問題となり,
保険会社と互いに主張・反論を重ねました。
結果的に,
いずれも,当方が想定できる範囲内で交渉をまとめることができ,
正当な賠償金を得ることができました。
担当弁護士のまとめ
死亡事故は,遺されたご遺族の皆様に,
精神的にも経済的にも大きなダメージを与えます。
少なくとも,経済的な面で,
少しでも今後の生活の負担感を減らせるよう,
弁護士としてできる限りのサポートを行っています。
また,死亡事故については,
今回の自賠責の手続のように,
初動のスピードが大切になることもあります。
悲しみのなかで,話を進めることは容易ではありませんが,
万が一のときには,
弁護士に相談するという方法を覚えておいていただきたいと思います。
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