更新日:2016年1月26日
弁護士が代理人となることで保険会社の提示額から約2倍に。
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Mさん / 47歳 工事車両運転手
保険会社からの提示額が、弁護士が交渉時に基準とする金額よりも低い場合があります。本事例もこうしたケースに該当し、被害者不利の提案がなされていました。弁護士に交渉を依頼することでのメリットを感じていただける解決事例です。
事故はこうして起こった
Mさんは、原付自転車に乗車し、信号のない四差路交差点に進入したところ、
左方から加害者運転の普通乗用車が進入してきたため、
交差点内で衝突し事故が発生しました。
後遺障害と解決までの道のり
Mさんは事故によって、頸椎捻挫と左肩の腱板損傷と診断されました。
Mさんは、自ら相手方の保険会社と交渉・手続きをしたところ、
相手方保険会社から、頸椎捻挫について後遺障害等級14級の認定と、
示談案を提示されました。
Mさんは、示談案に記載されている金額が
果たして正当なのか疑問に思ったため、「みお綜合法律事務所(大阪事務所)」に来所されました。
当事務所が関わった結果
裁判基準に照らして低い金額で計算されている項目があり、
弁護士の交渉によって、一定の金額が上昇する可能性がありました。
また、「過失割合」についても、刑事記録を確認し、
相手方保険会社の言い分が正しいのか
確認する必要があると思われました。
Mさんは「弁護士費用特約」に加入されており、
弁護士費用を気にすることなく、交渉結果がMさんの利益に直結すると思われたため、
弁護士が受任して調査・交渉までまとめてサポートを依頼いただくことができ、
無事、示談金を増額することができました。
解決のポイント
「過失割合」の交渉について(被害者の有利に修正)
当事務所にご依頼いただいてから直ぐ、
刑事事件の実況見分記録を取り寄せ、その内容を検討しました。
すると、当方の有利・不利のいずれにも読むことのできる記載になっていたため、
検討・交渉は難航しました。
しかし、依頼者の認識や、現場の写真から、
相手方の右方確認不足は少なくとも認められることを指摘し、
当初20%の過失割合で提示されていたところ、15%に修正させることができました。
通常認め難い「休業損害」での譲歩を引き出す
実は、Mさんは、事故後から症状固定までの治療期間、
仕事を休むことなく続けていました。
仕事をクビになるかもしれず、
また、自分の替わりもいなかったために、
痛みのある中、かなり無理をして労働されていました。
仕事の能率も落ち、ミスをすることもあったそうです。
しかしながら、このような場合において、
就業実態があるため、基本的には「休業損害」が認められないのが通常です。
ただ、今回は弁護士の交渉の中で、
Mさんの上記のような就業に支障をきたしていることを伝え、
交渉することで、休業損害の名目で相手からの金額の補償を引き出すことができました。
結果、Mさんの心理的な納得や、
他の争点の見解の差をカバーすることにつながり、
相当な金額での示談に結びつくことになりました。
担当弁護士のまとめ
本件のように、当初相手方保険会社から提示される「示談案」が、
比較的、弁護士が交通事故で交渉する際の相場の賠償額よりも
低廉なものであることはよくあります。
相手方保険会社から提示された示談案が、
裁判基準や、過失割合の基準に照らして正当なものかどうかは、
ぜひ一度弁護士に相談されることをお勧めします。
当事務所の無料相談では、解決までの見立てに限らず、
場合によっては後遺障害の等級の見立て、賠償額の簡易算定も行っております。
お気軽にお問合せください。
この記事を見た後にみている記事は?
鎖骨骨折後の肩の可動域制限で1400万円を超える示談金を取得した事…詳しく見る
取得金額
1409万円
受傷部位
上肢
後遺障害等級
12級
担当弁護士:羽賀 倫樹
当初の後遺症害診断書では肩の可動域の記載が不十分だったため、14級の認定が見込まれました。しかし弁護士が介入したことで診断書の見直しができ、より重い12級に修正。さらに逸失利益等についても粘り強く交渉した結果、適正な示談金を取得しました。
詳しくはこちら >
更新日:2017年8月8日
頚椎捻挫で14級認定後、356万円で示談解決した事例。詳しく見る
取得金額
356万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
14級
担当弁護士:羽賀 倫樹
治療中にご依頼いただき、治療終了後に後遺障害を申請して14級が認定されました。その後の示談交渉では、休業損害・傷害慰謝料・後遺障害逸失利益・後遺障害慰謝料等合計356万円で解決しました。
詳しくはこちら >
更新日:2022年5月13日
脊柱変形11級7号、紛争処理センターの審査手続きで解決詳しく見る
取得金額
1457万円
受傷部位
背骨・体幹骨
後遺障害等級
11級
担当弁護士:羽賀 倫樹
交通事故で背骨の圧迫骨折の怪我をされました。治療中に保険会社との手続きを任せたいとして相談に来られました。後遺障害は11級7号認定、示談交渉では解決せず、紛争処理センターの審査手続きで解決しました。
詳しくはこちら >
更新日:2020年9月18日
鎖骨骨折後の肩関節可動域制限が残った事案の示談交渉詳しく見る
取得金額
800万円
受傷部位
背骨・体幹骨
後遺障害等級
12級
担当弁護士:羽賀 倫樹
鎖骨を骨折し、肩が動かしづらくなったため12級6号の後遺障害が認定されました。 保険会社から296万円で示談提案がありましたが、 交渉は弁護士に任せたいとしてご依頼、800万円で解決になりました。
詳しくはこちら >
更新日:2020年3月6日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (10)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (5)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (20)
- 11級 (43)
- 12級 (64)
- 13級 (3)
- 14級 (89)
- 非該当 (133)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (10)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (35)
- 関節可動域制限・機能障害 (92)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (70)
- むちうち (78)
- 完治 (90)
- その他 (10)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (94)
- 損害保険ジャパン (84)
- 三井住友海上 (52)
- あいおいニッセイ (49)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (1)
- セゾン自動車火災 (3)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (16)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (13)
- トラック共済 (14)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (23)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合