更新日:2014年12月5日
後遺障害を適正に認定。希望通り速やかに示談成立へ。
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:京都市北区在住/Aさん/59歳 警備員
慰謝料及び逸失利益にについて、保険会社提示の金額につき、弁護士が検証し、被害者の方に応じた内容で計算が行われていないことを主張し、当初提示額から2倍以上の賠償額を獲得した事例。
事故はこうして起こった
Aさんは,自転車に乗って青信号に従い交差点を横断中に,同じ方向から青信号に従って左折してきた相手方の自動車に衝突されました。
後遺障害と解決までの道のり
事故により,Aさんは,右下肢を骨折するなど大きなけがを負い,治療後も右足関節を動かせる範囲が狭くなる後遺障害が残り,自賠責より12級7号の後遺障害の認定を受けました。
その後,相手方の保険会社からAさんに対して示談案が届きましたが,保険会社提示の金額が妥当であるかどうか分からなかったため,「みお綜合法律事務所(京都駅前事務所)」に相談されました。
Aさんは,仕事が忙しく,早期解決を希望されていたため,裁判ではなく示談による解決を目指し,交渉の結果,当初の提示の約2倍の金額で和解することができました。
当事務所が関わった結果
他方で,相手方保険会社がその時点では行っていないものの,交渉途中で主張するであろう過失相殺について,刑事記録を取り寄せた上で,裁判の場合の見通しを立てました。
その結果,相手方保険会社の反論で減少する金額よりも,当方の主張で増額する金額の方が大きかったことから,入通院慰謝料,後遺障害慰謝料,逸失利益を中心に増額交渉を行い,最終的に,当初の提示金額の約2倍の金額により和解することができました。
解決のポイント
「当初は低い金額の提示だった慰謝料を正当な金額に増額」
保険会社からは,当初,過失相殺の主張を行わない代わりに裁判基準よりも低い金額の慰謝料(入通院慰謝料及び後遺障害慰謝料)の提示が行われていました。
しかし,当職が試算したところ,Aさんから聴取した事故態様から考えれば過失相殺の主張が行われたとしても,慰謝料について裁判基準通りの金額の支払いを求めた方が有利でした。
そこで,相手方保険会社に対して慰謝料を減額する余地がないことを示して交渉を行った結果,希望通りの慰謝料を獲得することができました。
「後遺障害の影響が出る期間が長いこと主張し逸失利益を増額」
保険会社からは,逸失利益に関して,特に理由を明示することなく金額の提示がおこなわれており,当職が計算を行ったところでは,5年後には退職する前提で計算が行われていたようでした。
しかし,Aさんの後遺障害は,骨折に伴う可動域制限ですから,今後,症状が消失する可能性がほとんどないこと,Aさんは当時59歳でしたが,職場には定年がないことから,今後も働くことが可能であるため,平均余命の半分である12年間について,後遺障害により労働能力が低下したと主張しました。
その結果,当方の主張通りの逸失利益を獲得することができました。
担当弁護士のまとめ
保険会社の提示金額は,きちんとした主張や立証を行った場合に裁判で認められる金額よりも小さいことがあります。
Aさんは,提示金額に疑問を感じられて相談に来られたために,相談の際の聴取結果から,主張や立証を行えば金額が増加する部分がまだ残っていることが判明し,最終的に適正な金額による解決を行うことができました。
金額について提示を受けられて,疑問がある場合には,是非ともご相談下さい。
この記事を見た後にみている記事は?
腰椎捻挫後の痛みが残るものの非該当になった事案の示談交渉詳しく見る
取得金額
103万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当
担当弁護士:羽賀 倫樹
腰椎捻挫後の痛みが残っていましたが、後遺障害等級は認定されませんでした。 示談交渉では、100万円を超える金額まで交渉ができ、解決ができました。
詳しくはこちら >
更新日:2019年7月17日
リスフラン関節脱臼骨折後、治療により完治した事案の示談交渉詳しく見る
取得金額
195万円
受傷部位
下肢
後遺障害等級
非該当
担当弁護士:羽賀 倫樹
リスフラン関節脱臼骨折後の痛みについて、治療によりほぼ完治した後、保険会社と示談交渉を行いました。 主婦としての休業損害、慰謝料が認められ、総額195万円で解決できました。
詳しくはこちら >
更新日:2019年7月12日
むち打ちで14級認定、335万円で解決した事案。詳しく見る
取得金額
335万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
14級
担当弁護士:羽賀 倫樹
トラック運転中に他の車両に衝突され、むち打ちになってしまった方の事例です。 治療途中で労災を使い、後遺障害は14級認定、最終的に335万円の補償を受けることができました。
詳しくはこちら >
更新日:2019年5月24日
腓骨に偽関節が残り12級8号の認定、示談金975万円で解決。詳しく見る
取得金額
975万円
受傷部位
下肢
後遺障害等級
12級
担当弁護士:羽賀 倫樹
交通事故で腓骨近位端骨折の怪我をして、治療したものの骨が完全にくっつかず、後遺障害申請が必要になったため、相談に来られました。後遺障害は12級8号認定、示談金は975万円となり解決しました。
詳しくはこちら >
更新日:2024年5月2日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (10)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (5)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (20)
- 11級 (43)
- 12級 (65)
- 13級 (3)
- 14級 (89)
- 非該当 (133)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (10)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (35)
- 関節可動域制限・機能障害 (92)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (71)
- むちうち (78)
- 完治 (90)
- その他 (10)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (94)
- 損害保険ジャパン (84)
- 三井住友海上 (52)
- あいおいニッセイ (50)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (1)
- セゾン自動車火災 (3)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (16)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (13)
- トラック共済 (14)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (23)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合