後遺障害等級に疑問を感じたときの対応と、弁護士のアドバイスの必要性。
監修者: 交通事故チーム主任弁護士
羽賀 倫樹 (はが ともき)
交通事故の問題は、当事務所のホームページをご覧になられた被害者の方が、無料相談にお越しになった後、そのままご依頼いただくというケースがよくあります。 記事をお読みになられて弁護士に相談をしたくなりましたら、お気軽にお問合せください。
- 相談者
- 後遺障害等級の認定を受けたのですが、これでいいのかよく分かりません。
このまま手続きを進めていいんでしょうか?
- 羽賀弁護士
- 認定結果が妥当であるかは交通事故の手続きを取り扱っている弁護士が確認するのが確実です。
問題がなければ示談交渉になりますが、結果が変わる可能性があれば異議申し立てを検討することになります。
- この記事でわかること
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- 後遺障害診断書の内容や後遺障害等級の妥当性について、弁護士に相談することの必要性
- 医師とのコミュニケーションに注意を払う必要性
- こんな方が対象の記事です
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- 後遺障害等級認定結果が妥当であるか知りたい方
- 後遺障害診断書の内容や後遺障害等級の妥当性について、弁護士に相談することのメリットを理解したい方
- 交通事故で怪我をし、適切な補償を受け取りたいと考えている方
- 適正な後遺障害等級の認定を受けるための具体的なアドバイスを求めている方
後遺障害診断書を作成し、自賠責保険へ被害者請求を行うと、後遺障害等級に応じた自賠責保険金が支払われます。このとき、等級が一つ違うだけで、取得できる自賠責保険金に数百万円もの違いが生じることも珍しくありません。したがって、後遺障害等級に少しでも疑問や不服がある場合には、必ず交通事故問題を得意とする弁護士にご相談ください。弁護士にご相談いただければ、場合によっては、後遺障害等級認定のやり直しを求める異議申立ても可能になります。疑問や不服がない方も、念のため、弁護士のチェックを受けておくほうが安心です。
後遺障害等級の認定は多くの場合、後遺障害診断書の内容にもとづいた書類審査のみとなります。ですから、後遺障害診断書には後遺障害の症状について、可能な限り具体的に記載してもらうことが必要です。しかしながら、症状についての被害者本人の認識と医師との認識の間にギャップが生じている場合がありますので、医師とのコミュニケーションには注意を払いましょう。
また、自覚症状等の記載内容によって後遺障害等級が認定されにくくなることもありますので、この点も注意が必要です。
交通事故問題を得意とする弁護士にご相談いただければ、医師に対して後遺障害診断書の記載内容や検査方法等の問題点を指摘し、適正な等級認定を得るための診断書の作成を依頼することができます。ご自身やご家族だけで、後遺障害等級が適正かどうかの判断を下すことは、将来に大きな影響を与えることにもなりかねません。後遺障害診断書の内容や後遺障害等級の妥当性については、弁護士と一緒に入念に確認されることをお勧めします。
次のページでは、後遺障害等級が低いかもしれないと感じた時の対処法について解説しています。
更新日:2016年11月29日
交通事故チームの主任として、事務所内で定期的に研究会を開いて、最新の判例研究や医学情報の収集に努めている。研究会で得た情報や知識が、交渉などの交通事故の手続きで役立つことが多く、交通事故チームで依頼者にとっての最高の利益を実現している。
また羽賀弁護士が解決した複数の事例が、画期的な裁判例を獲得したとして法律専門誌に掲載されている。
示談金増額を目指します
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