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交通事故で請求が考えられる保険の種類
■自賠責保険
自賠責保険は、いってみれば被害者に最低限の賠償を確保しようということでできた保険で、国が最終的な責任を負います(運営は各保険会社に委ねられています)。自動車を新車購入するときに加入が義務付けられており、未契約で走行すると犯罪となる点で、強制保険といわれます。この点をしっかり肝に銘じてください。

■任意保険
任意保険は、自賠責ではまかないきれない賠償部分を確保するためのものです。自賠責保険だけで損害がまかなえる事例は、後遺障害が残らなかった、被害者の落ち度が大きいなど極めて例外的です。任意保険には絶対入りましょう。

自賠責保険と任意保険の関係は、国民年金と厚生年金・国民年金
 基金のように1階(自賠責や国民年金)と2階(任意保険や厚生年
 金・国民年金基金)となっています。
■自損事故保険
自損事故保険は、電柱にぶつかったりした自損事故の際に使用する保険です。

■搭乗者傷害保険
搭乗者傷害保険は、後遺障害が残った場合や治療費などを約款所定の金額を支払ってくれる保険で、損害の填補を目的とした損害保険というより傷害保険(保険事故の発生により損害額にかかわらず支払われる保険)と考えたほうが良いでしょう(損益相殺とならない点が重要)。

■人身傷害保険
人身傷害保険は、事故の発生に自分の落ち度もある場合、自分の落ち度分の損害を担保してくれる保険です。ただ、注意しないといけないのは、担保されるのが契約した保険契約(約款)で定めた金額分のみで、その水準は裁判基準に遠く及びません。

■無保険者傷害保険
無保険者傷害保険は、加害車両が任意保険と契約していない、免責条項で任意保険が使えない(例:21歳未満不担保特約をつけていたところ、保険契約者の18歳の子供が運転して事故を起こした)場合に、損害の填補を求めることができます。

■各種特約
他車運転危険担保など

上記の各保険は、通常の対人・対物に関する自動車保険ならセット
 になっています。ただ、保険の自由化で内容も会社によって様々
 ですので一度保険証書をじっくり眺めてみると良いでしょう。
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