更新日:2014年10月31日
労働能力喪失期間を10年から15年に。賠償金が1,000万円に。
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Aさん/58歳 会社員・主婦
膝の痛みによる後遺障害等級12級の場合、労働能力喪失期間が10年程度になることも多いですが、実際に被害者が負った怪我の程度、治療の状況などをもとに交渉を行い、15年で交渉がまとまりました。
事故はこうして起こった
自転車で、大阪市淀川区の歩道を走行していたAさんは、路外から道路に進入しようとした自動車に衝突されました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故によってAさんは、頸骨高原骨折という重い怪我を負いました。
淀川区の病院で、Aさんの治療は膝の手術も含め約5年にもわたり、最終的に膝の関節面に不整が残り、痛みも残ってしまいました。
Aさんはこの怪我について後遺障害が認定されたことを受け、当事務所に損害賠償金の示談交渉を依頼されました。
弁護士が保険会社との示談交渉を行った結果、無事に適正な損害賠償金を取得して解決に至りました。
当事務所が関わった結果
労働能力喪失期間、過失割合等が争点となりましたが、最終的には1,000万円を超える損害賠償金で示談が成立しました。
解決のポイント
被害者の状況を踏まえた交渉により、判例を超える労働能力喪失期間が認められる。
Aさんの後遺障害内容は、膝の痛みについての12級でした。
このような場合、裁判例でも労働能力喪失期間が10年までに制限されることがよくあり、この事案でも保険会社は当初、労働能力喪失期間は10年に制限されると主張してきました。
しかし、Aさんの怪我や治療の状況等を踏まえて交渉したところ、平均余命の半分の15年で交渉がまとまりました。
もう一つの争点となった過失割合においても、弁護士の主張が認められる。
労働能力喪失期間だけでなく、過失割合についても問題となりました。
この事案の事故状況では一般的に10%程度の過失割合となるところですが、最終的には7.5%で交渉がまとまりました。
担当弁護士のまとめ
骨折後の痛みについて12級が認定された場合、収入や事故状況等にもよりますが、弁護士に依頼した場合、賠償額が数百万円~1,000万円程度になることがあり、弁護士に依頼するメリットが大きいと言えます。
この事案では、最終的に1,000万円を超えるところで示談となりました。
以上のように、骨折後の痛みで12級の後遺障害が残った方については、弁護士に依頼するメリットが大きい場合が多くなりますので、一度弁護士にご相談いただければと思います。
この記事を見た後にみている記事は?
追突、頚椎捻挫、14級認定、主婦の方の示談解決事例。詳しく見る
取得金額
415万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
14級
担当弁護士:羽賀 倫樹
夫の運転する車の助手席に同乗し、追突事故に遭遇しました。 当初は軽い怪我と思っていましたが、思いのほか首の痛みなどが取れなかったため、 後遺障害申請や慰謝料の交渉を依頼しようと相談に来られました。
詳しくはこちら >
更新日:2019年11月15日
四輪車運転中の追突事故でむち打ちになり、示談で83万円で解決。詳しく見る
取得金額
83万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当
担当弁護士:羽賀 倫樹
Aさんは、運転中に追突事故に遭い、頚椎捻挫の怪我をしてしまいました。半年強の治療で完治し、慰謝料と通院の際の交通費を合計して83万円で示談が成立しました。
詳しくはこちら >
更新日:2022年4月1日
日常生活上の事故で火傷跡が残った事案の示談交渉詳しく見る
取得金額
550万円
受傷部位
下肢
後遺障害等級
12級
担当弁護士:羽賀 倫樹
知人宅で誤って熱湯をこぼされて足を大火傷したという事案です。症状固定頃にご依頼、後遺障害申請、示談交渉と手続きを進め、550万円で示談が成立しました。
詳しくはこちら >
更新日:2022年10月12日
4か月弱の治療で完治した後の示談交渉で、示談金が3倍超に増額詳しく見る
取得金額
53.2万円
受傷部位
下肢
後遺障害等級
非該当
担当弁護士:羽賀 倫樹
Kさんは、交通事故で左股関節捻挫の怪我をしてしまいました。4か月弱の治療で完治した後、保険会社から提示された金額が妥当か知りたいとしてご来所。弁護士が交渉して示談金は3倍超に増額して解決しました。
詳しくはこちら >
更新日:2024年4月2日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (10)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (5)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (20)
- 11級 (43)
- 12級 (64)
- 13級 (3)
- 14級 (89)
- 非該当 (133)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (10)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (35)
- 関節可動域制限・機能障害 (92)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (70)
- むちうち (78)
- 完治 (90)
- その他 (10)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (94)
- 損害保険ジャパン (84)
- 三井住友海上 (52)
- あいおいニッセイ (49)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (1)
- セゾン自動車火災 (3)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (16)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (13)
- トラック共済 (14)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (23)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合