更新日:2022年9月22日
距骨・踵骨骨折後の症状が完治した事例について、265万円で示談。
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Oさん/20代/会社員/大阪府寝屋川市在住
距骨・踵骨骨折後の症状が完治し、示談交渉が必要になるということでご依頼いただきました。入通院慰謝料(傷害慰謝料)と未請求の休業損害で、合計265万円で示談により解決しました。
事故はこうして起こった
本件事故は、大阪府寝屋川市で発生しました。Oさんがバイクを運転して、交差点で右折矢印にしたがって右折したところ、対向方向から赤信号無視の四輪車が交差点に進入し、衝突してしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
Oさんは距骨開放骨折と踵骨骨折等の大きな怪我をしてしまいました。骨折部分をボルトで固定し、入院は2か月以上、退院後の通院は1年以上に及びました。当初の怪我の大きさから後遺症が残ることもやむを得ないと考えていたOさんですが、長期の治療とOさんが若かったためか、思った以上に順調に回復。日常的な痛みはほぼなく、完治と言える状態になりました。
治療終了後は、保険会社との示談金の交渉に入ります。治療中は主治医の先生の指示通り治療をすれば問題ありませんが、示談金交渉は自分でやるか弁護士に依頼する必要があります。Oさんは、インターネットを調べて弁護士に依頼した方がいいと考え、当事務所に来所されました。
完治したとは言っても大きな骨折をしており、十分な示談金を受ける必要があること、弁護士費用特約があって費用倒れのおそれはないとおもわれたことから、Oさんから示談交渉をお受けしました。
示談交渉では、入通院慰謝料と未請求の休業損害を請求し、最終的に265万円で示談が成立しました。
当事務所が関わった結果
解決のポイント
入通院慰謝料(傷害慰謝料)
交通事故で怪我をした場合、入通院慰謝料が認められますが、その金額は、怪我の程度、入院日数、通院期間、通院日数等により算出されます。本件は、これらの考慮要素について、以下のような方向で交渉を行いました。
・怪我の程度は、骨折箇所が複数あり、距骨の開放骨折もあって軽いものでないこと
・入院日数は、2か月を超えており、長期に及んでいること
・通院期間は、1年を超えており、こちらも長期に及んでいること
・通院日数は、経過観察が多くなるため40日程度であるものの、大きな骨折をして手術もしていることから、通院していない日であっても痛み等の不都合があることが明らかであること
以上の方向で交渉を進めた結果、入通院慰謝料は235万円が認められました。怪我の状況・入通院状況から見て妥当な金額になったものと言えます。
担当弁護士のまとめ
怪我が完治した後の保険会社との示談交渉をお受けした事案です。保険会社と示談交渉が必要と言われても、どのように交渉したらいいか分からないという方が多いと思います。また、一般的に、被害者の方が直接保険会社と交渉しても、十分な示談金が得られないことがほとんどです。このようなときに、示談交渉を弁護士に依頼すると、示談交渉の負担から解放されるとともに、妥当な慰謝料等を得ることが可能になります。
ただ、弁護士に依頼するとなると弁護士費用が気になると思います。この点ですが、後遺障害が残っていると、ほとんどの場合、弁護士による交渉で増額する分で弁護士費用を十分に賄うことができます。また、弁護士費用特約があれば、多くの場合自己負担なく示談交渉を依頼できます。怪我が比較的軽く、弁護士費用特約がない場合は見極めが必要ですが、みおの弁護士に相談すれば、その見極めも可能です。
みお綜合法律事務所では、交通事故で怪我をされた方から、保険会社との示談交渉のご依頼を数多くお受けしています。保険会社との交渉に不安がある方は、一度お問い合わせください。
この記事を見た後にみている記事は?
足関節可動域制限10級、主婦の方の示談解決事例。詳しく見る
取得金額
1310万円
受傷部位
下肢
後遺障害等級
10級
担当弁護士:羽賀 倫樹
Nさんは、足関節可動域制限10級が認定され、示談案が提示された段階でご家族と共に相談に来られました。 保険会社からの示談提示から増額の可能性が高いと判断して受任。 約1310万円で解決できました。
詳しくはこちら >
更新日:2018年4月3日
脊髄損傷12級の示談交渉事例詳しく見る
取得金額
1144万円
受傷部位
背骨・体幹骨
後遺障害等級
12級
担当弁護士:羽賀 倫樹
事故直後にご依頼いただき、被害者請求・異議申立・示談交渉を行いました。当初後遺障害14級認定が12級となり、示談交渉では1144万円で解決ができました。
詳しくはこちら >
更新日:2021年1月29日
弁護士による交渉で、むち打ち非該当の賠償金が3倍以上に増額。詳しく見る
取得金額
56万7000円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当
担当弁護士:羽賀 倫樹
Sさんは、5カ月間の腰椎捻挫の治療の後、 保険会社から168,000円の示談提示を受けました。 弁護士に依頼いただき、交渉した結果、567,000円と大幅に増額し、示談解決ができました。
詳しくはこちら >
更新日:2018年6月15日
むち打ち非該当で、69万円の事前提示を85万円に増額。詳しく見る
取得金額
85万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当
担当弁護士:羽賀 倫樹
交通事故でむち打ちの怪我をして、治療終了後、慰謝料は69万円と保険会社から連絡がありました。そのタイミングで、金額の妥当性判断と示談交渉を任せたいとして相談に来られ、85万円で解決に至りました。
詳しくはこちら >
更新日:2023年12月8日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (10)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (5)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (20)
- 11級 (43)
- 12級 (64)
- 13級 (3)
- 14級 (89)
- 非該当 (133)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (10)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (35)
- 関節可動域制限・機能障害 (92)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (70)
- むちうち (78)
- 完治 (90)
- その他 (10)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (94)
- 損害保険ジャパン (84)
- 三井住友海上 (52)
- あいおいニッセイ (49)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (1)
- セゾン自動車火災 (3)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (16)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (13)
- トラック共済 (14)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (23)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合